【インドネシア】2年目だから出来ること、出来ないこと。
2023年春、家族でインドネシアに赴任しました。
滞在2年目に入り、色んな初めてが初めてじゃなくなった。そんなお話。
2年目だから出来ること
滞在2年目に入り、日々の出来事を1年目を振り返り比較しながら過ごせるようになった。
という投稿を前回書いた。
毎年やってくる季節もののイベントは特にそう。去年は全く初めての経験で未知の世界だったものが、今年は知った上でどう楽しむかに変わる。
特に学校行事は、毎年恒例のものが多いので、これからの2年目はずいぶんと安心して楽しめそう。
1年目は、そもそもどんな行事なのか?から情報収集がはじまり、それでも経験してみないとわからないので、とりあえず参加して不安を残したままに当日を迎える。
2年目は、どんな行事か知っているので、参加するのかしないのか、参加するならどう楽しむかを事前に考えて参加できる。
経験って、人に選択肢と安心感をもたらしてくれるんだと気づく。
2年目だから出来ないこと
一方で、2年目だから出来ないって思うことも実は結構ある。
1年目は一言でも話せた!伝わった!と感じた喜びが、2年目は、まだこれだけしか伝わらないのか…。と自分の成長速度の遅さに愕然とすることがある。
車での移動中。目に入る街の景色の一つ一つに感じていた新鮮さは日常の景色となった。今では車内でひと眠りするか、溜まっているメッセージ返信の時間へと変わりつつある。
この投稿のトップ画像に貼り付けた南国感たっぷりのフルーツだって、1年前はついつい写真を撮ってしまうくらい新鮮だったし、食べてみたい!って挑戦したのに、今ではすっかりスルーして野菜売り場に向かう。笑。
日常生活の「学びほぐし」へ
初めてに感じた不安は、知ってる安心感に変わり。
初めてだからこその無鉄砲さは、知っているからこその守りに変わる。
大人の学びの世界で「学びほぐし」という言葉が使われることがあるけど、それは、学びの世界だけでなく、日常生活にもずいぶん関わってくるように思う。
2年目に入り当たり前になった日常を、学びほぐしながらアップデートしていきたいと思う。
とはいえ、いつもいつも初めての緊張を抱えながら暮らすのは疲れるからね。知ってる安心感は保持したいよね。
という、どちらも欲しい!贅沢な気持ちを抱えながら、今日も過ごすのです。