見出し画像

顔が見えたネット活動

2018-2020ぐらいのちょっとした思い出について書く。

ネットを利用しての活動から成功したと思われる女性三人をたまたま見る機会があった。
たまたま最初期だったこともあり、どんなやり取りをしたのかまでは明確に覚えてはいないが、名前を出さない程度に思い出話。

先日テレビを見ているとその一人が写っていた。カラオケ番組で超モノマネ上手い人枠だった。

やり取りをしたのは、彼女が歌ってみたと言うものが楽しそうなのでやってみる!と言う時期。実際その頃から声は抜群に良かった。
ボイトレ勧めたら素直に言ってみます!だったのは覚えている。
その後、好きなことを好きなタイミングで楽しんでいた。数字などは気にせずに楽しくやっていたようだし、バンドに誘われたりで好きな活動を継続していた。
その延長で例の番組から声がかかったのだろう。
テレビとは不思議なもので、その門を一度潜ると忘れた頃にまた潜る機会がある。普段は固く閉ざされているのに通った事があるならフリーパスになる。
ネットでの反響を見ていると、また彼女をテレビで拝見する機会もあるだろう。初期の生歌音源はお宝としていつの日か提供を求められるかもしれない。

ギターの弾き語りをiPhoneで録音していた女性も同じように、楽しそうを継続していた。いつの間にやらコミュニティFMで番組を持っており、明るいキャラクターから番組のイベントなどの機会も多いようだ。自覚は無いだろうが、すっかりメディア側の人になっている。
印象的だったのは最初期の頃からとにかく「こう言うのをやりたい!」ですぐに動いていた。その結果、キャラクターもあり次第に活動を共にする仲間が増えていった。

この二人に共通しているのは、自分の楽しいことにちゃんと夢中になれていて、余計な事にそこまで悩まされていない事。内心は知りようがないけど表向きは、好きなことをただ継続してきた、と見えている。

宅録ナレーターやってみたい!で少しだけやり方をお伝えした女性はいつの間にやら年間200本近いナレーションを受けるようになった。単価はまばらながら、自分がお願いする安めの価格で換算すると普通のサラリーマンの年収は普通に超える。間違いなく主婦の小遣い稼ぎではなくて立派な副業。
方針は本人にしかわからないが、必要と思ったことをすぐに実行しているのはよくわかる。

これらの人たちは表立ってアスセス数を気にするそぶりもなく、ブランディングと言うダサい単語も使わない。自分のやりたいこと、やるべき事を真っ直ぐする。それも継続できる人たちなのだ。

結局のところ好きってのは強い。
好きだから辞める必要はなく
好きだから数字よりも大事なものもあり
好きだからお金も使うし勉強もちゃんとする。

変な欲を拗らせるのもパワーになるけど、長期的にはこの人たちのようなタイプの方が強いだろう。

あと、主体が「自分」であるため、顔を出す事に三人ともいつのまにか顔出しになっていった。もちろん理由はそれぞれあるだろうけど、人前で歌いたいなら意地でも顔を隠すなんてのはあまり効率的ではないし、企業から仕事もらうなら顔は見えた方がいい。

優先が「やりたい事」なので他の自分の事は後回しにしてるとも言える。つまり、やりたい事に本気。

成功は運の要素が大きく万人が成功するとは限らないが、このタイプの人たちは成功しなくても好きは継続する。結果、徐々に形になっていく。

ちなみに、たまたま初期の頃に自分が居たと言うか見る機会があっただけで、何かしらの影響を与えたとかは無い。

とは言え、その姿を拝見できた事で見えたものもあり、今では貴重な初期音源持ってるのはなんとなく自分の宝物に思える。

教える立場なのでできる限りはワークショップなどで教えた内容を説明していこうかなと。地方の人やワークショップに事情があって参加できない人たちへのサポートが今後もやっていければと思っています。