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俺の一枚、レビュー

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Blur – Leisure

91年発表の1stアルバム。デーモン・アルバーンは68年生まれなので、当時23歳ぐらい。 ブーム…

稀代のモッズバンド、スモール・フェイセスのアルバムレビュー、おすすめ紹介

彗星の如く駆け抜けた若きモッズバンドスモール・フェイセスは、子役で歌手経験もあったステ…

年齢別アルバム ポール・ウェラーのキャリアと変化

みうらじゅん氏は「ディランのアルバムは自分の年齢と同じ作品を聴け、味わい深いから」と「デ…

Paul Weller – Fat Pop

2021年発表。コロナ禍に作成された。2作連続の全英1位。 長いキャリアの中でも最も丁寧に作ら…

Paul Weller – On Sunset

2020年、コロナ騒動の最中にリリースされたソロ15枚目の作品。 「As Is Now」「Saturns Patter…

ポーグスのシェインと俺

ポーグスのシェインが亡くなった。 「脳炎で入院し集中治療を受けていたが、退院した」なんて…

Paul Weller – True Meanings

18年発表。前作から約1年、短いインターバルでリリースされた。 アンプラグドっぽいアレンジで、内省的な曲が多く、ウェラーとしては異色作だ。曲によってはストリングスが絡んだり、ジャジーなナンバーもある。60代となったポール・ウェラー、年齢相応の落ち着きと、渋さを纏った作品だ。UK2位。 「Bowie」はタイトルそのまま、デヴィッド・ボウイに捧げた曲。シンプルな歌詞でボウイに感謝する。なかなかグッとくる優しい歌だ。 個人的にはキャリアの中で最も心を揺さぶられなかった作品のひと

Paul Weller – A Kind Revolution

2017年発表。ソロ13枚目。英国5位。 前作のセッションで残った2曲「Woo Sé Mama」「One Tear…

Paul Weller – Saturns Pattern

15年発表のソロ通算12枚目。 ベストアルバムを挟んだこの作品。変化があった。00年代に入って…

Paul Weller – Sonik Kicks

2012年発表。全英1位。日本ではメディアに取り上げられることが少なくなったウェラーだが、実…

Paul Weller – Wake Up The Nation

2010年発表、10枚目のソロアルバム。全英2位。 前作でまたひとつキャリアの頂点を越えたウェ…

Paul Weller – 22 Dreams

08年発表のソロ9枚目。 ウェラー初の2枚組(LP)。ノエル・ギャラガー、ジェム・アーチャー…

朝霧JAM2023

直前になって2日間暇だと言うことが判明したため急遽参加。 いつ以来なのかよくわからなかった…

Paul Weller – As Is Now

05年発表のソロ8枚目。全英チャート4位。 前作と同様、ジャン・スタン・カイバートのプロデュース。 「スタンリーロード」あたりの奥行きのある音とは異なり、ひとつひとつの音をクリアに慣らして、ジャム時代を彷彿とするシンプルでロックな音作りになっている。 フックのあるメロディーとアイデア豊かなコード進行を持った曲が多く、アルバム一枚飽きることなく聴ける。 鳥肌もののコード進行がかっこい最高のオープニングナンバー「Blink And You'll Miss It」、シングルカッ