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大企業太る、個人細る/逢坂誠二 #7808

【24年5月18日 その6111『逢坂誠二の徒然日記』#7808】
午前4時の函館、日の出前ですが、街全体が既に明るくなっています。東の地平線も赤く日の出直前です。気温8度です。日中も晴れ、最高気温は20度の予報です。

1)大企業太る、個人細る
一昨日、内閣府が発表した2024年1~3月期のGDP速報値は、実質で直前四半期よりも0.5%減です。年率換算で2.0%の減となります。

一方で、24年3月期の上場企業の純利益総額は、3年続けて過去最高の見込みです。

大企業が儲かっているのにGDPが減になるのです。その背景にあるのが、個人消費の低迷です。

GDPの6割近くを占める実質個人消費が前期比0.7%減少です。個人消費は4四半期連続のマイナスで、これはリーマン・ショックの2009年以来、15年ぶりとなります。

3月の実質賃金は、前年同月比で24カ月連続マイナスで過去最長を更新中です。

*円安による一部輸出企業の増収と輸入品価格高騰による物価高
*一部企業での賃上げはあるが、中小では厳しい状況。物価高を上回る賃上げにならず

こんな論調が新聞紙面を踊っています。大企業が太って、個人が細ってしまう。今の日本はこんな状況です。

個人消費を喚起するため、個々人の自由に使えるお金を増やす必要があります。毎度繰り返しますが、その方策の一つが教育費の無償化です。いつまで経ってもそれを決断しない岸田総理、そして自民党政権を変えなければなりません。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2024.5.18===
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