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【目印を見つけるノート】1015. R.I.P., Mr. Jeff Beck(2)


この前おみくじを引いたら「33番」でした。今日、図書館ついでに別のところで引いたら「33番」でした。

お言葉も同じです。

今年は33の年のようです。

きのうは突然のお知らせに驚いてセカセカと投稿しましたが、
今日もJeff Beckさんについてです。
R.I.P🙏

他の方の投稿も見ました。
テレビのニュースでも出ていました。
その人ごとに感じることがあるでしょうし、ご存じでない方もいるでしょう。もちろん、私より詳しい方が山ほどいらっしゃるでしょう。
そのような前提で、今日もお出しさせていただこうと思います📻

きのうはThe Yardbirdsでしたが、今日は1970代前半のBeckさんで。
9日前もお出ししたのですが、まずJeff Beck Groupですね。私のよく聴いた曲とか、載せたいなと思う曲とかそんなところで。

Jeff Beck GroupはRod StewartやRonnie Woodがいた第一期と、Bob TenchやMax Middleton、Cozy Powellがいた第二期に分かれます。

Jeff Beck Group『I Ain't Superstatious』(アルバム『Truth』)

こちらはHowlin' Wolfのカヴァーになりますが、いじくっていますね。ワウワウワウワウ~♪

Jeff Beck Group『Beck's Bolero』(アルバム『Truth』)

ラヴェルの『ボレロ』が元ですが、ここですでに後に展開するようなインプロヴィゼーションが出てきていますね。このアルバムは前からの付き合いのJimmy Pageも数曲絡んでいますが、二人は実験的なことをいろいろしていたみたい。PageはLed Zeppelinを結成するのですが、実験的な欠片は『Dazed And Confused』辺りに出ています。

実験的、というのは「エレキギターという楽器で何が表現できるのかという実験」ということだといち聴き手は解釈しています。それは、Jimi Hendrixに刺激を受けたのもあるのではないかなあ。ワウワウワウ。

この曲が頭になぜか響きます。
Jimi Hendrix『Voodoo Chile(Slight Return)』

おっと、そこはあまり展開しないでおこう。

Jeff Beck Group『All Shook Up』(アルバム『Beck-Ola』)

この曲は実によく聴こえてきました。誰の曲か分からない頃から巷でもよく流れていたということでしょう。Rod Stewartがすでにソロでビッグネームになっていましたし、Ronnie WoodもStonesに加入していたからかもしれません。ですので、私にとってJeff Beck Groupの初出はこの、プレスリーのカヴァーかなと。
リサ・マリーさんも逝去されたのか……天を仰ぎたいです。

Jeff Beck Group『Prynth(Water Down The Drain )』(アルバム『Beck-Ola』)

このアルバムはピアノの存在感が強いですね。全体としてはまさにロックなのですがそれで雰囲気が重くなりすぎない気がします。

そこにこれがあって、
Jeff Beck Group『Rice Pudding』(アルバム『Beck-Ola』)

主題の繰り返しの間のインプロヴィゼーションです。
自由に演奏するということです。
アルバムのアクセントで置いてあるのかなとも思うのですが、それだけではなかったでしょう。

Jeff Beck Group『Got The Feeling』(アルバム『Rough And Ready』より)

メンバーも総取り替えで二期めとなるアルバムの曲ですが、同じ名でも別物です。ソウルとかファンクの方に進んでいます。ギターのワウワウワウ♪の印象は変わらないのですけれど。

といいつつも、そこからまた一歩出ている曲もあります。ピアノが印象的なバラードなのですが、「おーい、どこへ行くんだよぉ」という感じ。
Jeff Beck Group『Jody』(アルバム『Rough And Ready』より)

この、ひとつの枠に収まっていられない自由さがBeckさんの持ち味かなと思います。

この曲も実によく耳に入ってきました。All Shook Upと拮抗します。この2曲と後で出す1曲がこのグループのメジャーナンバー、ということになるのかもしれません。

Jeff Beck Group『Going Down』(アルバム『Jeff Beck Group』より)

メジャーではなかったようですが、Bob Dylanのカヴァーもあります。
♪今夜はきみと
ここにいることにするよ♪
ですね。
Jeff Beck Group『Tonight I'll be staying here with you』(アルバム『Jeff Beck Group』)

ここでCozy(ドラムス)が見られて私は幸せ。素敵なドラマーでした。

Jeff Beck Group『Ice Cream Cakes』Live(アルバム『Jeff Beck Group』より)

3分前後のキャッチーな曲と長い曲を入れているのかなという感じもしました。通して、かわいい名前がくせものだったりします😅

結局、このグループはここまでとなります。そして、かねてから組もうと話していたTim Bogert、Carmin Appiceと一緒に『Beck Bogert & Appice』を結成します。
Beck, Bogert & Appice『Lady』

このように三位一体といいますか、競り合うような曲を演奏していきます。アーティスト個々のぶつかり合いというところがこのユニットの醍醐味なのだと思います。

この曲もよく耳にしました。
スティーヴィー・ワンダー作のナンバーです。
Beck, Bogert & Appice『Superstation』(Live)

ライヴがスリリングですね。ワウワウがもう喋り始めています。
ただ、このユニット(あえてユニットと呼びます)も2年ほどで終了します。

私のBeckさんの印象のひとつにワウワウがあります。ギターなどのエフェクトですね。今も使っている方は多いと思いますが(ワウペダルってよく見ます)、エフェクトとしてではなくて生き物を作ろうとして使っていたのではないかと思ったことがあります。

エレクトリックギターという生き物を。

さて、ここから彼はソロ名義として活動するのですが、今日はこの辺りで。明日またお会いしましょう。
ご冥福をお祈りします。

尾方佐羽

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