Lucinda

My notebook | Essay | Every stroke on my ke…

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My notebook | Essay | Every stroke on my keyboard is bliss | I'm kind of an internet addict

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Rewrite お釈迦様誕生日

2024年5月15日は旧暦の4月8日です。 今これを書いている今日がその日に当たります。 私の最年長のお友達くららさんは、実は今日が誕生日、94歳になります。 昨日の夕方兄と一緒に、くららさんの大好きな和菓子をお誕生日のお祝いにお届けしました。 くららさんは足の状態も悪く本当なら立ち話など苦痛だと思われますが、おそらく二時間近く立ったまま、私たちと大盛り上がりであらゆる分野のおしゃべりに興じました。 家の入り口に咲く50歳の薔薇の木の傍で、心地よい風に当たりながら、

    • 独りが好きな瞬間

      友達に「孤独を感じた時はどうする?」と尋ねたら、「寝る」と答えが返ってきました。 私も気分が落ち込んだ時には寝ることがあります。 孤独感がつらい時は何もできなくなってしまいますが、しばらくそのままでいて、何か思いついたら行動します。 過去に一人で旅行をしていた時は、孤独感や不安、わくわく感、夢中になる感じが入り混じっていました。 友達と一緒だと起こらない面白いことが好きでした。 ニューヨークに滞在していた時、現地の友人に会えなかったので、思いつきで家まで行ってみよう

      • 私は影

        両親という存在は本当に大きいものですね。 私は、父が母に対して示した態度を母に向けていたし、母の生き方を模倣して生きていたと思います。 父も母も、私がすっぽり隠れて見えなくなるほど覆い被さっていました。 私が自分自身だと思い込んでいたのは、「私」ではなく両親だったんですね。 自覚するまでに時間がかかり過ぎました。 ですが、私自身と名付けられる「私」も存在していたのです。 そして、両親と私は同じ問題を抱えた関係性だったのです。 その問題とは、自分自身の人生とつなが

        • ひとつだけ得意なこと

          秘密にしていたことなのですが、実はひとつだけ得意なことがあります。 他人や物事を感知する能力が私にはあるのです。 はっきりと強い感覚で知覚することが得意なのです。 初対面の相手に対してもよく働く能力なのです。 生まれつき備わっている能力なので、抑えることはできません。 そのため、他の人たちとは異なる態度を示すことが多いです。 その理由は言葉にできないため、いつも黙っています。 誰も信じていないから黙っています。 予知的なものではありません。 ただ、目の前の人

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          みんな弱いんだなぁ

          最初はみんな同じように弱い。 弱いことは何も問題ではない、自然なことだ。 私の周りには気丈に振る舞う人が多い。 特に目立つ人たちは決して弱みを見せたがらない。 そしてあるきっかけで人生が傾いた時、それまでとは反対の弱さを垂れ流す。 こんな弱気な人を愛するのは普通の人間には難しい。 あの人たちが気丈に見えたのは、実はポジティブ麻痺ってやつだったんだ。 ポジティブ変換することで自分の痛みや罪悪感に触れないようにしている人たち。 こういう人たちは聞く耳が持てないんだ

          みんな弱いんだなぁ

          白紙

          私の人生、暇すぎて、どうしたらいいか分からない。 ゆっくりした時間があるのはいいけれど、何でもやろうと思えばできるはずなのに、やる気が起きない。 怠け者になってしまった。 それに、疲れているみたいだ。 気分転換が必要かもしれない? それよりリセットしたい。

          苦手なこと

          最近、苦手なことが好きになりました。 私が苦手にしていたことは、実は好きなこと、やりたいことだったと気づいたんです。 苦手意識が大きければ大きいほど、ものすごくしたいことを意味していたんじゃないか?と思います。 やりたいのにできない自分に苛々して、苦手と思い込むことで納得していたのかもしれません。 しかし、苦手意識は実はいいものだったと捉えることにしました。 まずは考え方を変えるところから始めます。 そしてほんの少しそれ(やりたかったこと)に近づいけることを始めな

          苦手なこと

          人生を諦めなくてよかった

          諦めることは自分を捨てることだ。 自分を捨てると大切なものを失うんだ。 寂しくなって、 手当たり次第に、 本当はどうでもいいものをかき集めるんだ。 人生はゴミ屋敷になっちゃった。 諦めないことは、自分を受け入れているんだと気づいた。 もっともっと受け入れてみると、 与えられるんだと分かった。 大切なものばかりが! 勝手にゴミが処理されて行くのも見えるよ。 捨てたと思った自分は、実は捨てていなかったんだ。 諦めきれなかったんだ。 苦しみも大きかったけど

          人生を諦めなくてよかった

          Rewrite 二度と書かない私の事

          私は”年季”の入った自称◯◯障害者でした。 おそらく十代の頃からです。 まだその頃は「障害」という言葉は使っていませんでしたが、意識は同じです。 初めて自殺を思いついたのが中一の時です。 その頃から頭痛に悩まされるようになり、大人になっても続いています。 太陽に10分も当たると強烈な頭痛が起こる時期もあって、外出も非常に困難になりました。 話を本に移しますが、冒頭からいつものすずめさんらしい口調ではじまり、そして力強く走り出した今回の本は、思いの外、私の体中に新風

          Rewrite 二度と書かない私の事

          THE 聞く耳〜!!

          まず本の紹介をして、思った事を可能な限り書いて行こうと思います。 聞く耳って、、ないよね〜(笑)。 聞いてるけど、聞いていない、聞く耳って、、どういうことですか? 言っていることが理屈として分かるは聞く耳じゃない。 腹落ちする、が、聞く耳なのである。 私がいかに聞く耳がなかったのか、本を読んで、はっきりしちゃったんです。 ということは? 聞く耳が持てた! ということです! こんな本を書けちゃうくらい、聞く耳のある人が書いています。 読んでみて損はないです。

          THE 聞く耳〜!!

          弱い人 + 強い人

          自分はずっと弱い人だと思って生きてきました。 なのに、なぜか、私は強い人と思われがちです。 しっかりしている、何でもできる、一人で平気そう、などなど。 これ全部私の苦手なところなのに。 苦手だったから、何でもできるように努力しています。 苦手だったから、一人旅もしてきたんです。 一人でできることが増えると自由度が増すから好きです。 でも一人でやっていても同時に寂しさが付きまとうんです。 孤独感が増すととても人恋しくなりますが、大抵の場合、強がっています。 で

          弱い人 + 強い人

          被害者意識

          私はどうして被害者だと思ったのか。 お金持ちの家に生まれなかったからです。 そうしたラッキーに恵まれなかったというずいぶん身勝手な被害者認定です。 こればかりはどうすることもできない、たとえズルしたって叶わないことです。 一時期、都会のお屋敷街に住んでいたことでより強く意識してしまったのです。 幼少の頃にはただ劣等感だったものが大人になっていやらしい考え方をするようになったのです。 この意識がその後の私の原点だとわかりました。 これによって私という世界に起きたこ

          被害者意識

          老化しても大丈夫

          最近の私はだいたい早朝に目覚めてそのまま起床しています。 1日のうちで朝が一番好きです。 陰気で屈折した少女時代は寝つきが悪く深夜が最も冴えていました。 ここ数年は身体が勝手に変化して、暖かくなって、暑くなると朝を好み、涼しくなって、寒くなると夜が好きになるみたいです。 若い頃にはなかった体調不良があることは否めませんが、私は今の方が元気です。 逆に若い頃経験していた体調不良はなくなっています。 残りの人生の方が少ない今が最もチャレンジングです。 生き方は選べる

          老化しても大丈夫

          ペンとノート

          少しの間、自分だけの時間があったのでペンとノートを使って長年の問題と向き合ってみた。 まずいくつかの否定的な言葉を書き出し始めた。 書いても書いてもまだ足りない感じ。 どこまで掘っていけばいいのだろうか。 この感覚に触れると毎回みぞおち辺りが重たくて苦しい。 いつもの通り体に現れるものすごく嫌な感じ。 ただただ落ちて行くような恐怖感。 でも今回だけはここでやめられない。 もううんざりしているから。 悩みの元がこの先に必ずあると信じているから。 しかし、私か

          ペンとノート

          他人は分析できない

          以前私は他人を分析していました。 現在は自分の分析だけしています。 自己分析を他人に委ねることはできませんよね。 自己分析が上手く行き始めると他人の分析などできないとわかりました。 外側をちょっとつまんで相手を分析したところでかえって誤解するだけです。 そんな労力は無駄だとわかったら楽になりました。 必要なのは、対話だと思います。 親しみだと思います。 苦手な人でも親しみの心と目で観察したら案外理解できるものです。 意外にも笑える対象となるんじゃないでしょう

          他人は分析できない

          自己紹介みたいなもの

          自己紹介ほど嫌いなものはないのだけれど、、、してみたくなったので! まずnoteの目的は自己分析と自分を受け入れることです。 始めた頃は何を書いていいのかもわからずとりあえず、強引に書き始めました。 次の日も次の日も同じように勢いをつけてただ書いていました。 しばらくすると自己分析が楽しくなってきました。 胸の内に深くしまい込んできたものがここでは自由に書けるからです。 誰にも聞いてもらえなかったことを勝手に書けるからです。 書いているとそのひとつひとつが自分の

          自己紹介みたいなもの