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「損切丸」ー「クライシス(危機)」編

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数年に一度マーケットを襲うクライシス(危機)。「損切丸」が実際に経験したことをベースに市場動向や分析をまとめた note。
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記事一覧

FRBの「ターミナルレート」は一体何%になるのか?

 昨日(10/28)米国債で画期的な動きがあった。売り基調の中、筆者の手元記録 ↓ では2022…

損切丸
1日前
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2つの「異変」 - 10年米国債のタームプレミアムと「イールドスプレッド」がプラス…

 「金利」に関してマーケットで2つの「異変」が起きている  1つは10年米国債のタームプレミ…

損切丸
7日前
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続・「金利」は「投資」の最大のライバル

 「金利」は「投資」の最大のライバル|損切丸 からの続編   金利相場は動き出すと速い。…

損切丸
9日前
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やっと始まる日銀の「QT」(量的引締)

 10/1から日本は2024年度下半期入り。住宅ローンの変動金利が上がったり油が値上げされたり「…

損切丸
1か月前
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混迷する与党総裁戦と「円安」

 前稿. 続・「インフレ」は死んではいない ー 「国債市場の逆襲」が始まる|損切丸 (note…

損切丸
1か月前
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続・「インフレ」は死んではいない ー 「国債市場の逆襲」が始まる

 「インフレ」は死んではいない ー 「金余り」相場再び|損切丸 (note.com) の続編  NY…

損切丸
1か月前
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本当に「インフレ」は収まったのか?

 米国経済本当に弱い?|損切丸 (note.com) で "9/18FOMCでの▼0.25%「利下げ」の本線は動くまい" と書いた「損切丸」だが、8月米CPI ↑ でコンファーム(Confirm、確認)された恰好。 "騒ぎ" 大好きのウォール街やヘッジファンド(HF)は「ひょっとして▼0.50%利下げも」と米国債市場で買い仕掛けしていたがこれで一旦収まりそう。当面FRBは▼0.25%ずつ「利下げ」していくGradualism(緩慢な行動)で進みそうだ  ではこれでアメリカの

続・”Cash is King" → "王" の帰還 ー 「適正値」へ修正の動き

 ” Cash is King" → "王" の帰還 ー 鍵を握る米国債の「イールドカーブ」|損切丸 (note.…

損切丸
1か月前
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「お金」の値段 ≓「金利」が安過ぎる! ー 日銀の「ターミナルレート」は?

 金利トレーダーとしての約25年、何度も何度も見てきた光景だがとにかく米株価は下がらない。…

損切丸
2か月前
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” Cash is King" → "王" の帰還 ー 鍵を握る米国債の「イールドカーブ」

 押し寄せる「利下げ」の "波" Ⅳ ー 「お金」の "日本還り" がもたらすもの|損切丸 (note…

損切丸
2か月前
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「利下げ(政策調整)の時は来た」 “The time has come for policy to adjust” ー…

 注目のジャクソンホール会議。遂にパウエル議長の "GOサイン" が出た。これで最低でも9/18…

損切丸
2か月前
25

続・マーケットは「円キャリートレード」中毒 ー  きっかけさえあれば「金利差」に…

 マーケットは「円キャリートレード」中毒 ー 「金利差」以外儲かる術が無い|損切丸 (note.…

損切丸
2か月前
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押し寄せる「利下げ」の "波" Ⅳ ー 「お金」の "日本還り" がもたらすもの

 押し寄せる「利下げ」の "波" |損切丸 (note.com)  続・押し寄せる「利下げ」の "波" ー…

損切丸
2か月前
24

政治の季節 ー 対「円安」政策の行方

 正直ちょっと驚いた。広島出身ということもあり記念式典を終えてケジメをつけたかったのだろうか。とにかくこれでマーケットもザワザワし始めた  焦点は後任候補だが、石破氏、茂木幹事長、小泉氏、高市氏等々名前が挙がってきている。ポイントは「XXノミクス」との距離、即ち対「円安」政策の行方だ。直感的に言えば "近い人" は候補になりそうもない。それだけ日本国民の「円安苦」は深刻と言うこと  ドル円の反応を見ると「円高」方向に振れており、最近の日銀の「利上げ」を "催促" した現幹