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いざなわれる

同朋舎出版の「週刊グレート・アーティスト 分冊百科・西洋絵画の巨匠たち」、第48号『デューラー』(中山公男 監修、1991)。「デューラーは魚市場で見かけたカニを水彩で細部まで細かに描いた。」(6ページ、絵も見られる)。アオサギであるような《鷺》(10ページ)は、「数多く描かれた鳥、動物、植物の水彩画の1点」。水彩とグワッシュの《野兎》(18ページ)、「デューラーの作品のなかでもとりわけ人気があるのもうなずける」うさぎ。それから銅版画《メランコリアⅠ》(25ページ)、「思考が実用的な目的に向かわないとき、それは憂愁の第1段階――メランコリアⅠ――へと誘われる。」版画は憂愁だ

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