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順番
『ブリタニカ国際大百科事典』の「小項目事典」第4巻(ティビーエス・ブリタニカ、1974)、「デューラー」596ページ。1500年の自画像を、写真で、見ることができる。1490年代に「木版の制作に励む。」それから「銅版画を試みはじめる。」木版画それから銅版画
怪物を描いている
倉本四郎『怪物の王国』(筑摩書房、「ちくまプリマーブックス」の1冊、1988)、怪物を描いている絵の話が多い。文章の1つ「竜〔ルビ りゆう〕のすみかは太古の森ふかく」(20~23ページ)。「森のかなた」に城があって、「デューラーは、その情景を描〔ルビ えが〕いてみせた。そこでは、城へむかう騎士のゆくてに、怪物〔ルビ かいぶつ〕たちが立ちふさがっている。」この文の下に、デューラーの版画
あやしげ
J・K・ユイスマンス『さかしま』(澁澤龍彥訳、河出文庫、2002)、91~92ページ、ロドルフ・ブレスダンが描いた、細かいものたちが、びっしり描かれている版画が登場してきて、フクロウやミミズクなど鳥たちもいて、「あやしげなアルブレヒト・デューラーの絵でもあるかのようだった。」あやしげな絵でなければならない
野兎
新潮美術文庫、第6巻『デューラー』(1975)。版画は、いくつかが、小さく印刷されていて、しかし、小さすぎるので、版画を見る本であるとは、言えない。もっと大きく印刷されている油彩を、多く見ることが、できる。油彩と同じような大きさで、印刷されている水彩が、いくつか――「野兎」が、いる。
うさぎ、かえる、サイ、うさぎ、うさぎ
ジョン・バーガー(日本語訳はMitsuyo Nakamura。英語のページが多い本である)『デューラー』(TASCHEN、2005)は「水彩と素描」の本で(表紙が、うさぎである)、関連する版画(28、50ページ。動物たちが、いる)も、少し見ることができる。建物がある風景を描いた、水彩の絵(14~17、23~25ページ)。かえる(76ページ)。インクで描いたサイの絵(80~81ページ)。素描の、うさ
もっとみる版画のサイ、水彩のウサギ
デアゴスティーニの「週刊アートギャラリー」NO.27『デューラー』(1999)。シリーズの1冊目からページを数えているのだろうか、833~864ページの、32ページがある本。「木版画」の技法の説明が841ページ(サイの絵もある)、「銅版画(エングレーヴィング)」の技法の説明が842ページ。そして843ページ、「これほど有名な画家が、制作活動の大半を版画制作に捧げたのもデューラーが最初である。」「デ
もっとみる「週刊俳句」と『吉岡実を読め!』(2024年5月5日)
ウェブマガジン「週刊俳句」(2024年5月5日)
篠原梵の俳句を読んで書きました
「週刊俳句」(2024年4月14日)
小笠原鳥類『吉岡実を読め!』宣伝
正誤表(2024年4月14日)
『吉岡実を読め!』に誤記がありました。訂正します
96ページ2行目
(誤)「こわしかったのではなかった。」→(正)「こわしたかったのではなかった。」
392ページ2行目
(誤)「おおかしくないのではないか。
関連
前川誠郎 編集・解説『デューラーの素描』(岩崎美術社の「新装・版画と素描」の1冊、1994)は、素描の本であって、版画の本ではないのだろうか、しかし、素描の絵についての「作品解説」のページに、関連する版画の数々が、小さく印刷されている。
サイの2枚の絵(版画と素描)
「ユリイカ」1993年1月号(青土社)、特集「幻想の博物誌」。258~267ページ、T・H・クラーク(武田雅哉訳)「〈デューラー・サイ〉の誕生」、デューラーが描いたサイ。259ページ「図2 アルブレヒト・デューラー『サイ』。木版。初刷。1515年。」ある研究者の言葉を、T・H・クラークは引用している、261ページ「「おそらく、ほかのどの動物画も、美術に対してこれほど深い影響を及ぼしてはいないだろう
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