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AI画像で作るCG集の作り方、考え方

おかです!
前回書いたnoteを読んでくれてありがとうございます!

特に大きな成果を残したわけではないですが、やっぱりnoteを読んでもらえるのは嬉しいです。

前回のnoteでAI生成CG集の種類について触れてます。
※僕が勝手に種類をわけてます

簡単に復習!

・物語型CG集
AI生成が流行る前からある、ちゃんとセリフがあり物語があるもの

・シチュエーション型CG集
AI生成が流行りめちゃくちゃ増えた。シチュエーションを決めてそれに関する画像を大量生成しまとめた、エロ画像集ようなもの

僕は物語型CG集を作っています。
AI生成のCG集は、ほとんど物語やセリフがない、画像集のようなシチュエーション型CG集です。

もちろん売れているものもありますが、ここからは右肩下がりになっていくのではないかなとランキングを見ていて思います。
#僕の見解です

そもそもシチュエーション型CG集を作っている人は、どんどん作ってどんどん出版タイプで、薄利多売作戦なのかなと。
自分の同人誌をランキングに載せたい!というよりは数打てばあたるだろという考え方が多そうな印象です。
前のnoteでも書きましたが、AIのメリットってはやくそれなりの画像が作れることなので間違ってはいないと思います。

ただ、FANZAでモザイクチェックをする人や、購入してくれる人の満足度を考えると、果たしてそれが正解なのかは考えさせられるところでもあります。

ここからはポジショントークになりますが僕の場合1作品をしっかり作り、ランキングに載り、購入者のおかずになり、アフィリエイターが紹介したくなるような作品を作りたい。そう思ってます。

AI生成のメリットは早く画像を作れることなのは間違いないので、逆にその本来なかったはずの時間を使って、SNSで戦略を立てて販売したり、ちゃんと物語を作る。というのを頑張った方が、AI同人作家の未来として面白い事例が作れるのではないかと、わくわくムラムラしているわけです。

これは正直きれいごとで、どんどん出版する人の方が賢いとは思いますし、僕の考えを推奨するわけではないです。

ここまで読んで、分かる~と言う方は今から書く物語型CG集の作り方を読み、創作活動のきっかけになったら嬉しいです!

今稼げればいいんだよ!という人には向かないかもしれないです!

それではいきましょう。

僕の同人誌サークルはTipsで全て公開してます↓



■使用ツール

僕が使っている使用ツールの紹介です。

・stable diffusion (ローカルなので無料)
→みんな大好きSD!画像生成で使います。

・CLIP STUDIO PAINT EX(有料でいろんなプランある)
→SDで作った画像にセリフ入れ、擬音などを追加してCG集を作ります。
3か月無料だった気がする!違ったらごめん!
※クリスタの使い方についてはまたnote書きます

LamaCleaner(無料)
必須!簡単な修正は全部これですませてます
ほくろ消したりいらんもん消したり
↓解説記事↓


・Canva(有料プラン)
→SDで作る画像に加筆したり、背景リムーバやサムネで使ってます。セリフいれとかには一切使ってません。
最初は無料でも大丈夫。他のことにも使うので自分は有料プラン。

・Photoshop(有料プラン)
→これもなくてもCG集は作れますが、僕の使い方はCG集の背景を一貫させたいので、SDで作った画像を人だけ消して、使いまわしできる背景画像を作ったり、Lineartを使って生成した画像をつなげたりとかです。
※なくてもいいがあったら便利

Canvaは元々有料プランでしたが、クリスタとPhotoshopはAI生成始めてから使い始めたのでゴリゴリの初心者です。基本の機能も使えているのか怪しいレベル!

■物語CG集を作ろう!

というわけで僕の物語の作り方!参考になりそうなところあれば参考にしてみてください!

■設定を決める

まずは、ジャンル、登場人物、場所、時間帯を決めます。

noteはエロNGなので所々気を使って書きます。
自分の脳内でエロ変換して考えてみてください!

・ジャンル
催眠
・登場人物
会社の上司
・場所
オフィス
・時間
残業中

なんだろう。僕はアラサー男子なんですが、この単語を見るだけでエロシチュエーション想像できます。健全な男性であればみんなそうですよね?

という感じでこの4つの項目をまず決めることで、この後必要な画像のイメージがしやすくなります。

今回は、ジャンルが催眠なので、そこから具体的に考えていきます。

催眠をかけたいということは→いつもパワハラしてくるor人妻or高嶺の花でみんなの人気物、などなど自分の手には届かないだったり、むかつく上司を屈服させたいみたいなシチュが考えられるかなと。

連想ゲームみたいな感じですね!
例えば、いつもパワハラしてくる上司という設定でいくなら、登場人物の上司の姿が想像できるかなと思います。
#この変は自分の性癖の引き出しから

パワハラ上司の姿を決めよう!
・僕がパッと思いついたのは、黒髪ロング巨乳、パンツスタイルな美人系とかですかね!

この後解説しますが、ここまで来たら僕はさっそく画像を生成しちゃっていいかなと思ってます。
背景と時間帯も決まっているので、そこに合わせて画像を生成していくフェーズにいきます。

■いろんな物語作りのパターン

普通漫画ってネームを最初に書くと思います。
まだいろいろ試している段階なので自分にあってる方法で作っていってほしいんですが、何個か僕の作り方のパターンをお伝えします。

・先にセリフなどを全部決めちゃう
→最初作った時は、このパターンで作りましたが結構大変でした。この後の作り方がおすすめです!
画像生成をする前にざっくりセリフなどを決めるんですが、AIでここ再現できねえわーとかでてくるので難易度は高めです。
漫画でいうネームのようなもので、セリフやポーズなどを簡単にクリスタで書いていきます。

やっぱ漫画家ってすげえや!ってなるので一回やってみるのはいいかもしれません!

・とりあえず画像を作りながらセリフを考える
→僕が今やっているのはこの作り方です!
AI生成のいいところは、手描きと違って速攻でてくるとこなので、今生成した画像がなんて言っているように見えるかをアフレコするイメージです。

FANZA同人などのDL同人は、自分でページ数を決められるからできる方法なのかなと思います。

ネームを作る理由の一つに、決まったページ数に合わせてセリフを考えないといけないというのがあると思いますが、DL同人の場合、ページの最大数は決まっていますが、細かくは決まっていません。

なので後からページ数が増えても問題ないので、僕のような初心者はセリフを作りながら考える。の方が完成させるハードルは下がるかと思います。

というわけで、とりあえず画像を作りながら、セリフを考えるパターンで解説を続けます。

まず一枚目に必要な画像を考えましょう。

あらためて今回の設定のおさらいです。

・ジャンル
催眠
・登場人物
会社の上司
・場所
オフィス
・時間
残業中

これが分かる画像を生成したいのでとりあえず生成してみましょう!

今回は特に販売する予定ではないのでサクサク行きますが、かわいい顔の研究や手の修正はこだわった方がいいかなと思います!

とりあえず1枚画像出しましたが、なんとなく上司っぽいかなーと。
本当はもっとオフィスっぽさをだしたり、えろい顔にしたいです。
販売する場合はめっちゃこだわりましょう!
1枚目がベースの画像になってくるので、大事です!

この画像にアフレコしてみましょう!

1ページ目

試しにセリフをいれてみるとこんな感じ!

画像を見てなんとなくでも情景が浮かんでくればOKかなと笑
今回の設定の場合、たぶん女性が上司で残業中なんだなーとわかればいい!

ここから早い段階でなにかしらエロシーンにいきたいなとふわっと考えながら生成していきます。

エロ漫画を読んでことがある人は想像してほしいんですが、結構はやい段階でエロ描写があります。(コミックだと5ページ以内CG集だと10ページ以内とか)
なので、とっととエロくしとくに限るという考えです。脱ぐ、揉む、ポロリするかみたいな感じです。

というわけで2ページ目。

2ページ目

モノクロではなく、フルカラーなので文字もキャラによって変えたり、吹き出しの色を変えたりで、誰が喋っているのかを分かりやすくするのは大事かなと思います!

基本的にはキャラを増やしすぎると生成が大変なので、竿役の主観で進めていくのがいいと思います。
竿役に力をいれるのは絡みの描写だけでいいかなと。

3ページ目

ジャンルが催眠なので、フリー画像で作った催眠アプリ携帯を登場させます!

4ページ目

ちなみに画像は使いまわせそうなとこは使いまわします。
胸にズームしたり、インペイントで腕の位置を変えたり、顔の表情だけを変えたりします。ちなみにこの4ページ目は最初のページより笑顔にしてます。
催眠にかかってる感?みたいなのをだしたい!

5ページ目

上着を脱がせて、、、

こんな感じで進めていきます。
これ以上は画像載せられないので画像付き解説はここまで!

■AI画像生成の強みは、差分を簡単に作れるところである

今の流れを見て分かったかと思うんですが、ベースの画像があってそこから差分を作りながらストーリーを展開していってるんですね。

僕もともとCG集というものを読んだ覚えがなく、試しに自分の性癖にささりそうなものを買ってみました。

見てて思ったのが、これAIが一番得意なことなのでは!?となりました。
通常のCG集は下記のように、画像15枚+aのようにページ数が表記されているものがあります。

間違ってたら教えてほしいんですが、aの部分が差分の数を表していて、合計すると数百ページになります。

なので手描きで15枚かいたものを表情や服装、セリフを変えてページ数が増えていき、トータル数百枚になるっていう感じですね。

なので今回の場合、この画像が15枚の中の一枚になります。

ベースとなる画像

その後のページは1枚目の差分なのでaになる部分ですね。

この考え方でCG集を作っていけば、CG集っぽく見える。
というか、今までCG集を読んでいた人が違和感が少なく読める可能性が高い?
という仮説です笑

ここからのページをnoteに貼ると確実に消されそうなので文面だけで説明していきます。

とりあえず下着の姿になるところまでいったので、後は自分の性癖次第でもあります。

ちなみに今回の解説は実写ですが、二次元イラストならさらに違和感は減らせると思います。
それに需要でいうとまだまだ二次元の方が大きいのかなーと思います。

AI実写のCG集はいままでになかったもの
それに対して
二次元イラストのCG集はこれまでもあったもの

なので、とっつきやすさは二次元だろうなーと。
今までになかったものだからこそ実写で!という発想もありで、そこは自分が生成できる得意のmodelとかもあるのでと考えてみてください!

戦略によって変わってくるかなと!

■完成までの道

ここからも、作り方は今までと同じで、画像を生成しながらアフレコしていき、完成まで走ります。

今までの話の流れが
スーツ姿の上司→催眠にかける→上着を脱ぐ→ブラ姿になる
なので

例えば、下記の流れなんかどうでしょうか!

例1
ブラ姿になる→ブラをとる→揉む→舐めさせる→本番開始→体位変え(多い方がいい)→体位変え→フィニッシュ(ぶっかけor中)

例2
ブラ姿になる→舐めさせる→ひとりでさせる→着衣のまま本番開始→体位変え→途中で全部ぬがすorそのまま着衣→フィニッシュ(ぶっかけor中)

などなど性癖の数だけいろんな物語が作られます。

途中で同僚を呼んで複数プレイにしてもいいと思いますし、たっぷりお触りシーンを増やしてもいいかもしれません。

慣れてくると、今このキャラはなにを喋ってるか、なにを考えているかがなんとなくわかってくる気がします笑
ここらへんは慣れなのかなと。
#とりあえず物語型で完成までいけたらすごいと思う!まじで!

とりあえず完成までのなんとなくの流れはわかったでしょうか?ここもっと教えてほしいとかあればTwitterで質問ください!

■FANZA同人の仮説

当たり前ですが、こうすれば絶対売れるよなんて言えませんし、それが分かっているんであればAI同人作家に限らず同人作家全員食えるくらい稼げてしまいます。

悲しいかな、絵が上手いから売れるというわけでもないですし、下手だから売れないというわけでもない。
#難しい

ただ、人気のジャンルは存在していて、同人サークルをFANZAで作ると、定期的にFANZAから人気キーワードランキングというものを教えてくれます。チェックしてみましょう!

■ちょっとしたリサーチ方法

・毎日同人のランキングをチェックする。
→僕はコミックもCGどっちも見てます。AI生成でランクインしているものないかなーとか、このジャンルはよくランキング入ってるよなーとか分かってきます。
#毎日見るのが大事な気がするZ!

・新着で売れているものをチェックする。
→新着の中で人気順に絞って見ましょう。AI生成作品は特にチェックです。
AI生成サークルの中でも、少しずつ大きくなっているサークルはありますがほとんどのサークルが同人誌を販売しても100部も売れていない作品が多いと思います。

ただ、サークルができたてにも限らず(販売作品がまだ5本以下とか)500部以上売れている作品とかもあるんです。
値段が10円とかだとあまり参考になりませんが、770円以上でそれくらいのものを探します。

その作品は新着から発見されて伸びた可能性が高いです。
サークルのファンの数が少ないのに、売れている作品が5本の中で1本でもある。
ということはその作品には需要がある!やサムネやサンプルが魅力的!とかが考えられるのかなーと。

その設定を真似して自分の色をつけたして作ってみると面白いかもしれません。

例えば今日の適当に決めた設計が、どうやら需要のありそうなジャンルだとします。
この中のどれか一個か二個変えてみるって感じですね。

・ジャンル
催眠
・登場人物
会社の上司
・場所
オフィス
・時間
残業中

↑の中からちょっとずらしてみるっていうイメージ

まあこうは言ってますが、自分が人気サークルではないので全部仮説やねん。ごめんやん、、

それでも仮説は続きます!笑

■一本当たったなと思ったら、そのジャンルで書き続ける。

もし僕だったらですが、5本くらい販売して、その中でわかりやすく売れた1本があれば、そのジャンルを擦って書き続けると思います。

それがそのサークルに求められているジャンルの可能性が高いからです。

漫画家を目指しているアシスタントの方と話して思ったんですが、評価されなくても、この作品を作りたいという想いが強い方もいます。

商業主義か作家主義でいうと(1:9)とか(0:10)とかですかね。

僕は正直そこまでではなく、売れないと続けられないので売りたい気持ちの方が強く(6:4)とか(7:3)なのかなーって勝手に思ってます。

なので求められているジャンルの中で、自分が表現したいCG集を作っていければいいなと思ってます。
#売れろ!

■今後書きたいなーと思ってること

・FANZA同人1冊目の出し方
→今回話したのがCG作品の作り方で、それを出版するまでですね。
大体調べればわかるんですが、A生成だとちょっと変わってくるので書こうかなーと。

・非クリエイターのクリスタの使い方
→クリスタがないともう僕は生きていけませんが、最初使い始めた時は発狂しそうになりながらググったり、チャットGPTに相談してました。
ただ、一個ずつ解決していくとこんな便利なものない、、!となるので今すぐ使い始めましょう。

今後コミックも作りたいので、クリスタからは避けては通れないなーという感じです。

今日書いたCG集の作り方、今後無料で書く残り二つの
FANZA同人1冊目の出し方
・非クリエイターのクリスタの使い方
を全部読めば、最初に躓く可能性があるところを先に潰せるかなと。

・僕のAI美女インスタ、同人活動の全て(予定)
→さすがに書くとしたら有料ですが、書くならアカウント開示して、失敗も成功もまじで全部書こうと思ってます。
もう作り方とか、技術的な話に有料の価値はないと思っていて、現在進行形で試行錯誤をしている姿や鬼具体的な話をしたいなあと。

■終わりに

とまあ、こんな感じです!
これを読んで少しでも、AI画像生成を使って同人活動を始めたいな!となってくれたらマジで嬉しいですし、その作品が売れて、おかずにされたらこんなに嬉しいことはないんですわ。

なんでこの記事を書いたかというと、まだまだAI画像を使って創作活動をしている人って本当に少ないんですね。
僕もやってますが、その使い方を教えてコンテンツ販売したりみたいな。
これは別に創作活動ではない。

やってて思ったのですが、これって僕じゃなくてもできることなんです。
AI画像生成をはじめたのが少しはやかったからそれなりに需要はあったかもしれません。まだまだ技術が低い人も多いので、教えることの需要はあるしお金が発生するのに異論はないです。

ただ、せっかくなら創作活動をしてみたくなったし、クリエイターっぽいことをしたくなったんですね。

僕は絵下手くそです。今のAIがある時代に生まれていなければ同人誌を売るという経験は絶対にできなかったと思います。

AI同人誌サークルでライバルが増えようがアカウントがバレようが、まあいいかなーと思っていて、好きじゃないとエロ同人誌を描くなんて続かないですし、アカウントがばれても嫌がらせさえなければなんとも思いません。

というか自分のことだけ考えてたら、ライバルなんて増えてほしくないです。でも本当に大事なことって、抜ける同人誌をAIで作って購入者に喜んでもらう!ということだと思うので、作者側の話なんかどうでもいいわけです。

みんなでいい創作しよう!

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ではでは~!

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