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22『ジム史上最弱女がトップボディビルダー木澤大祐に挑んでみた』
#22 木澤さんノン・デリカシーエピソード4選 これまで7カ月のパーソナルですばらしい感動と学びがあった。同時に、数々の羞恥・恐怖・憤怒を味わってきたので、今までに…
21『ジム史上最弱女がトップボディビルダー木澤大祐に挑んでみた』
#21 すごい太ってすごい怒られた話 太った。めっちゃ太った。 原因はシンプルで、ストレスによる過食だ。私はストレスが溜まると白米やパスタ(味付けなし)をひたすら食…
20『ジム史上最弱女がトップボディビルダー木澤大祐に挑んでみた』
#20 瀕死でパーソナルに臨んだ末路 最初に言い訳をさせてほしい。 過密なスケジュールとプレッシャーにより折からずっと体調が悪かった。また、当日朝に胃の中を全てひっ…
19『ジム史上最弱女がトップボディビルダー木澤大祐に挑んでみた』
#19 ジュラシック・ワールド 今回はトレーニングの具体的な指導内容というより、パーソナルの雰囲気をメインにお伝えしたい。トレーニングのコツは木澤さんが毎日19時にYo…
18『ジム史上最弱女がトップボディビルダー木澤大祐に挑んでみた』
#18 しゃちほこレッグカール 年末年始。仕事にかまけて好き放題食べ、筋トレをおろそかにしまくった結果、私はレスポンスのバカ速いデブになっていた。今日は1/9、木澤さ…
17『ジム史上最弱女がトップボディビルダー木澤大祐に挑んでみた』
#17 ヘル・レベルアップ後編 (つづき) 第三種目/スミススクワット ここにきてスミス。一番の天敵。 どう考えても無理だ。脚はすでに力が入らない。頭の中に『再臨・片…
16『ジム史上最弱女がトップボディビルダー木澤大祐に挑んでみた』
#16 ヘル・レベルアップ前編 「よろしくお願いします」 この日は一階が賑わっていたので、二階からのスタートとなった。誰もいない。殺人現場に酷似した二人きりの空間に…
15『ジム史上最弱女がトップボディビルダー木澤大祐に挑んでみた』
#15 ジュラシック・脚トレ③リベンジ・スミス&ジム史上初の種目 (つづき) 消耗し切った体力と、絶望的な気持ちでスミスラックの前に立つ。 そして、例によって木澤さん…
14『ジム史上最弱女がトップボディビルダー木澤大祐に挑んでみた』
#14 ジュラシック・脚トレ② (つづき) レッグプレスに20kgのプレートが装着される。なんだこの軽さは。困惑していると、木澤さんがプレス台を腕で引いた。 「押すのは…
13『ジム史上最弱女がトップボディビルダー木澤大祐に挑んでみた』
#13 ジュラシック・脚トレ① 「⚪︎×▲⭐︎〜〜ッ!!!!」 アカデミーの扉を開けた途端、叫び声が聴こえた。腹奥から捻り出した女性の呻き声。これはおそらく、木澤さ…
12『ジム史上最弱女がトップボディビルダー木澤大祐に挑んでみた』
#12 スクワット・リベンジ 「いつもの感じでいきますか」 パーソナル開始。ルーティンならレッグプレスに直行するところだが、今日はやりたいことがある。 「スクワット…
11 『ジム史上最弱女がトップボディビルダー木澤大祐に挑んでみた』
#11 落胆 今回、あまりにも激烈な叱咤をいただいたため、感情の整理に時間がかかった。主に、自分の不甲斐なさと能力の低さに嫌気がさして、しばらく書く気になれなかった…
10 恐竜体験記『ジム史上最弱女がトップボディビルダー木澤大祐に挑んでみた』
#10 スクワット禁止令 ひさびさにパーソナルに行ったので、やっと更新できる。さぞウキウキで行ったと思ってるかもしれないが、実際こうだ。 毎回、扉を開けて木澤さんの…
22『ジム史上最弱女がトップボディビルダー木澤大祐に挑んでみた』
#22 木澤さんノン・デリカシーエピソード4選
これまで7カ月のパーソナルですばらしい感動と学びがあった。同時に、数々の羞恥・恐怖・憤怒を味わってきたので、今までにひそかに溜まった鬱憤を晴らそうと思う。
小さいものまで拾うと膨大すぎるので、大きいやつを4つ紹介します。
【episode1】詐称疑惑
ジュラシックアカデミーでは悲鳴と雄叫びが日常茶飯事だ。多くのジムでは声出しはマナー違反として
21『ジム史上最弱女がトップボディビルダー木澤大祐に挑んでみた』
#21 すごい太ってすごい怒られた話
太った。めっちゃ太った。
原因はシンプルで、ストレスによる過食だ。私はストレスが溜まると白米やパスタ(味付けなし)をひたすら食べるという悪癖がある。
いつものようにレッグプレスに案内される。木澤さんはなんかすごい黙ってる。沈黙に耐えかね、へらへらした口調で話を切り出した。
「あの、すみません。太っちゃいました(笑)」
笑い話になるかな。という淡い期待だ
20『ジム史上最弱女がトップボディビルダー木澤大祐に挑んでみた』
#20 瀕死でパーソナルに臨んだ末路
最初に言い訳をさせてほしい。
過密なスケジュールとプレッシャーにより折からずっと体調が悪かった。また、当日朝に胃の中を全てひっくり返すような出来事があり、「パーソナル前に食べてはならない」という規則と両立するため、栄養が空の状態で挑むことになった。
でもまあ根性には自信あるし、やり出せばなんとかなるだろう。淡い期待を込めて、いつものレッグプレスに挑んだ。
19『ジム史上最弱女がトップボディビルダー木澤大祐に挑んでみた』
#19 ジュラシック・ワールド
今回はトレーニングの具体的な指導内容というより、パーソナルの雰囲気をメインにお伝えしたい。トレーニングのコツは木澤さんが毎日19時にYouTubeで更新してるので、そっちを見てもらったほうが遥かにわかりやすい。
まず、ジュラシックアカデミーには独特の匂いがある。入った人には分かると思うが、鉄工所と整備工場と汗の混じった匂いがする。扉を開けた途端、まじでやばいとこ
18『ジム史上最弱女がトップボディビルダー木澤大祐に挑んでみた』
#18 しゃちほこレッグカール
年末年始。仕事にかまけて好き放題食べ、筋トレをおろそかにしまくった結果、私はレスポンスのバカ速いデブになっていた。今日は1/9、木澤さんのハッピーバースデーだ。予約が取れたのも何かの縁、ここで生活を巻き返す。そう決意して向かった。
定刻まで入念に例のストレッチをして階下に降りた。取り急ぎ祝意を伝えたい。フロントにいる。チャンスだ。
「木澤さん(裏声)♡お誕生日
17『ジム史上最弱女がトップボディビルダー木澤大祐に挑んでみた』
#17 ヘル・レベルアップ後編
(つづき)
第三種目/スミススクワット
ここにきてスミス。一番の天敵。
どう考えても無理だ。脚はすでに力が入らない。頭の中に『再臨・片翼の天使』のイントロが流れている。迫り来る絶対恐怖の顕現だ。ちなみに、この時点でネイルが2枚どっかいった。
例によって、真後ろには木澤さん。フォームを少しでも崩すと尻をこすりつけてしまうため、変な動き不可能の鉄壁修正の型だ。ま
16『ジム史上最弱女がトップボディビルダー木澤大祐に挑んでみた』
#16 ヘル・レベルアップ前編
「よろしくお願いします」
この日は一階が賑わっていたので、二階からのスタートとなった。誰もいない。殺人現場に酷似した二人きりの空間に緊張が走る。
「じゃあ、これやりましょう」
見たことがないマシンだ。なんという名称で種目か尋ねてみたところ、「なんだっけ。分かんないです」との回答を得た。よし、何も分からないけど頑張るぞ。
「名前は忘れましたけど、でも、これは
15『ジム史上最弱女がトップボディビルダー木澤大祐に挑んでみた』
#15 ジュラシック・脚トレ③リベンジ・スミス&ジム史上初の種目
(つづき)
消耗し切った体力と、絶望的な気持ちでスミスラックの前に立つ。
そして、例によって木澤さんがド背後に立った。間違った姿勢(#12参照)でスクワットすると尻を押し付けてしまうから、絶対に崩せない木澤さんオリジナルの鉄壁のスタイルだ。矯正このやり方以外に方法ないのか。
「もっと前。もっと。……そう、足先もう少し開いて、膝
おまけ「木澤さんとご飯にいきたい」
ジュラシックチャンネルには「ジュラ飯」というコーナーがある。木澤さんがひたすら吸い込むようにツナ缶やおにぎりを貪るだけなのだが、私はそれが大好きだ。
実は、以前から私は木澤さんをご飯へ執拗に誘っている。生でジュラ飯を見たいのだ。だから場所はどこでもよくて、ただご飯いければいい。奥様とのデートがザ・めしやだった木澤さんに場所のセレクトは期待していない。最高はめっちゃ美味いと評判の会員制の焼肉屋さん
13『ジム史上最弱女がトップボディビルダー木澤大祐に挑んでみた』
#13 ジュラシック・脚トレ①
「⚪︎×▲⭐︎〜〜ッ!!!!」
アカデミーの扉を開けた途端、叫び声が聴こえた。腹奥から捻り出した女性の呻き声。これはおそらく、木澤さんに指導されている。
「+∂・×……!!!」
今日も相変わらずやばい。断続的に聴こえるのが怖すぎて、そちらの方を見ないように速足で更衣室に向かう。だが、2階の更衣室の扉を閉めても全然聴こえてくる。
何をされたらこんな叫びが上が
12『ジム史上最弱女がトップボディビルダー木澤大祐に挑んでみた』
#12 スクワット・リベンジ
「いつもの感じでいきますか」
パーソナル開始。ルーティンならレッグプレスに直行するところだが、今日はやりたいことがある。
「スクワット! スクワットやりたいです」
「スクワット……自分でやってるんですか」
「はい!」
現在、「まともにできない」として禁止されてるバーベルスクワットだが、自主練ではこっそりやってて、ちゃんと持ち上げられてる。ちょっとは成長して
おまけ【君はなにを目指してるの?】
ジュラシックアカデミーに通い出してから、周囲から、特にトレーニーから「なにを目指してるの?」と聞かれる率が半端じゃなくなった。
私自身、肉体的な指標以上に精神性限界チャレンジみたいな要素が色濃くなっているため、目標を聞かれると返答に困る。
ある男性は「一回行って心折れた。大会で結果を出すなどの目標があるわけでもなく、何度も行こうと思えるのが理解できない」と言っていた。
たしかに過酷といえば過酷
11 『ジム史上最弱女がトップボディビルダー木澤大祐に挑んでみた』
#11 落胆
今回、あまりにも激烈な叱咤をいただいたため、感情の整理に時間がかかった。主に、自分の不甲斐なさと能力の低さに嫌気がさして、しばらく書く気になれなかった。説明がめんどくさいのでツイートを貼る。
要は、「何年やってきたかわからないけど、あなたのトレーニングはその程度なんですよ」の言葉通り、神経発達レベルから叩き直す必要があって、今やってるのはトレーニングですらないということを言われた
10 恐竜体験記『ジム史上最弱女がトップボディビルダー木澤大祐に挑んでみた』
#10 スクワット禁止令
ひさびさにパーソナルに行ったので、やっと更新できる。さぞウキウキで行ったと思ってるかもしれないが、実際こうだ。
毎回、扉を開けて木澤さんの顔を見た瞬間、失禁しそうになる。処刑台を前にして毅然とできるのは、マリー・アントワネットくらいだ。私とは浪費癖しか共通点がない。で、3週間ぶりにみたけど、やっぱりめちゃくちゃ怖い。
恐怖で気が遠くなってたら第1種目、バーベルスクワ
【おまけ】パーソナルトレーナーの選び方
個人的に、パーソナルトレーナーを選ぶ基準について話したいと思う。私のトレーナーはご存知、東海の恐竜ことジュラシック木澤さん。非常に厳しい指導をすることで有名だ。
その木澤さんを選んだ理由に関しては、完全なる「パーソナルトレーナーとしての能力目的」、いわゆるパソモクであり、個人の木澤大祐さんの人間性はどうでもいいと思っている。
仮に、木澤さんが重度のパチンカスで、週3風俗通いする人間だったとして