お子様♻神様

【現役の里親】という目線で思う事と想う事を書き綴ります。 賛否ある事も多々あると思いま…

お子様♻神様

【現役の里親】という目線で思う事と想う事を書き綴ります。 賛否ある事も多々あると思います、どうぞ温かく読み支え頂きたく思います。

マガジン

  • 里父観察日記・ゆづ と みかん

    里親家庭ってこんな感じ!? 娘二人の観察日記です。 私のイラストの成長も合わせて応援して頂ければ幸いです!

  • ~選ばれなかった私たち~

    40代夫婦が里親として子どもを迎え、日々奮闘 不妊に悩む夫婦の方、里親制度に興味のある方に、知るきっかけになれば嬉しいです!

最近の記事

  • 固定された記事

30代で里親(男親)になってみて

父親ってなんだろう? 血の繋がっていない奥さん、娘、私。 家族ってなんだろうね? 幸せって何だろう? 人生のゴールってあるのかな? そんな疑問符に囲まれた時間が流れています。 子どもの成長、将来を描くと自然に自分の時間も動くわけで この子が18歳だと、自分は60歳の手前か、、、と。 同じ時間を過ごす中で父親の役割を全うし、 子どもからは「父親」として愛着を感じる。 手探りの育児、怒って叱って、褒めて甘やかして・・・ 夫婦の価値観に染まる子ども、はたから見れば 何処

    • 過去に虐待されていた、家庭をもったら、虐待をした【里親日記】

      「やい息子、里親は何をもって成功となるのかい?」 急にそんな問いかけを母親からされた。 私は現在、里親家庭として小さい女の子を2人を育てている。 養子とは違い、成人すると離れてしまう里子に対し、どのように接し、どう導くかというのは、各家庭ごとに悩むところだと思う。 「負の連鎖を断ち切る事が出来れば、成功だと思う。」 母に返した返答である。 事実、児童虐待は連鎖する事が問題視されている、虐待をする親自身が、過去に虐待を受けているケースは多いそうだ。 養育する子どもた

      • 「バカ」って言った【里父日記】

        言葉は怖い、不意に口から出た「もうバカ!」というフレーズが、いつの間にか歯止めが利かなくなる事もある。 大型連休に実家へ帰省した。田舎には母と祖母、正に老々介護問題の真っただ中。祖母の痴呆が進み、介護疲れが溜まっている母。 母から「ちょっといろいろ有ってね」と、帰る3日前にメールが入った。 児童養育と老人介護、似ているようで対極的だ。 「これから」と「おわり」の違い。 よく痴呆が進むと子どもの様になる、と聞く。 子どもと奥さんが寝た後に、リビングで母と話していた。

        • 里親のため息(※注意!暗い気持ちになります)

          家庭に迎えた里子、預かった母子手帳から読み取れる情報と情緒。 保護時に得られる情報は少なく、かつ、実母から出た情報しか無いので真実の全てを知る術は無い。 児相から預かった書類に目を通していると、母子手帳で手が止まった。 生後からしっかりと残っている予防接種の記録。 2歳半で記載は無くなり白紙となっていた。 その空白の期間に「なにか」が訪れ、3歳になる前に育児困難による緊急入院となり、そのまま児童相談所に保護され、実母は姿を消してしまった。 つい、考えてしまった。

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        30代で里親(男親)になってみて

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        • 里父観察日記・ゆづ と みかん
          2本
        • ~選ばれなかった私たち~
          4本

        記事

          時代を変える力【里親日記】

          この私が時代を変えましょう。 無理、出来っこ無いって思いました? 児童福祉、里親家庭をしながら思う事、 『救い』って何だろう?と切に感じます。 私が残りの人生どんなに頑張っても、里子を数人育てる事しかできない。 そして、巣立った子どもたちが生きる世の中は、、、、 時代を変える必要が有る事は、きっとみんな何となく感じてると思う。 でも、『どんな世の中』にすべきか、それがイメージ出来ていない。 「魔法はイメージだからね」と、とある1000歳生きたエルフが言っているように

          時代を変える力【里親日記】

          何も出来ない人間【里親日記】

          私です。 自活した生活をする自信がありません。 「めんどうくさい」に勝てません。 子どもを育てる自信がありません。 「泣く子」を黙らせる事が出来ません。 仕事を続ける自信がありません。 「理不尽」を受け入れる事が苦手です。 私にいったい何が出来るのか、、 ひとりでは何も成し得れない事を、人よりも認識しているつもりです。 結婚して夫婦となり、全部ひとりでやらなくて良い事を知り、 出来る事が沢山増えました。 子どもを迎えて家族になって、しなければならない事が増えました

          何も出来ない人間【里親日記】

          3%の確率、障がいを身近に考える【児童養護】

          近年の統計で、先天性の障がいをもって生まれる確率は約3%だそうです。どこか他人事に感じていた数字でした。 友人から相談が有った。 「子どもに発達障害の可能性があり、奥さんと関係がギクシャクして、、、」と。 寝耳に水、里親の研修で障害児の養育について考察していた矢先だった。 「二人でケンカばっかりで、、、」と言うので「次の休みの日に一緒に公園いかないか?」と声をかけた。 当日、良く晴れた公園で合流、まだ小さい男の子は元気いっぱいな様子。確かに事前に聞いていた発達障害の特有

          3%の確率、障がいを身近に考える【児童養護】

          世の中知らない事だらけ、子どもに育ててもらう【里子・養子】

          きっかけは何だったのか?多分何気ないテレビか、新聞か。 「里子という選択もあるよ。」 何事も”知る事”から始まる、きっとそんな夫婦も多いのでは? 不妊治療、晩婚化、この先もっと”知るきっかけ”は増える事でしょう。 安直に「里子を迎えようか?」なんて言ってたことをぼんやり覚えている。 軽い気持ちと言うか、あまり深く考えていなかったのは確か。 そもそも「里子と養子」の違いを知り、制度と意義の違いを知る。 申請に向けて動きだした後も、人権や法的な問題を知る。 委託待機中

          世の中知らない事だらけ、子どもに育ててもらう【里子・養子】

          子どもと「約束」する事【子育て日記】

          4歳になった娘、遊びの幅も広がり、少し複雑なゲームも出来るようになって来た。トランプや言葉遊び、テレビゲームにも興味がある様子。 「ババ抜きしよう」と誘われ、家族みんなでワイワイ。 ゲームも中盤になったころ急に 「や~めた、テレビ見よう?」 単純に飽きたのだろう、子どもの集中力は5分と持たない、けれど 「みんな一緒に楽しんでるのに、それってワガママだよね?」 と、投げかけて見た。 「だってつまらないんだもん、やだ」と娘。 「じゃぁもう一緒にトランプしてあげないよ?い

          子どもと「約束」する事【子育て日記】

          「母親が逮捕されました」え?

          里親のモノです、里子を迎えて6カ月が過ぎた頃、児童相談所の職員さんからお聞きしました。 生まれつき体の弱い子でしたが、緊急入院の際に児相が介入し一時保護となりました。「家にお着換え取りに行ってくるね」とお別れし、それが最後になりました。「良くある事」なのだと、だいぶ無理をしていたシングルマザーの家庭、緊張の糸が切れてしまうのでしょうね。 実母と連絡が取れなくなり、里親家庭に移り今に至る。 そんな中、不意に「○○市で実母さん逮捕されたそうです」と情報を頂いた。自分の子ども

          「母親が逮捕されました」え?

          【社会福祉】里親を里親に学ぶ

          保護児童を家庭で養育する、養育里親の交流会に参加してきた時の話。 20名くらいが集まり、様々な情報を交換する会、委託児童の問題点などを共有し、専門家、ベテラン里親の見解を交えたディスカッション。 そのなかの印象に残った話を少し (秘匿情報の為、改変等有り) 5歳の女の子のケース  3歳から家庭養育に移った子、奇声、他動、癇癪(かんしゃく)、、、 とても集団行動が難しい状態。他児童への暴力で保育園から早退の連絡が来るそうです。  典型的な「愛着障害」の症状がみられる、日

          【社会福祉】里親を里親に学ぶ

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          里親日記イラスト置き場

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          【里子と暮らす】幸せの見つけ方

          里子を迎えて、早いもので6カ月が過ぎた。 体感としては2年くらい一緒にいるくらい家庭に馴染み、今ではワガママもだいぶ言うようになって来た。 保護された当時、ドクターに診断された発育の遅れは、保育園に通う中で他の園児と遜色の無いほどになり、ホッと安心する。 バタバタと過ぎる毎日の中で、小さな変化や小さな疑問を拾い上げ、 夜なべしながら夫婦で話しながら対処を探す。 なかなか楽しい里親生活、元気に過ごす子どもを見るのが楽しみになり、 それを支えている自分たちはやりがいと、自信

          【里子と暮らす】幸せの見つけ方

          里父日記・ゆづとみかん【里親・養子縁組】

          里父日記・ゆづとみかん【里親・養子縁組】

          親になりたい【里父日記】

          親になって子どもを育てたい。 産まれつき子どもが出来ない身体の場合、それは夢なのかな? 養育里親として2児を育てている私。 今なお「親ってなんだろう」と悩み続けている。 愛情についてや子供たちの未来、そんな無形の事を考える日々 いくら考えても思い通りに進まない育児、 悩んで、落ち込んで、奥さんに励まされて、、、 思い出す自分の子どもの頃の記憶、親はいつも頼りになり、いつも側にいたような気がする。 親って実は、子どもから見たモノなのかな? 頼ってくる小さな手、この子

          親になりたい【里父日記】

          子どもに教える難しさデス【里親・里父】

          死ぬこと。それは怖い事なのだろうか? 子どもが拾ってくる生命体、ダンゴムシさん。 当然、一週間もしないうちに死ぬ。 都度、「ちゃんとお世話しないからだよ」と諭し、 しゅーんとする。 動かなくなった=死 この方程式では悲しみは繋がらない。 6歳のある日、ペットのハムスターが死んだ。 毎日ご飯をあげて、名前を呼んでは嚙まれそうになったり 家の中で常にいる存在であったハム。 「死んじゃった?」明らかに子どもの反応が今までと違いがある。 死=動かない+もう会えない+な

          子どもに教える難しさデス【里親・里父】