見出し画像

長文を読み込めないバカこそが "マスゴミ" のエサであり、"マスゴミ" を生き長らえさせる元凶

ボクらの朝日さん、さすがっす!

画像1

ちょっと奥さん、この朝日の記事はお読みになりました?

さすがにここまで美しい "見出し詐欺" は久々に見たので、思わず怒りよりも先に感動を覚えてしまったオレがいる。

内容的には「THEアサヒ」と言うよりない、答えの決め打ちと偏向報道なのだが、大問題なのが本文の内容と見出しが全く合致していない……どころか全くの逆である点だ。

最低限の日本語能力があれば、本文を読めばすぐに「あれ?」と感じるかもしれないが、一応念の為にどこがどうおかしいのか指摘しておこう。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、10月までに大学・大学院を退学したり休学したりした学生が少なくとも計5238人いることが18日、文部科学省の調査で分かった。文科省は感染拡大で経済が冷え込めばさらに増えかねないとして、学生らへの支援を拡充させる。

冒頭のこの部分を読むと、さもコロナ禍が理由で学生が大変な思いをしているかのように受け取れる。
実際に大変だとは思うけれども、この見出しとこの書き方だと、例年にも増して降って湧いた不幸にヤラれてます的な意味合いに取ってしまうだろう。

 文科省が全国の国公私立大に調査したところ、4~10月に新型コロナの感染拡大の影響を受けて中退した学生・大学院生は1033人、休学は4205人に上った。このうち、学部1年生はそれぞれ378人(約37%)、759人(約18%)だった。

続くこの部分は新型コロナを理由に中退・休学といった選択をした学生の内訳だ。具体的な4桁の数字を出されているので、これを見たら普通は「うわ、危ないのか!?」といった感想を持ってしまうはず。

一方、全体の中退者は2万5008人、休学は6万3460人で、昨年の同時期と比べると、ともに6833人、6865人減っていた。

見てこの三段落ちみたいな文章。なんとホップステップで煽っておいて、例年よりも中退も休学も激減しているのである。

コロナ禍の影響を受けて中退・休学した生徒がいるのは間違いないのだけれども、コロナが理由ではない学生まで含めた全体の数字では、中退・休学が共に約7,000人ずつと、大幅に減っている。

「コロナ禍で数千人の学生に影響が」というのはウソではないので、朝日が選んだこの見出しでも「丸きりのウソではない」と言い逃れ出来るかもしれない。

しかし、そんなの東スポだのアングラ誌だののやり方であって、恥ずかしくも天下の朝日新聞様がひと目惹きたさにやっていい手法ではないだろう。

こんな恥も外聞もないインチキビジネスをされてしまっては、こちらも "マスゴミ" なんていう頭の悪い単語を持ち出すしかないではないか。この手口をおかしいと思わないなら、もはやネット上のノイズやデブリの類だ。

すなわち "ゴミ" と表現するに相応しい。


ここから先は

2,080字 / 2画像

¥ 200

皆様からの金銭サポートがあると、子育てに追われる哀れなオッサンの生活がいくらか楽になると思わせておいて、息子の玩具やお菓子や遊園地代で殆ど溶けます。