キンメフクロウであるのかもしれない
ほるぷ出版の「日本の詩」シリーズの1冊『大手拓次』(1975)は、『藍色の蟇』(1936)の詩を、すべて読むことができる(1~291ページ)。この「1」ページは、この本の最初のページ、ではなくて、このページの前に「目次」(i~xivページ)がある。『藍色の蟇』の次の292ページは白い紙で、次の293ページから374ページが『蛇の花嫁』(1940)の、すべてではないけれど、詩。その1~374ページの、途中、いくつかの絵(田村文雄の版画)は、たしかに大手拓次の詩を読んで描いたもの