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奇跡の復刻【長崎原爆記】

⭕120809編210809/あめつちの便り「土の音」🌼
【奇跡の復刻「長崎原爆記-被爆医師の証言」】

長崎原爆の日に因み、より多くの人々に触れる機会となるのを願います。

被爆医師 秋月辰一郎氏が身命を賭して記録した不朽の著

    【長崎原爆記】(1966年)

    【死の同心円】(1972年)

    【体質と食物‐健康への道】(1980年)

上記3冊が共に復刻されたのは 2010年❗

なんと、福島原発事故で "放射能大量放出”の大惨事となった「東日本大震災」(2011.3.11)前年だ‼️
    チャンスがあればぜひご一読を‼️

果たして偶然だろうか?

この本たちが、筆者の胸の奥の想いを「食養の大切さ」共に焼直してくれるのです。

◆著者略歴
秋月辰一郎(あきづき たついちろう)
医師、平和運動家。大正5年(1916)1月3日~平成17年(2005)10月20日。長崎市生まれ。京都帝国大学医学部卒業後、長崎医科大学(現・長崎大学医学部)放射線科の永井隆博士のもとで研究。高原病院を経て、昭和19年(1944)長崎浦上第一病院(現・フランシスコ病院)医長となり、のち病院長。昭和20年8月9日長崎で被爆後、医療のかたわら被爆者問題にとりくみ、被爆体験資料の収集・発掘などにつとめる。長崎の証言の会代表委員、原爆被爆者対策協議会、原爆資料保存会、原爆被災復元調査協議会の役員を歴任…

⭕️【長崎原爆記-被爆医師の証言】
(秋月辰一郎 著、日本図書センター) 2010.12.1 復刊

昭和二十年八月九日、長崎原爆投下以降の被爆地について、浦上第一病院(現・聖フランシスコ病院)医師のヒューマニズムに貫かれた稀有な被爆の証言記録。

爆心地から1.8キロの病院で医療活動を続けながら、その食生活により、患者・スタッフが後遺症にならなかった実体験が記されており、英訳されてヨーロッパ・ロシアでもチェルノブイリ原発事故以来、多くの方に読まれている。

第一章 八月九日の長崎
広島に新型爆弾投下/八月九日の長崎/時間のない日/地獄図絵…
第二章 医療活動の開始
第三章 紫黒色の死
第四章 死の同心円
原爆症あらわる/秋月式治療法/死体を焼く/医療の手だてなし/果てしなき犠牲/死の同心円
第五章 救いの雨
第六章 永井先生との再会
第七章 原子野にたたかう

原発被災 未だ解決せぬ今、この事実を知らせ、危急存亡をかけた実践普及を祈る気持ちです。
    心ある人々のシェアを祈念いたします。

【長崎原爆記】より以下を抜粋。

●子宮癌、乳癌の転移巣にX線深部治療をする。一日、二日と連続して照射すると、患者は一種の病的症状を起こす。これは「レントゲン宿酔」(レントゲン・カーター)と呼んでいた

●ラジウム放射線と同じく、多量であれば人間の細胞を破壊する。レントゲン放射線に破壊される細胞
は、分裂が盛んに行われる組織細胞である。幼弱細胞、生殖細胞、骨髄細胞、ーーとにかく生命現象の営みの盛んな細胞は、レントゲン放射線によって壊死する

●その放射線が人間の造血組織、骨髄組織を破壊したのだろう。だから紫斑病みたいな患者が多いのだ

●この時のミネラル栄養論を端的に表現するならば、塩、ナトリウムイオンは造血細胞に賦活力を与えるもの、砂糖は造血細胞毒素ということになる

●この考え方は、私が長崎医大の放射線教室にいた時、患者や医師や技術者にしていたレントゲン・カーターの治療に一致する

●「玄米飯に塩をつけて握るんだ。
からい、濃い味噌汁を、毎日食べるんだ。
砂糖は絶対にいかんぞ!」
私は、炊事方や職員に厳命した

●「砂糖はいかん、甘いものはいかん!」  
これは爆弾前から、入院患者や従業員に厳重に申し渡していた。

もっとも砂糖は、当時の日本の大衆にはほとんど無縁なものであった

●私や岩永修道士、野口神学生、婦長、村井看護婦その他の職員や、二度と患者は、被爆の廃墟の死の灰の上で、その日以来、生活したのである

●元気に来る日もくる日も人びとのために立ち働き、誰もこのために死なず、重い原爆症が出現しなかった

⭕️【死の同心円‐長崎被爆医師の記録】
(秋月辰一郎著、長崎文献社)復刊(2010)

前書き
「…心もからだも能力も弱い医師であったからこそ、長い歳月を被爆当時と同じような状態ですごしてこられたのだろう。私は爆心地付近で発掘され
る石塊、かわら片、壊れた壷、そういった被爆資料とあまりかわらない存在である…」

    おびただしい被災者や放射能の中、不休で医療救助活動をしながら玄米と味噌汁と海草で生き抜いた病院職員や患者たち。 
    今ここに学ぶことは計り知れません❗

高橋眞司(哲学者)氏による巻末解説文の最後には、「秋月辰一郎の主著『死の同心円』の復刊は、著者の志にかない、時宜にもかなった、まさに今日的意義を有するものといえよう。」と結ばれています。  

    ●お近くの図書館にない場合は、館内でリクエストされるなど、多くの方にシェア頂けると幸いです!

以下に、わかりやすく端的に重要なことが記されています。

⭕️【原爆(放射能)に勝った玄米と味噌汁】
        井上 明先生(NPO法人日本綜合医学会理事) 記
: http://caregohan.jp/power/ 

    ところで近年筆者が長崎を訪ねたのは、高校二年の修学旅行以来。当時は不思議なことに、学校側もバスガイドも、原爆の話は全く無く、資料に触れることもなかったのです。

長い時を経て、自然医学・Macrobiotic 実践普及の同志が、長崎原爆資料館を案内してくれました。
    彼の父は原爆被災者であり、医師による当時の生々しい被爆検証データを目の当たりにしました。

かつて夫婦共にガンだった彼は、食事療法を基底とした自然医学の実践から、ガンが自然退縮した輝かしい経験を持ちます。

全国にいる同様の実績を持つ「治ったさん」を多数輩出した【がんの患者学研究所】から、栄誉ある「治ったさんバッジ」を授与され、心からの祝福と称賛を贈りました。

    さて、本日8月9日、長崎は76回目の「原爆の日」を迎えました。

平和祈念式典では、この1年に亡くなった被爆者など3202人を合わせた 18万9163人の原爆死没者名簿が納められ、約60か国の代表らが参列。

2017年7月7日、核兵器を、使うことはもちろん、持つことも、配備することも禁止した「核兵器禁止条約」が、国連加盟国の6割を超える122カ国の賛成で採択。

条約発効に必要な批准国は50か国であり、2021年1月22日に条約が発効。
同年7月9日時点で、核兵器禁止条約(TPNW)の
署名国が  86か国、批准国が  55か国。

しかし、核兵器保有国(アメリカ・中国・イギリス・フランス・ロシア、およびインド・パキスタン・朝鮮民主主義人民共和国)は不参加。そして、アメリカ軍の核の傘下にあるカナダやドイツ、アメリカと軍事同盟を結ぶ日本・オーストラリア・韓国なども不参加。

唯一の被爆国である日本が批准できない不思議な矛盾があります。

それは、「食養」「Macrobiotic」「自然医学」等の普及を拒む産業界の仕組みや唯物史観に毒された人の脆弱な生命意識にも見えます。
    が、私たち庶民同志、たゆまず草の根の力を合わせ、自分と家族の健康をベースに、地球環境の健康を目指して参りましょう。
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【土の音】(食育のグリーンノート&土の音工房)
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