まんが昔話日本「精神科医」⑫ Psychiatrists: The Negative Legacy in Japan
前回からの続きです。
近々、「負の遺産」と化すであろう精神科医の“懐かしい話”(すでに過去にしておく)を書いております。
本日も不思議Google英語お許し下さい。
英語圏の20億人以上の人にも、精神医学の真実が広がりますように。
そして本日は
次の漫画のネタバレ、先に行っときま~す。
精神薬(抗うつ剤SSRI)の副作用が安全だと言って大嘘を拡げた人はこのおじさんです。
「現在いろいろな薬が使われていますが、一般にどの薬も恐ろしい副作用はありません。中でも抗うつ薬は一番安全性が高い。継続して飲んでも心配なく、ぼけることも絶対にありません。」(信濃毎日新聞2003年9月5日朝刊)
その後6年間で、抗うつ剤はすさまじい売り上げ、ドル箱となり
日本の自殺者数も、うなぎ登り。
↓
「SSRIの国内販売開始は1999年。現在4商品あり、うつ病治療では最初に処方される。旧来の『三環系抗うつ薬』と比べて便秘、太りやすい、心臓への負担などの副作用が少なく安全性が高いとして、『発売当初は過剰な期待があった』と日本うつ病学会理事長で防衛医科大学校の野村総一郎教授は振り返る・・・ただ、アクティベーション症候群が起こり得るのは『当初からわかっていた』と野村教授。」(日本経済新聞2009年8月16日)
どうしてココまで平然と嘘をつけるんでしょうかね~
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ところで、これには、後日談があります。
このあとの2013年・・・
私が以前住んでいた長野県の飯田市に、この野村先生が来られまして。
その時も、前述の信濃毎日新聞社主催の講演で認知症がテーマでございました。
私はこの2つの新聞記事の発言の矛盾について、直接、彼に質問しました。
そしたらですね
なんと
「新聞なんていい加減なんですから!」と、野村先生はおっしゃってwww
※ちなみにこの講演会、地元新聞社の主催
その後、質疑応答が終わった後で、司会の信濃毎日新聞社の方に
「新聞は、そんないい加減なこと書いてません!」と怒られてました(笑)
まあ、はっきり言って、すごーーく人をバカにした態度で生きてらっしゃいますね。
本当に悪いヒトっていうのは、こういう風に嘘をつくんですよ、みなさん。
嘘つこうが人が死のうが、なんとも思ってないんです。
だから堂々とそういうことを繰り返し繰り返し、できるんです。
(皆さんの様に、少しでも善なる、社会的な気持ちがある人なら、こんな態度は怖くてできませんよね。どんな犯罪を犯しても、平気な顔をしているというのは、犯罪者のかなり顕著な特徴です)
そして、実は、人は「邪悪さ」というものに最も直面できないため、彼らの信じられない悪事を、そのまま見過ごしてしまうのです。
見抜くコツ?
ありのままを見ることです!
次回に続く・・・
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