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視線パワーーーーチャレンジ!!




またジムの話で恐縮である。

しかも
今回
小さいとかの
以前に

非常〜〜〜〜に
くだらないことを
全力で試みた話。


あまりにくだらないので
読んで頂くのも申し訳ない限りだが

最後までお読み頂けると嬉しいです。




ジムでは
筋トレかるーくと

やっぱ有酸素運動いるよね
てことで


トレッドミル
いわゆるランニングマシーンで


5分歩いて
20分走って
クールダウンで10分歩く


これを
ルーティンとしている。


外を走るのもええのだが


私は
この
ランニングマシーンで
黙々と走るというのが
全然苦でなく

むしろ
外のコンクリートの道路走るより

快適で
楽しいと感じている。



さて。


なんぼ苦にならんと言えど
20分走ると
退屈にはなる。

当然
景色変わらんし。


マシーンに表示される
消費カロリーやら
走行距離やらのデジタル数字を
ジーーっと
見てるのにも
流石に飽きる。




窓の外に目をやる。


このジムは2階にあり

50メートルほど先に
コンビニを見下ろすことができる。


日曜のお昼。
学生街なので
いつもより断然人通りも少なく
利用する人も少なめだ。


見るとはなく
コンビニから出てくる人を
ボォーっと
走りながら見てて


ふと。


素晴らしいアイデアが浮かんだ。





出てくる人を
ジィーーーっと見てたら

こちらの「視線」に気づく人は
いてはるやろか?


視線の強さ
「視線パワー」を
試してみよう!!






素晴らしいアイデアというよりも
小学生男子のアイデアといえよう。







そこから
視線を強く
右斜め下のコンビニに
降り注ぐことに集中した。




視線を感じるという経験。
どなたもおありだろう。


これくらい離れてても感じるのか?

私の
全身全霊の視線は
この距離

しかも
2階からの
ガラス越しにも通用するのか?




厳しい戦いになるというのは
火を見るより明らかだ。


視線パワーーーーー!!

右斜め下方向に固定。

おのれの限界まで
フルスロットル出力。

目の奥が痛みを覚えそうなほど
念をこめて
視線を照射。


右斜め下に
首固定なので
走りながら
寝違いそうだ。


自分との戦いである。



誰か!
誰か
この視線に
気づいてくれえええええ!!





視線チャレンジ始めて20分経った。


コンビニから出てきた人は12人。



皆さん
いかが思われるであろう?


私の視線チャレンジ。

この視線に
気付かれ
こちらをご覧になった人は








0人だった。





ただただ
むなしい結果となった。



しかし
お一人だけ
お若い女性が
チラリとこちらを向いたような
気がしないでもないでもない。


こちらを
見てくれたとて

どうするわけもなく
むしろ
気まずく
目を逸らすことしかできないが。





自動ドアの上にかかっていた
「新食感 サクっトロっスイーツ」
スフレケーキの看板の写真。

凝視し続けた結果

まんまと

サクトロスイーツどんなんや?
スフレケーキ
買って帰るか。


看板に
してやられたという
事実だけが残った。






しかし
そこでまた
閃いた。



コンビニの帰り

このジムを見上げてみよう。

マシーンで走ってる人と
目が合うのではないか?


目があったとしたら
その人は

まさしく
同志だ!!!!





帰りに
コンビニに寄り、

くだんの
サクトロスフレケーキを買い


自動ドア
出たところから

ドキドキと
期待を込めて

50メートル先のジム。

ソーっと
見上げてみた。






ジムの窓 
シャーかかってて
中 なんにも見えなんだ。



中からは見え
外からは見えないタイプの窓だったのだ。


なるほど…。




20分間

ただただ
ガラスを
睨み続けたということか。


客観的に見たら

走るとき 
右下向く
クセのあるおばちゃん。



ふふ…ふ

あまりのあほさ加減に
むしろ
清々しさを感じる
出来事であった。








しかし
ひまなジム走り。

時間があっちゅうまに
過ぎたのだけは
間違いない。


#チョコザップ
#ジム
#トレッドミル
#エッセイ
#ランニングマシーン

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