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ラモー「レ・ボレアド」の間奏曲 (編曲:ヴィギングル・オラフソン)
ヴィギングル・オラフソンという素敵なピアニストを知ったのはコロナ渦において、外出自粛を余儀なくされていた頃でした。
その日いつものようにYoutubeをかけながら仕事をしていた私は、聞いた事のない様な柔らかい響きに、思わず「誰の演奏かな?」とPCを打つ手を止めたのでした。
このラモー「レ・ボレアド」の間奏曲をヴィギングル・オラフソンが編曲した曲は本当に優しい世界です。(得意ではない英語なので曲名
ブラームスと個人的な春の想念 クラリネットソナタ1番: 第2楽章&ピアノトリオ1番
ブラームスの曲には、秋風のような、どこか遠くから吹いてくるような優しい風を思い起こさせるものがたくさんあるような気がします。
この掲題の曲を春のようだと言ったら、皆さんは違和感をもたれるかもしれませんね。
ところで、、私事ではあるのですが、3年ほど大病を患ったことがあります。
無理に仕事にいって、早退してきた駅になびいていた春風と、希望に満ちた新緑がなぜかこの曲と結びついて思い出されます。
私
Brahms piano concerto no.1
ブラームスの年表を辿っていくと、およそ26歳くらいまでの期間に彼の芸術の方向性が固まったように見えます。
長年苦しんで第1交響曲を脱稿、その後呪縛から解き放たれたように第2交響曲が生まれたというような事も興味深いのですが、私は彼の若い頃に非常な興味を覚えます。
■1833年ドイツ北部のハンブルクに生まれ、7歳頃父親が居酒屋でダンス音楽や娯楽音楽を演奏する際に、ブラームスもついて行くようになる。