ハーレーが文春の標的に~滅多に起きないバイク界の大事件
瞬間風速的にブームになったが、また沈静化したバイク。
だからバイク界にはほとんど事件は起こらない。
ところが文春が、今、日本で最も人気のあるバイクメーカー、ハーレーを標的にしたネガティブ・キャンペーンを展開している。
文春の主張は、ハーレーの日本法人(ハーレーダビッドソン・ジャパン)が、ハーレーの販売店会社をいじめている、という内容。
いじめの内容は、ハーレー日本法人が販売店会社に対し、自腹でハーレーを買うよう強要しているというもの。
このタイプのいじめは、バイクに限らずさまざまな製造業界で起きている。
製造業は、メーカーがつくって、販売会社が顧客に売る、というビジネスモデルになっている。
したがってメーカーと販売会社の関係は、メーカーが魅力的な製品をつくっているときは、メーカーが販売会社に「売ってやる」という態度を取り、メーカーがつまらないものをつくっていれば、販売会社がメーカーに「売ってやる」という態度を取る。
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