原田マハ『暗幕のゲルニカ』ゲルニカに込められたメッセージとは
ピカソの「ゲルニカ」って知っていますか?
私はアート好きですが、知識・教養があるというわけではありません。そのため、「ゲルニカ」については、モノクロームのなんだかよく分からない絵という認識でした。
原田マハさんのゲルニカをテーマにした小説『暗幕のゲルニカ』を読むまでは、作品「ゲルニカ」がどこに保管されているかも考えもしませんでしたし、ゲルニカのレプリカが国連にあるということも知りませんでした。
しかし、そういった知識がまったく無くても小説として楽しめる作品でした。
▼細かい感想はブログの方で書いています。
『暗幕のゲルニカ』は、パブロ・ピカソやピカソの愛人ドラ・マールなど、実在の人物も登場し、史実をもとにしたフィクション作品になっています。
小説家でありながら学芸員の資格を持つ原田さんの小説は、アートに詳しくない人でも惹きつける力があると思っています。
私は原田さんの『モダン』を読んで、その魅力に惹き込まれました。
やっぱりアートっていいものですね。
原田さんはほかにも『翼をください』という史実をもとにしたフィクション小説を書かれていて、そちらもすごく面白かったです。
気になる方はご一読ください。
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