自力で復活した人

4月のブログで、ワクチンを順調に打ち続けている人が突然体調不良をきたしたケースを紹介しました。

追加接種後の奇妙な病態

上記ブログには2名の方を紹介していますが、1例目の60代男性のその後です。

脳出血の既往がありますが、7年間内科的には問題なく元気に過ごされていた方です。
2023年4月に外来に来られたとき突然痩せてしまっていており、活気もなく、採血の結果にびっくりしてすぐに総合病院へ紹介状を書きました。
しかしなぜか本人はそんなたいしたことないと思っていたのか、受診したのは1ヶ月後。

そのときの総合病院での採血の結果にびっくりしてしまいました。
下記の表の一番右側のデータです。

なんとなんと、あれだけ低かった白血球が増えてきているし、アルブミンも従来の数値くらいまで一気に回復している。
そしてなんと2種類の消化器系腫瘍マーカー(CEA、CA19-9)が1ヶ月で基準値内に改善してしまっていたのです。

このデータを持って元気に5月に当クリニックの外来にやってきたのです。
痩せていた顔も戻ってきている。
血色や活気も以前のよう。

紹介した病院から返書も来ましたが、胃の内視鏡もやったけどなにもなし。
大腸カメラは本人が拒否。
あとは血液内科でもう少しフォローするということでした。
そして診断名は空欄…。
そりゃそうですね。

このたった1ヶ月でのデータのあまりにもの違いに、「検査センターが血液検体を他人と取り違えたのか?」とも思いましたが、でも4月に来たときの様子は明らかにおかしかったし、間違いはないと思います。

この方はワクチンを信じている人なので、グルタチオンとかまったく興味のない人ですからやっていません。
ただ普段の内服薬にビタミン剤とか亜鉛とか補給して、保険診療でできる栄養療法はおこなってきていました。

つまり自力で回復してしまった人です。

本人談によると、2~3月頃が一番つらかった、体調が悪かったと言っていましたから、そのときのデータはもっとひどかったのかもしれません。

4月のデータではどこかに悪性腫瘍があるんじゃないかと強く疑ってしまうデータでした。
またワクチン接種後の急激な癌か…と正直思っていました。
それがたった1ヶ月できれいになっている。

ひょっとしたら癌が一時的にできていたけどそれが自然に消えてしまった、という可能性もなくはありません。
体調が一番つらかった時の内視鏡や詳しい画像検査のデータがあったら比較できたのですが…。

こんなジェットコースターのようなデータの変化は珍しいです。
というかまず見ない。
数ヶ月単位とか年単位ではあるかもしれないけど、たった1ヶ月です

元気に回復されて本当に良かったのですが、やっぱり不気味です
この人の体の中で何が起きているのかすごく不気味です。

これまでもワクチン接種後に急激なアルブミンの低値などを呈したケースを紹介してきました。
多分肝臓になにか影響が出ているのでしょう。
肝臓に強く何か負担がかかったとか。
ASTやALTという数値も若干上昇していました。
アルブミンは肝臓で合成されるたんぱく質ですから肝機能の指標にもなります。
あるいはたんぱく質を消費してしまうような病態が起きていたのか。

4月のデータを見返すと、リンパ球が異常に高くなっていました。
血液疾患から来ているのかと思っていましたが、白血球が激減してしまっていた分、リンパ球比率を高めて自分で戦っていた時のデータなのかもしれません。

このブログ、ありがたいことに医療関係者の方にも読んでいただいていたりするのですが、このデータの変化を説明できる先生いたら教えてください。

で、5月元気になってやってきたこの患者さんに、
「多分というか、ほぼ確実にワクチンが原因だから6回目の接種は受けない方がいいですよ」
と言いました。

でも患者さんは、ふんふんと聞いてはいましたが、あれは6回目絶対に受けるな
そんな感じの反応でした。

なんなら体力が戻ってきたことに自信持っちゃってるんですよね。
オレすげぇ、みたいな。

診察の時、2~3回くらい打たない方がいいですよって言ったけど、多分無駄に終わると思います。
ここまでしつこく自分が説得するのは珍しいです。

脳出血の既往があったから最初っから接種しない方がいいとは言ってきましたけど、結局5回まで打ってきてしまっていました。
通っているリハビリのところからも、ワクチン打てとしつこく言われていたようですし。
そして追加接種を重ねてきても運良く問題が起きなかった。
だから打ち続けてきてしまったのでしょうね。

ここまで理解不能な体調不良をきたしたのに、それでもワクチンを疑えないのならもうしょうがないですね。
もう好きにして、という感じです。

冷たいようですが、ここまで言ったのだからワクチン打ってどうなろうとも知ったこっちゃないのですが、とても困っているのがシェディングです

この方からはこれまでもかなり強いシェディングを受けてきました。
それが、今回体調不良から回復した5月、そのシェディングがさらにパワーアップしていて史上最強クラスだったのです。

しかも自宅がとても近いのに毎回クリニックのトイレを使用するのです。
そのあとのトイレに入ると、これまた強烈にシェディングを受けるのです。
ですから、その方が入ったあとは、速効で念入りにトイレを消毒・掃除します。毎回。

あまりにもその人が使ったあとのトイレからのシェディングがつらいので、1度だけ「トイレ故障中」と張り紙したことがあります。
本人には内緒ですけど。

遺伝子注射で体が生まれ変わってしまったのでしょうか。
そんな風に思うくらいなのです。

打つのは勝手だけど、スパイクタンパクだかなんだか知らないけど周囲にばらまかないで欲しい。
これが正直な気持ちです。

タバコと比較するのはおかしいけど、喫煙者だって受動喫煙させないように今やちっちゃくなって超気を遣って吸っている現状なのです。
タバコ吸って病気になるのは自己責任だけど、煙で人様に迷惑をかけないようにしようってことです。

同じく
ワクチン打って病気になるのは自己責任だけど、スパイクタンパク(?)で人様に迷惑をかけないで欲しい。
高知大皮膚科の汗腺からスパイクタンパクが検出されたという論文が出たように、汗にスパイクタンパクが含まれていることはほぼ確かですからね。
それで影響を受けてしまう人もいるのです。

毎回言っていますが、接種者全員から何か出ているわけではないと思います。
もちろん全員から出ている可能性もありますが…。
しかしシェディングを受ける身からすると、接種者全員から受けるわけではないのですね。
ごく一部の人から強烈に受ける。
ですから接種者全員を避難しているとかではないのであしからず。

打たない方がいいのは確かだと自分は考えていますが、打つ打たないは本人の価値観ですので。
強制的に打たせるのはどうかと思いますが。
あと何も考えないで打つ人。何も調べないで打つ人。
もっと自分の体を大切にしようよって思います。

いろんな事情で打たざるを得なかった人はたくさんいます。
そういう人たちからシェディングを受けようと、自分は非難するつもりはまったくありません。
逆にそういう人たちが体調不良起こしたら全力で何かアドバイスしたいとさえ思います。

しかし何も考えないで打った人とか、自分の考えで打った人、そういう方からシェディングを受けると正直勘弁してって思います。

目の前でタバコの煙をかけられるのと同じです。
(ちなみに自分は人様に迷惑をかけなければ喫煙は否定していません)

体からスパイクタンパクを出してる(特に汗からはほぼ確実)事を自覚して欲しい。

なんか差別を助長するような内容になっちゃったかもしれませんが、そういう気持ちはありませんので。
ていうか接種者の一部はこれまで散々未接種者を変な目で見て差別してきましたけどね。

重たい話になっちゃいましたが、シェディングを感じる人はそれくらい深刻なのです
全国からシェディングについてのメールをたくさんいただいていますが、本当みんな程度の差こそあれ苦しんでいます。
気が滅入っちゃう人も多くいます。

ちなみにうちの看護師さん、シェディングで超体調不良があったとき、メタトロンをやってみたのです。
そうしたら、感情のところで
「意気消沈」
それしか出てきませんでした。

意気消沈という感情をみるのもはじめてだったし、しかもそれ1個しか出てこなかったのです。
メタトロンやった方なら分かると思うのですが、大抵複数個感情が出てくるのですが。

笑っちゃいけないけどあまりにもピッタリで、しかも「意気消沈」という言葉に思わず笑っちゃいました。

話を元に戻しますが、結論として
人の体ってすげぇ。

今回紹介した症例のように、かなりやばい状況だったのに、よく分からないけど復活した。
すごいです。

陰謀論的な話になっちゃいますが、誰かが意図的におかしなワクチンを開発していたとしても、悪い奴らの意図するようにはすんなりといきません。

ちなみにこの患者さんのような人は、コロナに感染しても簡単にくたばらない人です。
ワクチンなんか打ってなくてもそう簡単にくたばらない。
それだけ体力のある人です。

結局ワクチン追加接種しまくって今でもケロッとしている人は元々体力のある人たちなのですね。
そんな人たちはワクチンなんぞ打たなくたって多分コロナなんか乗り越えられる人が大多数です。
もともとコロナかかっても重症化しづらい人たち。

結局重症化予防といわれるワクチンの効果って、そこを勘違いして取り上げているんじゃないかと思います。
そういう部分がかなりあると思いますね。

以前にもブログに書いた「健康者接種バイアス」です。

「体が丈夫なのは良く分かったから、もう打たないでくれよ。」
そんな風に上記患者さんに言いたいです。

無駄に医療機関の食いものにされないように、自分でできるケアなど役にたちそうな情報を大公開していきます。