グローバルリベラリズムの理念
北岡伸一の『覇権なき時代の世界地図』新潮選書を読んでいて同意できる記述があった。
"私はG7などのいわゆる西側が体現している近代の理想──自由、民主主義、法の支配など──が死んだとは毛頭思っていない。今なお、重要な原則だと思っている。中国やその他の新興国に、世界にアピールする普遍的原理があるだろうか。"という記述だ。
かつてフランシス=フクヤマという人が自由と民主主義が人類史の最終段階であって歴史は終わったと言ったときに、世界はそう単純じゃない、イスラム原理主義の台頭など