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[またインチキ児ポ論] 弁護士JPの児ポ記事が周回遅れで酷すぎる件(第3回)


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[またインチキ児ポ論] 弁護士JPの児ポ記事が周回遅れで酷すぎる件
第一回 https://note.com/oharan/n/n7e214b54d457
第二回 https://note.com/oharan/n/nde5c64e59dc5
第三回 https://note.com/oharan/n/n0c7b1adf144f
第四回  https://note.com/oharan/n/n34249630d72c



記事を読み進めるために最低限必要な基礎知識

さて、過去に2回ほどツッコミ記事をアップしたにもかかわらず、問題となる元記事にツッコミどころが多すぎ、まだまだ終わりが見えない地獄の連載の第3回でございます。

まずは、この連載を読み進めるにあたって最低限必要な基礎知識を得られるリンク集を貼り付けておきます。これらに目を通した上でお進みください。


※ 今回ツッコミの対象となる弁護士JPの元記事

https://mega80s.txt-nifty.com/ICPO.pdf
※ ICPOが2014年に提唱(というか警告)した、児童ポルノという単語が持つ問題点について

※ 児童ポルノや性的対象化など、フェミ活動家らがこれまでに関わって来た社会問題について非常に詳しくまとめられているページ


弁護士JPさんの偏向&インチキっぷりに対するツッコミ

今回も前回と同様に、ツッコミポイントを細かく分ける形でお送りしたいと思う。もし読み難かったらごめんなさい。


――ポイント1


2019年にSNSを提供するツイッター社が、「児童の性的搾取に関するポリシー」を設け、児童の性的搾取に該当するコンテンツやこれを助長する行為を一切禁止すると発表しました。

引用部分を長くしても仕方ないのでまずは冒頭部分だけ切り取るが、ここは今回の記事の中でも特に問題のある箇所のひとつである。

上記のようにTwitter社のポリシーを導入部として、筆者はその後にこう続けている。

(1)「空想する」「衝動を覚える」と、「その空想や衝動を表現して発信する」のあいだには、大きな隔たりがあります。

(2)利用者は「空想する」「衝動を覚える」を禁じられたわけではないのです。

(3)しかし、このポリシーに対する反応として「内心まで規制するのか」「空想するのは自由だ」といった声が多く上がったところを見ると、逆説的に、この空想、衝動が当事者にとって非常に重要なのだとわかります。

ところが、この(1)~(3)の流れは、筆者が都合よく一部の声を切り取っただけで、限りなくわら人形論法に近い。Twitter社のポリシーに対して挙がった声はこれだけではない。

私の観測範囲での話にはなるが、最も支持を集めていたのは内心の自由うんぬんではなく、「単に絵柄の問題では」だとか「幼く見えるって、あなたの単なる感想ですよね?」といった、「どこからどこまでがどう」という線引きの不確かさに対する疑問の声だった。

また、画像・イラストだけではなくテキストによる表現も禁じられ、また実在児童(アイドルなど)だけではなく、二次元キャラに対する言及すら対象であるとしか読めないポリシーだったため、「ヤリ過ぎだろ」という声が挙がったのだ。これはつい最近の話なので、まだ覚えている方も多いはず。

だが元記事では
「要は視覚的に刺激を与えるものを挙げています」
としており、文章すら禁じられていたという点だけ書かれていない。これはその後に続く「内心の自由の規制にはあたらない」という持論を補強するためのインチキであり、意図的な切り取りだと思われる。

はい、証拠を置いておきますね~。

――ポイント2

児童ポルノは非常に衝撃的なものです。

これだけのインチキを繰り広げた後で、この筆者はこう結ぶ。相変わらずなんのエビデンスも示しておらず、「児童ポルノが衝動的なものです」とあるが、本能に根ざしたコンテンツ(飲食や睡眠を含んだっていい)というのは、衝動的で当たり前じゃないだろうか。

そもそもこの時点で、この筆者はよく考えずにものを喋っているのだと分かる。衝動的じゃない3大欲求に絡む物を探す方が難しいと思う。

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