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なぜ例年のおせち発売シーズンよりも約1ヶ月も早く「2021年おせち」を発売開始したのか? 〜決め手は、お客さま視点での予測シナリオと気持ちに寄り添う仕掛けにあった!〜

ORD’s Episode1.8月5日にどこよりも早く「2021年おせち」を販売開始したOisix

2020年7月29日、、、Oisixは、どこよりも早く「2021年おせち」の予約販売を開始しました。
普通に考えれば、年末の予定なんて、誰も見えていないもの。
そして、Oisixをはじめとする各社が「おせち」のラインナップを発表し、予約販売を開始するのは9月になってから、というのが例年の傾向でした。

では、なぜ、Oisixは、どこよりも早く、おせちの予約販売を開始するという、戦略を採用したのか?それは、コロナ禍において、お客さまの気持ちや行動の変化に誰よりも寄り添ってきた当社だからこその判断でした。

その裏側にはどんな考えがあったのか。
「2021年おせち」販売までのバックストーリーを少しだけご紹介します。

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ORD’s Episode2.徹底的にお客さまの声を聞くことからはじまった「2021年おせち」

Oisixの「おせち」の企画はいつからはじまるのか?3月?それとも4月・・・?
実は、驚くことなかれ、年明けすぐに始まっているのです!
具体的にお伝えすると2020年のおせちをお届けした直後の新年1月。
お客さまからいただくフィードバックのお声を全てチェックすることから始まるのです。
「2021年おせち」を企画する上で、どんな内容であれば、お客さまにご満足いただけるのか、最適な購入の方法は、など、お客さまの体験に関わるすべての事項を見直していきます。その上で、販売開始の最適な時期等を決定していくのです。

しかし、本年は、コロナウイルスの発生により、例年とは社会の様相が違います。
2021年おせちの販売開始を検討している頃、コロナウィルスは、どのような影響を社会に、そして、当社のお客さまにもたらすのか・・・。
刻一刻と状況が変化する中、プロジェクトチームが8月5日の販売開始を決定したのは、6月。販売開始の2ヶ月前のことです。

今でこそ、外出自粛要請後の外出控えを皮切りに、旅行控え、帰省控えが顕在化していますが、その当時、判断ができる社会的な数値やデータは存在しませんでした。
そんな時に、プロジェクトチームが立ち返ったのは、お客さま。
実は当社では、創業当時から、お客さまへのヒアリングを絶えることなく続けています。
「徹底的にお客さまの視点に立ち返ること」。
この思想を創業当時から、大切にしているからです。

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ORD’s Episode3.”2つの予測シナリオ”と”気持ちに寄り添う仕掛け”

これまでのお客さまからのヒアリングから、プロジェクトチームは、2つの予測シナリオを立てることにしました。

シナリオ(i)冬にコロナ第2波が来て再自粛になる世の中
・帰省や旅行を含めて外出自粛となり、全面的におうちで過ごすことに
・食卓人数は少なくなることから、大人数より少人数向けのおせちにニーズが高まる
シナリオ(ii)6月現在のような自粛しつつも制限はかからない世の中
・GWや夏休みに帰省や旅行に行けなかった反動と、感染者数の減少という認識が広がることから、帰省と国内旅行へ行くお客様は増える
・一方で、海外旅行のニーズはまだ戻ってこない

その上で、昨今の情勢から年末年始の帰省予定が立てられないご家庭向けに、自宅用とご実家用おせちのペア購入をご提案することにしたのでした。さらに、お客さまの状況を鑑みて、今年ならではの気持ちに寄り添う、下記の仕掛けを考えたのでした。

仕掛け(i)自宅用とご実家用おせちのペア購入提案
 本年は、帰省を控えるお客さまが増えることが予測されます。そのため、帰省をしないご家庭向けの「自宅用」と帰省をしない代わりに”おせちに帰省”させる「ご実家用」を別々に購入するケースが例年に比べて増えていることから、ペア購入をご提案しています。
 例えば「Oisix」では「今年の正月は帰省しないので、家族や親戚におせちを贈りたい」「お歳暮としておせちを贈りたい」というお客様に向け、期間内に2組以上のご購入でOisixポイントを500ポイントプレゼントするキャンペーンを実施しています。
 また「らでぃっしゅぼーや」では、ご注文ごとにお届け先を変更できる「転送サービス」をそれぞれ実施しており、好評をいただいています。
仕掛け(ii)年末の予定がどうなるかわからない…そんな方でも安心、11月末までキャンセル可能
 「年末の予定が決まってない」「昨今の情勢から帰省するかもう少し検討する」など迷っている方でも、予定が変更になった際はお電話でキャンセルが可能です。もし実際に帰省が難しくなっても、離れて暮らす家族の健康を願い、新年を寿ぐ「おせち」を通じて、お互いの無病息災を祈ることができます。

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ORD’s Episode4.本年のトレンドは「少人数おせち」と「贈答用おせち」

 本年8月5日より、2021年のおせち定番商品を販売開始したOixiでは、結果的に昨年の同期間に比べて、おせち商品の注文数が1.5倍と伸びています。その背景には、多くの家庭で早々に「2021年のお正月を自宅で過ごす」という意思決定をしていることが考えられます。
 帰省をしないことで、少人数で過ごす正月には、やはり「少人数おせち」が選ばれる傾向が見えてきます。また、帰省をしないことで、”おせちを代わりに帰省”させる「贈答用おせち」という選択が増えるという、例年にはない傾向も見えています。
 どちらのトレンドをみても、これまでと変わらず、新年を寿ぐ「おせち」を通じて、お互いの無病息災を祈りたいという想いは変わらないようですね。
 みなさんもぜひ、「おせち」の選ばれ方に注目してみてください。

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ご取材はこちらまで

当社の「おせち」への取り組みをご取材希望の方はこちらまでご連絡ください!
publicity@oisixradaichi.co.jp

中の人の一言.

8月5日にいち早く発売開始をしたことで、昨年の同期間に比べて、おせち商品の注文数が1.5倍と伸びており、多くの家庭で早々に「2021年のお正月を自宅で過ごす」意思決定をしている、というのは今年ならではの動向ですよね!

執筆者Profile
新人広報のだーやま
2020年6月にオイシックス・ラ・大地 広報室に現れた”期待の?”オールドルーキー。
大好物は、”コラボレーション”と”企画の妄想”。
noteを書きながら、”note発のコラボレーションが生まれること”を妄想しつつ、ニヤニヤしながら、脳みそと現場で汗をかいて、日々頑張っています。

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