![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/106344011/rectangle_large_type_2_06b37a7cbc0ccc1b24130f0fd96c4cde.png?width=800)
Photo by
mikitanishi3
選評*沢庵のつながる二枚走り梅雨
沢庵のつながる二枚走り梅雨 岡田 耕
たまたま箸に摘んだ沢庵がよく切れていなくて、二枚が繋がっていたと言う。
おいしい蒲鉾ならまだしも、沢庵では皿に戻そうにも戻せず、少々うっとうしい。
外は早くも梅雨を思わせるような降り止まぬ雨。
これから雨続きのうっとうしい梅雨がやってくると思うと、何となく気が重くなると。
たまたま沢庵が二枚繋がっていたという、ほんの些細な事から、梅雨に入る季節のそこはかとなく感じる気の重さを捉えた。
俳句の素材・対象はこんな身近かな日常生活の中にもあると、つくづくその広がりと可能性を感じさせる一句。
☆「沢庵」自体は冬の季語。ただ、食べるのは毎日、だからいいですよね。
(岡田 耕)
【スキ御礼】選評*右ひだり揺られて着くや余花の宿
![](https://assets.st-note.com/img/1684899743217-Fnko0V9vgr.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1684899743522-acpMtJJJL6.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1684899742814-Z6miJ5xaFw.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1684899742740-yQydaImuDh.png?width=800)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?