幸運の鍵 第1110話
《令和6年5月1日(水)》
人が教えられる時は、その教えてくれる人の素性を気にするものです。大学教授だったり、世の中に名を知られた有名人の言葉だと無条件で受け入れ、逆に無名の人や年下の言葉は信用せず、受け入れなかったりしていないでしょうか。そこに無意識の偏見を持ってしまうと、自分のためになる貴重な教えを見逃してしまうことになりかねません。幕末の志士、坂本龍馬は次のように言っています。
「偏見を持つな。
相手が幕臣であろうと乞食であろうと、教えを受けるべき人間なら俺は受けるわい」
この世は至る所に学びの宝が散らばっているものです。決して要らぬ偏見を持ったりせず、素直な心でアンテナを張り巡らせておく必要がありますね。小さな子供であっても、咳をする母親を心配して、何か手伝おうとする優しさを見せたりします。どんなに未熟な年下であっても、人間としての姿勢を学ぶことはたくさんあるのです。自分より上だからとか下だからとか、くだらないエゴを持っている限り、人間としての向上は見込めないと思うのです。
今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!
数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!