幸運を呼び込む唯一の方法
4月22日月曜日。
朝起きて外を見れば、霧で遠望がきかない景色。
週間天気予報を見ても、どうにもこうにも連休明けまでずっとこんな調子だと知る。
連休中に幾つか登りたい山があったが、どうやらお預けになりそうな予感しかない。
さて本題。
まず「幸運とは何か」なんて事を考えてしまうと、宗教臭くて仕方ないので、それは各自それぞれという事にする。
幸運…想像してみるととりあえず宝くじの当選が浮かんだ。
年末ジャンボやサマージャンボは確か一等前後賞合わせて七億円だったはずだ。
非課税で七億円が当たれば、明らかに幸運だろう。
では、その幸運を手に入れる方法はどうだろう?
答えはシンプル。
「宝くじを買う」それだけだ。
唯一当てる方法が「買う」という行為しかない。
当選番号は完全にランダムであり、宝くじの還元率は45%くらいで鬼のように酷いギャンブルであるが、当てたいなら買うだけだ。
当てる方法=当たるまで書い続ける
「そんな当たり前の話されましてもねぇ」
みんなそう思うだろう。子供でも分かる事だ。
ジャンボ宝くじの一等が当たる確率は2,000万分の1なので、60億円分買えば当たる。
何が言いたいのかと言うと、幸運や成功を収める方法は秘密などなく「誰でも分かる事」をやるだけと言う事だ。
そしてほとんどの人はわかっていてもやらない。
鈴木亮平さんの話
演技派でどんな役でも驚くほどの完成度で演じる、私の好きな俳優さんの1人だ。
顔だけで言うと(申し訳ないが)普通である。しかし、その佇まいや笑顔、流暢な英語力などトータルで恐ろしいほどかっこいい。
しかしそんな彼もとても苦労した末に今の場所を築いたのである。
中学で俳優を志し、数々の事務所の門戸を叩いたが50社に落とされたそうだ。
その苦労を経験しているから、彼はどんな役も全力で「これ以上出来ない」レベルまで向き合う。
飛ぶ鳥が空中で焼き鳥になる勢いの彼も、最初の数社に断られて俳優の夢を断念していたら今の姿はない。
いつか昔に「冴羽遼を演じたい」と言っていた彼は、どれだけダメでもトライする事を諦めず、こうして夢を実現した。
北村一輝さんの話
ガチで海賊になりたくて船舶系の高専に入学して、海賊にはなれないと知って学校を辞めて俳優志望に。
演技のために歯を抜いたり、端役をずっと演じたり。
今みたいに有名になる遥か前に歯を抜いてるから、覚悟の量が桁違いである。
幸運と言うのはタイトルに書いたように「呼び込める」ものではなく、恐らく最初から降り注ぐ場所は決まっているのだと思う。
その場所は才能や運では辿り着けない場所であって、転んでも倒れてもずっとその場所を探し続ける人にしか辿り着けないのだと思う。
とてもシンプルだが、行動して、叶うまで行動し続ける事だけが夢を現実にすると言う幸運に辿り着く方法だ。
やれない理由を探せば幾らでもある。
落ち着いたら…
来年になったら…
仕事が忙しくて…
そんな時は、やらないままで迎えた60歳の自分を想像してみて欲しい。
ある程度昇進して定年を迎えて、嘱託社員になり給与は激減して年金貰うまで細々と暮らして…
無理矢理「まぁまぁ幸せだったよな」と言い聞かせて…
私の場合、今のままでは、ほぼ確実にそうなるだろうと言う恐怖を感じて最初の一歩を踏み出した。
まだ何も生まれていないから大きなことは言えないにせよ、踏み出してみて分かるのは「何かが変わり始めた」と言う不思議な感覚。
一度何かを始めてみると、次にやらなきゃいけない事が続々と生まれてくる。途端に調べ物や、必要な行動が生まれてくる。
あとはそれをひたすらやり続ける。
ダメでも次へ、うまく行くまで延々と続ける。
ここまで来ると過去の迷いがどれだけ損していたのかを実感する。二度と時間を無駄にしたくないとすら思える。
幸運に辿り着くためには、シンプルな一つのことだけ必要だと理解できる。
始めて、続ける事(2つだわ)。
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