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チームは苦手だけど、コミュニティならなんか好き

もう残り数時間となってしまった7月。
実は前からぼんやりと考えてたことで、この7月で実感したことがある。
数人で何かを取り組むと、たとえ意志が弱くても継続することができるということ。

何をいまさら当たり前のことを、と思うかもしれないけど7月から『旅と写真と文章と』というそれらを愛する人が集うオンラインコミュニティに参加したり、親友たちと集まって朝ランニングをし始めてから、このことを意識するようになったのだ。

今までは一人で淡々と練習したり、行動するのが効率が良いし楽だと、ずっとそんな感じのマインドでやってきたと思っていたけど、実際はそうでもなかった。

陸上部に入らなくたって、一人でも走れた。写真部に入らなくたって、一人でも撮れた。英語サークルに入らなくたって、一人でも勉強できた。
けど、私は何かしらのコミュニティに所属してそれらの行動をゆるゆると続けていた。

一人では何もできないのかというと、それはちょっと違うのだけど(距離を長く走りたいときやスピードを速く出したいときは一人でも走るし、語学の勉強も基本的には一人でやってる)、継続って観点で見たら圧倒的に外部を巻き込んだほうが続いている。

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以前英語サークルで役職をもてる学年にいたときに、後輩がサークルを辞める理由として「同じ時間を使うのなら一人で学習した方が効率的で、皆でやるのは時間の無駄」といっていたのをふと思い出した。

たしかにそういう考え方も合理的だし、一人でできるならそれに越したことはない。のだけれど、私みたいに意志が揺らぎがちですぐサボってしまうような人間は周りに同じようなことをしようとしている人を巻き込んだり、巻き込まれたほうが続けられて、なんだかんだ一人で頑張るより遠いところまで進んでることの方が多い。

『旅と写真と文章と』の主催人であり、船長の伊佐さんが綴っていた

早く行きたいなら一人で行け。遠くへ行きたいならみんなで行け

まさにこの言葉。本意とはちょっと違うのかもしれない、けど私は今月感じたこの感覚には、この言葉がぴったりだった。

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チームは同じ方向の何かを成し遂げないといけないって使命感に駆られるのと、決まった役割をこなさないといけないイメージ。
対してコミュニティは何かを好きな人が集まってる比較的自由な空間。個人で目指すところや向いてる方向は同じでも違ってもよくて、それぞれにこういうのが好き!っていうのがほんのりあって、でも根本的な好きのテーマ?ジャンル?は共通しているから、お互いの好き!とかこういうの楽しそうじゃない?に興味を持つ人同士で影響しあって、結果遠いところに行けるんじゃないかなってそんなイメージ。

あまりコミュニティの詳しいところは分かってないけど、今のところそんな感覚。チームが苦手な個人行動多めの人で、新しい視点で自分の世界を広げてみたいなって人にぴったりなのではないかなって思う。

Summerクルーにいる間に、いろんなイベントに参加したいのだけど、土地柄関東には頻繁にいけないのとタイミングがことごとく悪いから(普段減らされてるのにオンラインでもイベントあるときに限って入ってるシフト、8月の九州フォトウォークの日は関東でリゾートバイトしてるし.....、無念...)、何かいっこでも参加できたらラッキーと思うことにして、コミュニティの他の人の写真や文章をぼんやり眺めつつ、単独で写真撮るしかない!


7月は相変わらず昼夜逆転だったり、ヒッチハイクで後輩の大会応援しに行ったり、そのためにバイト長めに休んだら普段のバイトも減らされてしまったり、同期で集まって騒いだり、日が昇る前に集まって走ったり、自分でもよく分からない生活を送っていたけど、この7月を過ごして今まで他の人とで動くなんて、と捻くれてた私が(実際は元からみんなで動いていたのだけど)、みんなで動くのもいいなとすとんと納得できたのは嬉しいな、と思った今日この頃。

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