絢@高知

2017年12月から高知県在住。2020年頭からnoteが日課。自分の心身歴や母業を通…

絢@高知

2017年12月から高知県在住。2020年頭からnoteが日課。自分の心身歴や母業を通して「自然の循環の仕組みと知恵」と「次世代に伝える価値」を日々模索中。日本史地学生物など土や土地の記憶を掘る系が趣味。埼玉県出身。兵庫県と岩手県にルーツを持ちそれぞれを愛している。

マガジン

  • グリーフケア・母を亡くした43歳

    自分が大人だって、お母さんが後期高齢者だって、頭で「いつか人間は死ぬ」と知っていても、死別は心に大きく穴をあける。悲嘆は避けられない。その記録。

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高知からお届けします

高知に興味がある人も、 私に縁がある人も、 今日から ここから 高知暮らしを お届けします。 いまはもうない、 五台山展望台にて。

    • 競馬素人がみたG1の涙

      テレビをぼんやりと観るという習慣がない。 観る時は意志を持って観る。 子どもの頃、 さんざんぼんやりとテレビを観たので、 もうぼんやりテレビはおなかいっぱいなのだった。 ドラマもアニメも映画もそこまで好きじゃないし、 観る時は「ブラタモリ」とか、なんか笑えるやつ、とか。 なのだが、先日、雨の日にちょっとうつっぽくなって、テレビでもぼんやり観てみようかなと思い立った。 うちのテレビはAQUOSの一番小さな型で、持ち運びできる、機能もシンプルに 地域で受診できる地上波が

      • 高知県の人が愛するセンダン。基本的に背が高い木なので、同じ地上にいると、花をまじまじと見る事は少ない。たまたま位置が高いところから見る機会があったので、観察。遠目では一瞬フジの花みたいに見えるけど、全然違う。匂ってみると、甘い香り。蜜蜂は見当たらない。関東以北では会えない植物。

        • 死んだ母の日展

          マメにプレゼントを贈る娘じゃなかったから この日に思い入れは強くないんだけど、 今年はなんだか辛いね。 でも、ずっと母の日を複雑な気持ちで過ごす人がいたんだよね。 私の母もそうだったのかな。  仲の良い母子の景色をみて、複雑な気持ちだったのかな。 頭では理解してたけど、 今年から私もそっち側になった。 まだ、母に私からのメッセージは贈れない。 ただ、仲間がいるんだ、と、ページをクリックする。 死んだ母の日展の展示ページには お母さんの享年と、 死別当時のお子さん

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        • 競馬素人がみたG1の涙

        • 高知県の人が愛するセンダン。基本的に背が高い木なので、同じ地上にいると、花をまじまじと見る事は少ない。たまたま位置が高いところから見る機会があったので、観察。遠目では一瞬フジの花みたいに見えるけど、全然違う。匂ってみると、甘い香り。蜜蜂は見当たらない。関東以北では会えない植物。

        • 死んだ母の日展

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        • グリーフケア・母を亡くした43歳
          26本

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          SNS、どうやってやめよう?

          「自分の無意識の空虚を埋める為のSNS」はやめたいと思い始めた。 SNSで投稿でプラスになる人は、 自分の存在そのものに対して 他人の承認をそもそもそんなに必要としない人だけで、 心の空虚が標準装備で不安になりやすい私がドーパミン報酬系のSNSやっても更にマイナスになるだけだ、 と気づいたからだ。 母を亡くした空虚で、やっと得た気づきだ。 (益田先生のYouTubeはいつも勉強になります。私はYouTubeより文字で情報とる方が得意なので、noteも助かります^_^)

          SNS、どうやってやめよう?

          お城下の日曜市。滅多に行かんけんど、今日は別のとこに用があって久しぶりに現場へ。連休最後の晴れ日やき大賑わい。標準語も異国語もほうぼうから聴こえた。上からぼたぼたっと、クスノキの花が落ちてきた。同じ人の多さでも、ずっと大樹の木陰の下を歩くので、まだいいのかもしれないと気づく。

          お城下の日曜市。滅多に行かんけんど、今日は別のとこに用があって久しぶりに現場へ。連休最後の晴れ日やき大賑わい。標準語も異国語もほうぼうから聴こえた。上からぼたぼたっと、クスノキの花が落ちてきた。同じ人の多さでも、ずっと大樹の木陰の下を歩くので、まだいいのかもしれないと気づく。

          空虚の春

          私は一体、何をしてきたんだろう。 毎日のようにそんな言葉が浮かぶ。 自分が今まで自他に放ってきた 全ての言葉が 空回りしていたような感覚になる。 自分がいいと思って握りしめていたものが 幻想のように思える。 大抵の不適切な子育てをする親は、 自分がいいと思って固く握りしめたもの(信念) で 自分の子どもを 縛ったり叩いたりする。 精神的、物理的、あるいは両方で。 自分がそうでないとはいい切れない。 先天的か後天的か何らかの理由で 次世代を育成する大人として 精神的

          空虚の春

          母亡き後の医者めぐり③左半身の感覚異常

          3月から内科、眼科ときて、 脳神経科である。 今、最先端。もう医者めぐりはここまでにしたいものだ。 愛媛と高知西部で大きな地震があった日の翌日、 青森の母の従姉のおばさんからお見舞いのお電話をもらった。 話終わった後、 立ち上がったら、 左脚がなんか重い。感覚が鈍いような。 左脚に負担をかけた覚えもなく、 電話を切るまではなんでもなかった。 なんだろう、 とじっと感覚が戻るのを待っていたが、 なんか左手の感覚もおかしい。 しびれてる、とは違う。 どこか痛くもない。

          母亡き後の医者めぐり③左半身の感覚異常

          母亡き後の医者めぐり②飛蚊症の悪化?

          母を看取るために埼玉に戻っていたときから、自分の目の違和感があった。 夜見えにくい。 それから、視界にある透明な糸くずのようなものご、増えた。 見えにくい、と感じてたものを職場の同僚に話すと「それは老眼よ。仲間ね」と教えてくれた。 老眼、か…。43だから、老眼でもおかしくない。 ほっとしたような、がっかりしたような。 でも、老眼はトレーニングがあるもんね。 といそいそと、視力回復トレーニングを始めた。 ただ、もう中学くらいから強度近視でメガネなので、 老眼だけで

          母亡き後の医者めぐり②飛蚊症の悪化?

          母亡き後の医者めぐり①過活動膀胱

          3月に膀胱炎になった気がした。 気がした、というのは、病院に行かずに一回回復したからだった。 腎があまり強くない私は 膀胱炎とは、長い付き合いで、弱って冷えると出てくる。 それでも、随分と久しぶりで、最後に受診したのはまだ高知に来る前だった。 軽いのなら、温めて、水分を大量にとって菌を体から出してしまえば、治る。 幸い痛いのは経験がなく、ひたすら超不快な残尿感なのだった。 かくてセルフケアで一度落ち着いたと思ったら、 2日後くらいに明け方尿意で目が覚めた。 ただの尿意では

          母亡き後の医者めぐり①過活動膀胱

          急な展開で約20年ぶり2回目の頭部MRIに入ることになった。昼食後だったので検査中寝てりゃいいか、と臨んだが「眠らないで」と看護師さんから事前指示。眠いのに、指示通り眠らないようにひたすら聞こえてくるMRIの機械音に脳内ツッコミを入れ続けた。なぜ睡眠禁止かは科学的根拠ないらしい。

          急な展開で約20年ぶり2回目の頭部MRIに入ることになった。昼食後だったので検査中寝てりゃいいか、と臨んだが「眠らないで」と看護師さんから事前指示。眠いのに、指示通り眠らないようにひたすら聞こえてくるMRIの機械音に脳内ツッコミを入れ続けた。なぜ睡眠禁止かは科学的根拠ないらしい。

          1997年4月18日。2024年4月18日。27年の時を越えて、やっとあなたに心から手を合わせられる。すべては終わった。あなたの病みや本当の心の中を知ることは私が生きてる内には叶わないだろう。母を通してあなたに傷つけられることはもうない。違う時代にまた出会いましょう。幸せな形で。

          1997年4月18日。2024年4月18日。27年の時を越えて、やっとあなたに心から手を合わせられる。すべては終わった。あなたの病みや本当の心の中を知ることは私が生きてる内には叶わないだろう。母を通してあなたに傷つけられることはもうない。違う時代にまた出会いましょう。幸せな形で。

          今日のぽちゃ古代・どぐうの「かいこ」とビションフリーゼの「ぽんぽん」は、れんげ畑に誘われて行ってきました。水田にする前にマメ科のれんげを生やして(冬前にタネを蒔きます)、空気中の窒素を取り込み根に固定します。それをすき込むと、土に窒素分が肥料として供給される、という農法です。

          今日のぽちゃ古代・どぐうの「かいこ」とビションフリーゼの「ぽんぽん」は、れんげ畑に誘われて行ってきました。水田にする前にマメ科のれんげを生やして(冬前にタネを蒔きます)、空気中の窒素を取り込み根に固定します。それをすき込むと、土に窒素分が肥料として供給される、という農法です。

          やわらかいみどりの日に

          日本の滝100選にも選ばれている名瀑に、 ぽちゃ古代・どぐうの「かいこ」と ビションフリーゼの「ぽんぽん」がお散歩にいきました。 お散歩といえども、山の上で、山の中。 ハイキングの装備は必要ですので、 お出ましの際はお気をつけて。

          やわらかいみどりの日に

          叫びたいくらい好き

          田んぼに水が入る、 小さな苗がゆれる。 瀧の瀬に似た、水路の水音 空が大地に映る。 私が生まれた町には少しずつ田んぼがあった。 どんどん、住宅になっていったけど。 幼い頃間近で見てた田んぼの 田植えの頃のことは記憶にない、のに。 ここに「帰って」きて、 憶いだした。 大地の枯れる12月、 ここに初めて立った時の 誰も彼も知らない、 土地のことも知らない 場所の花も緑もない、 寄る辺ないさみしさが 3月、水路が干上がる人為的な水どめが終わり、 広大な面積の田に

          叫びたいくらい好き

          SNSをやめる

          下の子が生まれて2歳あたりで始めて7年目になったSNS(メタ系の)、どうやら向いていない。 辞めたい、と思う。 やってない友達もいるから、 辞めることは簡単なんだけど、 子どもの成長記録として残してるものを消去するのにためらいがある。 一回試みたけど、地味に大変だった。 自分の子ども絡みなので勢いで全消去するには惜しい。 今年、仕事をやめたら、 ゆっくりデータを移行して、 やめよう。決めた。 SNSで幸せな人もいるけど、 私は向いてなかった。 楽しい時もあったけど

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