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大吉原展|エッセイ


今日は、東京藝術大学美術館で開催中の
「大吉原展」へ行ってきた。

よく花魁コスプレをしているギャルをみかける。
着物を肩まではだけさせて、胸を強調、着物のくせに丈が短かったりするアレである。

高校生ぐらいの頃、花魁コスプレを何かで見かけ、とても不思議に思ったことをきっかけに
吉原の歴史や花魁の生活についての本を読んだりしていた時期があった。

知識がつけば、花魁コスプレは
ほぼ花魁ではないことが分かった。
人々は吉原のわびさびに魅力を感じるのかと
思っていたがそういうわけでもないらしい。
あんなコスプレで承認欲求が満たされるのかも謎である。
やはり、蜷川実花のイメージなのだろうか。
花魁コスプレへの疑問はますます深まった。

そんなこんなで、大吉原が開催中とのことで
行ってみたのである。

喜多川歌麿の美人画や、高橋由一の「花魁」
写真など展示されていて面白かった。
当時、写真はブロマイドとして発売されていたらしく、
人権侵害とかなんとかで販売が禁止になったらしい。
グッズ売り場に売ってたら買お〜!
と思っていたのだが、売っていなかった。当時禁止になったものは現代社会でも禁止なのだろうか。
花魁道中のフォトなんて、
アイドルのステージ写真と同じ感覚で欲しかったのに…

とにかく、花魁コスプレには
いまだに疑問を抱えている。
花魁のコスプレ❤︎のようなSNS投稿を目にすると
「吉原の何を知ってそんな格好してるんや」
という気持ちになる。
花魁の仕事によって苦しんだ過去や先祖がいるわけでもないが、謎の苛立ちを感じている。
本当に謎だ。

久しぶりに青空の下、お散歩したら
なんだかとても疲れた。
一緒に行った友達は
「帰ったら1時間ぐらい走りに行く」
と言っていた。
ちなみに1時間で10キロぐらいらしい。
こちらも本当に謎である。

おしみ
1998年3月生まれ、AB型
甘いものは、しょっぱいものを美味しく食べるために食べます。
極楽に生きたい!


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