尾川 俊司

株式会社エンターシステム 代表取締役社長、日本のエンジニアの待遇改善経営、未経験者から…

尾川 俊司

株式会社エンターシステム 代表取締役社長、日本のエンジニアの待遇改善経営、未経験者からのエンジニア育成、DB/Network/Server/Graphicsエンジニア、15年のサッカー指導実績、サッカー指導者/審判員資格保持。Give&Giveの精神でサポートします。

最近の記事

110.神速時短

ヴィランティ 牧野 祝子 さんが執筆された書籍を読んで感じたことを書きます。多くの方にとって、気付くことが多い内容だと思います。全部は書けないので自身が改めて大切さを感じた部分だけに絞ります。 周りを巻き込む最も印象に残っている点はここでした。日本人って真面目なので一人で何とかしないといけないと思い込んでしまいがちですよね。私自身もそうです。 しかし、それを周囲と分かち合うことで、助言やアイデアをいただける場面が多く存在する、であれば積極的にその機会を作り、本来の目的に向

    • 109.キャリア学習

      5/22に「岐阜県安八町立登龍中学校」の学生さんを対象にキャリア学習を行いました。 キャリア学習とは文部科学省主導で行っている教育事業です。以下資料です。 中学校キャリア教育の手引き:文部科学省 キャリア教育って結局なんなんだ? 企業を訪れて代表者等に話を聞くことで、より社会について学びを深める場です。 今回、 IDEAtipsさんからご紹介いただき対応しました。 今回は中学3年生の女子3名男子2名のグループで弊社に訪問頂きました。修学旅行にスケジュールが組み込ま

      • 108.Giveして、Giveされる

        先日は吉永 亮さんが経営されるGRANDSRAMでのイベント SNS×DX「未来のセールス」を研究する会 in大阪 に参加させていただきました。 知識を得ることの楽しさエンジニア一筋でやってきた私にとって、営業の知識は一般的なものしかありませんので、 玉置 博記 と 松本 淳 さんのお話で新し知識を得ることの楽しさを存分に体験出来ました。 印象に残っていたのは、国外と国内でのセールスの仕方でした。国外の場合は各階層それぞれにセールスしなければならないので、数をこなす必

        • 107.Branding経営

          株式会社イマジナ の Yoshiki Sekino さんのセミナーへの参加と、著書を読んだ感想について。 グッドタイミングこの書籍を手にしたきっかけはYoshiki Sekinoさんのセミナーに参加したことでした。参加した理由としては、DMでYoshiki Sekinoさんの想いを感じたことと、自社の改善へのヒントになればとの思いでした。 実際の内容は、あまりにも私が抱えていた問題点にフォーカスした内容で、奇跡的とも感じました。管理職と私の間に大きな隔たりを感じていたので

          106.Z・シニア世代の隔たり

          前回の退職のこともあり、改善のヒントになればと思い、Z・シニア世代間のずれについて深く考察しました。 結論から先に述べるとZ世代の注目点は「選択」「自立」、シニア世代は「理解」です。 育った環境が異なるシニア世代が子供の頃は何をするにしても、不自由がありました。特に分かりやすいのは連絡です。 今ではLINE等を利用することで、簡単に連絡が取れますが当時はメールや携帯電話すらなかった時代です。唯一の連絡手段が家にある固定電話でした。 しかし、固定電話の場合一人が占有して

          106.Z・シニア世代の隔たり

          105.優秀な社員が去る

          弊社若手の優秀な社員が会社を辞める決断をしました。その時のことを書きます。 激しく落ち込む今期から新しい業務を任せるつもりで、期待していた矢先の出来事でした。 話を聞いたときは正直かなり落ち込みました。普段からメンタルコントロールには自信があったのですが、この時だけは残念な気持ちに負けちゃいました😔 まず、なぜそうした決断をしたのか、この点が気になりましたので聞いた所、どうやら管理職の方との相性が悪いとのことでした。 実はこの管理職の方については、以前にも2回同様の理

          105.優秀な社員が去る

          104.いい日

          ここ数日嬉しいことがありました。そのことについて書きます。 素敵な方とお話が出来た向井絵里子/ 株式会社ウマント・ラボCEO さんと面談させて頂きました。お会いしてすぐに感じた印象は「気さくな方だな」でした。 話をする雰囲気作りがとても上手で、ついつい話したくなるような方です。 何より共感した部分が、様々な理由で働きづらい女性のためのサポートをされている所で、今は業務サポートを軸としてるが、将来的に人材の紹介までを行い、一旦途切れたキャリアの復帰や、子育てが落ち着いた段

          103.エンジニアを目指す方へ

          先日LinkedInの方から、エンジニアを目指す方への情報をお願いされましたのでDMで返事をお送りしました。その内容を共有しておきます。 以下本文 質問ありがとうございます😊 私の今までの感触でお伝えしますね。 まず、自分に合うか、これが一番のポイントになると思います。 エンジニアって、仕事内容が地味なので、黙々とデスクで仕事が出来る人でなければいけません。考えること、作る事を楽しめる方が向いてると思います。 また、常に技術を蓄積しなければいけませんので、様々な事

          103.エンジニアを目指す方へ

          102.賃金UPの現実

          以前に投稿した「99.価格交渉」の投稿とも関係あり、実際に他の業務で価格交渉に伺った時のことを書きたいと思います。 信頼関係の無い状態での交渉今回は取引先への対応を行っている弊社担当者と、私で伺うことになりました。 行く前の感触について弊社担当者と話をしていたのですが、流石に今回は先方から価格交渉の案内も来ましたし、現在の日本の情勢を考えると、こちらの要望を汲んで頂ける可能性が高いと、移動中の車で話していました。 しかし、実際に誰と会うのかを確認すると、普段の担当者とは

          102.賃金UPの現実

          101.サッカー指導者講習会

          3/19に参加したJFA主催の指導者講習会に参加した時の出来事を書きたいと思います。 ライセンス消滅の危機ライセンスの関係で今年の4/30までに規定ポイントを取得しないと、ライセンスが無くなることに気が付いて慌てて講習会に申込しました。 JFAには私の名前でチーム登録している事から、自動的に20ポイントをもらえるのですが、3/19の段階で残り20ポイントが足りない状況です💦 本来であれば4年間の猶予があるので、慌てることも無いのですが丁度3年前に代表になって以降、講習会

          101.サッカー指導者講習会

          100.平和

          先日知人から Scilla Elworthy さんの講演に関するパンフレットを頂き、目を通して感じた事を書きます。 シーラ・エルワージーまず、私の掲げている「エンジニアの価値を創造」とは比較にもならないスケールの目標をお持ちの方でした。 初めはスピリチュアル系?と思って疑心暗鬼で目を通したのですが、読めば読むほど理論的で心に訴えかける内容でした。読み終わった時には、すっかり Scilla Elworthy さんをリスペクトしていました。 ノーベル平和賞にノミネートされる

          99.価格交渉

          弊社の社員が取引先と価格交渉を行う上で相談に来ました。その時の出来事を書きます。 今世間では賃金UPで盛り上がっていますが、そもそも中小企業が賃金UPするには、受注単価の上昇が必要となります。 しかし、それを取引先に申し出るのには勇気が必要なことも分かります。相談に来た社員にメールで次のように返答しました。一部誤解を与えかねない表現や不足している文言があるので手を加えますが、出来るかぎり送ったそのままを投稿します。 以下メール本文 価格交渉する上で重要な点について、情

          99.価格交渉

          98.SNSでの信用

          先日 LinkedIn の利用で気になる事がありました。他の実名運用しているSNSでも同様だと感じたので、そのことについて書きたいと思います。 時間になっても現れない先日、Webでのミーティングを依頼されたので、お引き受けしたのですが、指定された日になっても連絡がありませんでしたので、当日の朝にこちらからDMを送ったのですが、反応がありませんでした。 そこで、ミーティングを作成し、再びDMで招待を送り待っていたのですが、時間になっても現れず・・・ 実は、同様の事が今回2

          98.SNSでの信用

          97.可愛がられる後輩

          以前に 吉永 亮 さんが投稿されていた内容で、入社1,2年目のビジネスパーソンの集まるイベントでの質問内容に、思い当たる経験があったのでその事について書きます。 私は子供の頃から、年上の方から好かれることが多くありました。当時は特に意識もしていませんでしたが、社会人になり出張先等で取引先の方や納品先のENDユーザーの担当者様から、食事をごちそうになったり、飲みに誘われたりすることが多く、なぜだろうと考えた時に気付いた点があります。 立ち飲み屋でのバイト最も誘われたのが、学

          97.可愛がられる後輩

          96.仲間とは

          この「仲間」という言葉は子供の頃から幾度も考えることがありました。このことについて書きます。 依存子供の頃の仲間というのは、主に依存が強かったと思います。つまり、力関係があって「その中でグループが作られていった」このような印象を受けています。 もちろん今は当時とは環境が異なると思います。そもそも、子供たちがグループで遊ぶことが昔よりは少なくなってきた印象を受けます。 私の場合は力関係への依存を拒んだので、一人になりがちでした。そして、学校でも友達と喧嘩して、職員室に呼ば

          95.伝える

          会社の新入社員を教育していく中で、気になったことがありました。このことについて書きます。 あやふやな言葉面接の時は概ねしっかりした言葉遣いを皆さんされますが、実際に入社されてしばらく経過すると、慣れもあり通常の話し言葉へと変化します。 これは、私が大切にしている「目線を合わせる」話し方が、そうさせる部分もあるのですが、この時にその人の本来の姿が見え始めます。 ビジネスの世界を経験していると自然と失礼のない言葉遣いが身についていきますが、初期の段階では不適切な言葉を使って