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【時間管理】都合の良いほうだけじゃ変われない

時間管理講座を始めて3年。
初期の受講生が揃って3年生に進級しました(笑)

自分でイチから開発・設計した講座だから、その講座の効果は受講生が教えてくれる。
細かいところは人によって多少は異なってくるけれども、3年やってみて「正しい」やり方や、「正しい」変化がなんとなく見えてきた。
それは、当初から私が確信していたこともあれば、想定外だったこともある。
そこで、3年経過した今だからこそできる、答え合わせをしてみようと思う。

1.時間管理の体得には、個別フォロー&10年プロジェクトのセットがマスト

時間管理講座を受けて一発で時間管理を身につけられる人はいない。
これは以前からお伝えしているとおりだ。
シンプルだけど、今までの思考パターンや価値観とは全く異なるものなので、これを体得するには、現場での圧倒的な練習量が必要になる。

本当のことを言うと、正直、個別フォローにせよ、10年プロジェクトにせよ、必要な人がやればそれでいいんじゃないかな、と思っていた。
お金もかかるし、オンラインの環境だし、「誰でも」気軽にできるかというと、そうでもないと思うからだ。

今でも自分の意志で選ぶものだという考えには変わりはない。
けれど、これを「セット」でやることで生まれる圧倒的な効果は、片方だけの実施では得られないと確信している。
両方やってみて、初めてわかることがものすごくたくさんある。
実際に受講生を見渡せば、結果は明らかだ。

一言で言えば、片方だけでは都合が良いのだ。
個別フォローと10年プロジェクトどちらかを選んだ方であれば、その選んだほうは、その方にとって都合が良いほうだ。

講座を受講して、思考面での大きな変化を体感した方は、そこをもっともっと伸ばしたくなるから、個別フォローが都合が良いだろう。
凝り固まった思考の癖をほぐし、自分の成長を語るのは、とても楽しい時間だ。

講座を受講して、行動面での大きな変化を体感した方は、そこをもっともっと伸ばしたくなるから、10年プロジェクトが都合が良いだろう。
「今日はこれをやります!」と宣言して、実際に行動できたとき、メンバーの見ている前でマルをつけているとき、その瞬間のその方の顔は間違いなく「ドヤ顔」だ。

成長した自分を嬉しく思えることは、チャレンジをしたご褒美。
それを心から味わうことはとても大事なことだ。
そして、個別フォローも10年プロジェクトも、確実に成長させてくれる仕組みなので、それを続けていることそのものはとても素晴らしいことだ。

だけど、こうも言える。
変化というのは、今までの自分にないものを取り入れていく必要があるのだから、都合が良いほうだけやったってそりゃあ効果は半減だ。

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講座を受講して、思考面での大きな変化を体感した方。
「べき」論から少し自由になって、できなかったことがあってもリスケすることを覚えて、無駄に落ち込まなくなった。
それならば、実際の行動量や効果にこだわるところまで踏み込んでみてはいかがだろうか。
「だめな自分」から切り替えられるようになっただけでも、もちろん十分進歩。
だけど、「だめな自分」と勝手にそう思い込んでいただけ、要は自爆していただけなのだから、そこから回復しただけで満足しているなんてもったいないよね。

もっと厳しいことをいえば、「やりたい」と思ったことを実際に行動にうつそうとなったときこそ、実は試されるとき。
「やりたくもないけどやらなければいけない」ことが、実際にできないのは、これは自分のせいじゃない。だってやりたくないんだから。仕方ない。
だけど、「やりたいこと」をやろうとプランニングしてしまったら、もうあとはやるしかない。
ここでできなかったら、正真正銘の「だめな自分」になってしまう。
そのプレッシャーって、かなり、大きいんですよね。
おまけに、10年プロジェクトはみんなあれこれ宣言してどんどんマルしていってる…。
焦らない、わけがないですよね。
10年プロジェクトを5年も毎日やってる私は、わかります、それ。

でもね、行動できないと何も変わらないんですよ。
人を支えてくれるのは、思考ではなく、積み重ねなんです。
確かに初受講のときから比べると、思考が自由になったかもしれないけれど、メンバーと比較して焦っているようではまだまだ自由とは程遠い、豆腐メンタルなんです。

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講座を受講して、行動面での大きな変化を体感した方。
10年プロジェクトに参加するようになって、これやる!と思ったことを実行できて、「なんだ私もやればできるじゃん!」と思えるようになった。
それならば、自分が本当に望んでいることは何なのか、自分にしっかり向き合って考えてみませんか。
ただただ流れていく日々から、ひとつでも積み重ねられるようになったことは、もちろん十分進歩。
だけど、その積み重ねが業務命令だけだったら、私の人生は会社が決めていることになっちゃうよね。それってもったいないよね。

もっと厳しいことをいえば、「やれ」と他人に言われていることをいくらたくさんやって見かけだけ習熟しても、いつか絶対に頭打ちになります。
若いうちは、上司やマネジャーのもとで言われたことを素直にやっていれば、それなりに結果は出てそれなりにほめられます。
だけど、それなりの年令になったら、よほどの専門職で無い限り、管理職になります。
ぶっちゃけ、今、追い込まれてませんか?
メンバーがびっくりするくらいどいつもこいつも仕事ができなく、「やれ」と言ったことをやらないから(笑)
わかりますよー。私だって管理職ですから。

確かに初受講のときから比べると、仕事面では評価されるようになったかもしれないけれど、お休みの日はそのぶんぐったりしていたり楽しく過ごせてなかったりしませんか。
メンバーがやれと言ったことをやらないように、実は自分だってやれと言われたことをやるのは楽しくもなんともないんです。
だから、平日は頑張って元気に過ごせてるふうを装うことはできても、消耗しちゃってるから、休日は動けないんです。

心当たりがある方、いらっしゃいますか?
あるなら、都合が悪いほうを、やりましょう。
どっちも都合が悪いなら、どっちもやりましょう(笑)

*関連話をアップライズトークで話しています。



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