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組織に所属するなんて、ゾッとする

入社式の映像なんか見ると、もうなんか生贄のような、この身を捧げますみたいに思えるのは私だけだろうか?
私は、そういう経験がないから、生贄にされたとは思ったことはないけど、しかし、会社員になるみたいな、そういった組織に所属して、そこの一つの歯車になるってのは、仮にできたとしても、やっぱり自分には合わなくて、そんなこと続けていたらいつかは壊れちゃうなって、壊れかかったことは何度かあったから、そう思うんだよね。

マンションに住んで暮らしていても、それはそのマンションという組織に所属してるというふうには思わなくて、単にお金を払って間借りしているだけと思えるんだけど、会社みたいな組織に所属しているのは、お金をもらってそこに身を置くわけだから、全く意味合いが違うよね。

だから、お金を払ってまでも身を置くくらいでないと、やっぱり自分は組織に所属するのは困難なのかもね。

何度も言うけど、一時的に誰かになって、そういう人を演じて所属するっていうのなら納得できて、することはできるかもしれない。一応そうやってこれまでの人生を送ってきた。しかし、いつまで続くか分からない、終わりが見えてない環境では、そこに飛び込んじゃうなんて、自分にとっては死を選ぶようなもので、このまま死んじゃうかもしれないって、もう戻れないかもしれないって思うわけさ。自分じゃなくなっちゃうっていうか。どんな状況にもブレないでいるって思っていても、人間は環境に左右されやすいし、精神はブレなくても、肉体は正直だから、蝕まれてしまうことはあるよね。

それだけアンタを信用していないってことなんだろうけど、そんな簡単に信用なんかできないってものよ。人間個人ならまだしも、会社とか組織なんて、人が作ったものだけれども人そのものではない。得体の知れない化け物に他ならない。そんなもの、信用できるわけがない。とりあえず信用してやってはみますけど・・・、という注釈付きにすぎないよ。

今、ちょっと考えている。
お金を払っても身を置きたいかな?と思える魅力的な環境はあるけど、所属はしたくない。マンションみたいに間借りをするだけならいい。そこの看板を借りて仕事をしたいみたいな・・・。自分というお店がそこで通用するのか試してみたいって感じなのかな。

この感覚、分かりますか?