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【Album】砂丘 -丘-

【Album】砂丘 -丘-
Location:鳥取砂丘(Tottori Sand Dunes, Tottori Prefecture)

こんにちは。
久しぶりのnote投稿です。
今回は、砂丘の風景の写真を紹介したいと思います。
鳥取砂丘、とても広大で雄大な場所で、感動!…というより、驚嘆してしまいました。起伏に富み、長く続く砂の土地に立つと、どう歩こうか、どこまで歩こうか、登ろうか、どう撮ろうか、最初は当惑してしまいました。
砂丘の外界 ー海、遠くの山、鳥取市街地ー は容易に見えるので、あたり一面砂しか見えないわけではないですが、砂丘の広さは自らの脚で気軽に行ける範囲は超えています。2時間少々、写真を撮りつつ、ひたすら砂の上を歩き続ける、時に登ったり、下ったり。「プチ・自然の中の探検」と言うような感じでした。

砂丘は「丘」に着目しても「砂」に着目してもおもしろい。
今回の「丘」篇とともに「砂」篇も作りたいと思うのですが、「砂」篇は遠い未来になりそうな予感がします…
とにかく、今回は砂丘の「丘」の部分に着目した写真をアップします!
ご覧ください。


オアシス

鳥取砂丘にも、時に「オアシス」ができるそうだ。
私が行ったときにも、「オアシス」ができていた。
もちろん、世界の広大な砂漠のそれのように、オアシスの周りに町ができている、なんてことはない。
少なくとも、私が鳥取砂丘に行ったときのオアシスは、大きな水たまりのようなスケールのものであった。

この水たまりは、砂丘の「馬の背」と呼ばれる丘の直下にあるため、晴天のときには、水面に砂の丘のリフレクションが起きる。
私が晴天の下でその「オアシス」の周りを歩いていたとき、ほんの数分だけ、風が止まった。風が止まると、水面は波が止まり、静止する。すると、水面に砂丘がくっきりとリフレクションしていた。砂の色の濃淡や、砂の細かい模様までもがくっきりと映っていて、まるで鏡に映っているようであった。
数分経つと、また風が吹き始め、水面に波ができたため、リフレクションはぼんやりとしたものになってしまった。リフレクションがまるで鏡のようにくっきり映っていたのは風が止んでいた数分だけであった。
この風景にめぐりあえただけで、鳥取砂丘に来てよかったと思った。
私にとってこれは、一瞬の光景、「ザ・モーメント」である。







砂の旅

鳥取砂丘の観光エリアの中で、多くの人が歩くエリアはほんの一部分だけであった。周りには、きれいな砂地が広がっているが、足を踏み入れる人がまれなエリアもある。私は、そのようなエリアにも足を踏み入れ、写真を撮りつつ砂の中で歩みを進めた。歩いて行く人が少ないということは、少々歩きにくいということでもあり、特に斜面を登るのは大変であったが、足を踏み入れる人が少ない分、風雨によってつくられた「砂の形」をそのままの形で見ることができた。前日に雨が降っていたので、ところどころ砂が湿ったまま独特の形で固まっていた。






パラグライダー?する人もちらほら


砂の形が、まるで海に向かって駆けていく生命のようなもの。このような「砂の形」が砂丘あちらこちらに見られた。「鳥取・駆ける・生命」というと、因幡の白兎が思い浮かぶ。「いなばの白うさぎ」ならぬ、「いなばの砂うさぎ」か。


以上、ご覧いただきありがとうございました!

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