モーレア

大好きな南太平洋の島「モーレア」から名前をつけました。 現在は仕事からリタイアして年金…

モーレア

大好きな南太平洋の島「モーレア」から名前をつけました。 現在は仕事からリタイアして年金生活。自由な時間を楽しみながら、興味を持ったことをnoteに綴っていきたいと考えています。

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モーレアについて(自己紹介)

71歳にして勤務先との雇用契約が終了し、2023年4月より自由の身となりました。Financial Independenceというには程遠いですが、まあ贅沢をせず、長生きしなければなんとかなるでしょう。 厚生労働省によると、男性の平均寿命は81.41歳、健康寿命は72.68歳だそうです(2019年)。もし私が平均なら、後一年で、誰かの介護が必要になり、10年で寿命を迎えることになります。 幸いにしてこれまでの健康診断では、これといった異常はなく、至って健康でストレスもない

    • 下品で何を言い出すかわからないトランプへの期待

      アメリカ大統領選挙でトランプが圧勝した。返り咲きは132年ぶりだという。その意味について考えてみたい。 品がなくガラが悪い トランプは品がなく、ガラが悪いから嫌いだという人は多いだろう。 確かにセレブのような上品さはないし、2016年に大統領になるまでは、政治家としての経験もない。ただの不動産屋のおやじであり、成り上がりものである。 でも、だからこそ、庶民には圧倒的人気があり、上流階級や知識人には忌み嫌われる。 日本の宰相でいえば田中角栄のような存在かな。 2極化した

      • 大統領選挙の世論調査を検証

        アメリカ大統領選挙の結果は、アメリカだけでなく、世界全体および日本に大きな影響を与えるので、これまで関心を持って見てきた。 そして結果の予想を、RealClearPoliticsなどの世論調査に基づいて、行ってきた。 今回、大統領選挙の結果が出たので、最終確定前ではあるが、予想の検証を行う。 大統領選挙の仕組み これまでの投稿で何度か触れてきたが、改めてアメリカ大統領選挙の仕組みについて説明する。 大統領選挙は州単位で行われる。50の州とワシントンDCには、それぞれ

        • 激戦州の世論調査で見るアメリカ大統領選挙

          アメリカ大統領選挙の投票日(11月5日)が目前に迫ってきた。マスコミではトランプとハリスが大接戦と伝えている。 その時に引用されるのは下のような全米世論調査の結果である。これで見ると、11月2日時点でトランプ48.4%、ハリス48.1% まさにデッドヒートである。 しかし、アメリカの大統領選挙は、全米の有権者の多数を取れば勝利という仕組みではない。獲得票で勝利しても負けになることがある。 大統領選挙の仕組み 大統領選挙は州単位で行われる。50の州とワシントンDCには、そ

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        モーレアについて(自己紹介)

          米大統領選はトランプ優位に

          前回は大統領選挙が大接戦になっていると伝えた。 その後も、ハリス優位のデッドヒートが続いたが、10月6日にトランプが逆転、その差を着実に広げている。 10月16日時点のRealClearPolitics Betting Averageでは、トランプ58.5、ハリス40.4と、トランプが18.1ポイントリードである。 この数字は世論調査ではなく、「賭け」の数字であり、賭けに参加する人が真剣に考えたものなので、信頼度は高い。 これらの状況に危機感を覚えたハリス陣営は、これまで抑

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          猛暑の京都と気温の長期トレンド

          今年の京都の夏は、観測史上もっとも暑い夏であった昨年の記録を塗り替える猛暑となった。 10月に入ってようやく秋らしい気候になったのを機に、今年の猛暑をデータで振り返るとともに、長期的な気温のトレンドを調べてみた。 夏の暑さは記録破り 今年の夏は、平均気温、最高気温、最低気温がすべて、平年値を平均で2℃以上上回る記録的な暑さになった。 観測史上最も暑い夏であった昨年をも、大きく超えた猛暑であった。 猛暑日の日数は54日 9月になってからも猛暑日が続いて、累積日数は54

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          超過死亡が50万人を超えた

          2024年9月19日 10月から新型コロナワクチンの定期接種が始まるようだ。 それに水を差すような話題であるが、2021年4月以降に発生している超過死亡が、現在も続いており、2024年4月までの3年1ヶ月で、累計50万人を超えた。 国立感染症研究所のデータでは超過死亡はない? 超過死亡に関心を持たれている方なら、「現時点では超過死亡はなく、むしろ過少死亡になっているのでは?」と思われたかもしれない。 たしかに国立感染症研究所の発表では、昨年の2月を最後に超過死亡はなくな

          超過死亡が50万人を超えた

          変わりゆく世界秩序

          祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵におなじ。 平家物語より 第二次世界大戦後、圧倒的な覇権国となり、パックス・アメリカーナを築いたアメリカであるが、近年、凋落の傾向を感じるようになった。 基軸通貨としてのドル 2022年3月、SWIFT(国際銀行間通信協会)はロシアへの経済制裁として、ロシアの主要銀行をSWIFTから締め出す措置を取った。

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          南海トラフM9地震は起きない?

          日向灘地震と南海トラフ地震臨時情報 2024年(令和6年)8月8日16時42分、日向灘でM7.1の地震が発生した。 気象庁は、この地震で南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表した。 日向灘は南海トラフの西端に位置し、海溝型地震や海洋プレート内地震が起こる。1919年以降の精度の良いデータによると、マグニチュード7.0から7.5程度の地震が20年に一度程度の割合で発生している。 前回の大きな地震は1984年8月7日であったので、40年ぶり。 気象庁はこの会見で「マグ

          南海トラフM9地震は起きない?

          台風一過で秋間近か

          迷走した台風10号も、大雨を残して東海道沖に去った。 今後北上するとのことだが、勢力はかなり衰えており、熱帯低気圧になるのも時間の問題だろう。 台風が過ぎ去った今朝は、涼しく、蝉の声もなく、秋の虫の音が聞こえて、秋を感じた。 9月に入っても、まだ猛暑日はありそうだが、ここらで京都の今年の猛暑をデータで振り返る。 2024年9月1日 猛暑 下のグラフが昨年と今年の最高気温の推移である。 昨年は観測史上一番暑い夏であったが、今年は、それを上回る猛暑であったのがわかる。

          台風一過で秋間近か

          アメリカ大統領選挙は超デッドヒート

          前回の投稿に引き続いて、アメリカ大統領選挙の状況を報告する。 バイデンが撤退し、ハリスが民主党の候補になったのをきっかけに、米マスコミは一斉にハリスを絶賛。これによってハリス人気が急上昇し、8月8日に、トランプ人気を上回った。8月15日のRealClearPolitics Betting Averageでは、トランプに8.8ポイントの差をつけている。 その後、民主党大会での大統領候補者受諾演説などを経て、ハネムーンに陰りが生じたのか、ハリス人気は一服、8月24日時点では、

          アメリカ大統領選挙は超デッドヒート

          死は存在しない:ゼロポイントフィールド仮説

          こんな本を読んで、色々と考えてみた。 これまでのスピリチュアル本と違うのは、著者が原子力工学の博士という、バリバリの理系で唯物論者であること。その著者が最先端の量子科学で、死や意識にアプローチしようとしたのが、この書である。 唯物論である現在の科学は、死は無に帰すことであり、「死後の世界は存在しない」と主張する。 一方、宗教では「死後の世界は存在する」と主張する。 全く相容れない主張でありながら、どちらも、その根拠を述べていない。 そのどちらも心から信じきれない自分が

          死は存在しない:ゼロポイントフィールド仮説

          京都の猛暑も一息?

          昨日8月9日の京都の最高気温は34.9℃。0.1℃だけだけど、16日間続いた猛暑日が途切れ、一息ついた。これからもまだまだ猛暑日は続きそうだが、ここらで、今年の夏の暑さを中間報告する。 今年の夏は昨年を超える猛暑 昨年の京都の夏は観測史上、最も暑い夏であったが、今年はそれを超える暑さが続いている。 下のグラフは最高気温をプロットしたもの。青線が平年値で、黄緑が昨年、オレンジ線が今年である。 昨年は6月末から9月末まで、平年を大きく上回る猛暑であった。そして今年はというと

          京都の猛暑も一息?

          ハリス氏が支持率リード拡大

          日本にも大きな影響があるアメリカ大統領選挙、トランプとハリスがデッドヒートを続けている。 これまではトランプがバイデンに対して優勢を保っていたが、バイデンが選挙戦から撤退し、副大統領のハリスが民主党の正式な候補者となってから、ハリスの支持率が高まり、支持率調査でトランプを5ポイント上回ったとの報道がなされている。 RealClearPoliticsのBetting Averageでも、8月8日時点、ハリスが50.7で、トランプの48.0を2.7ポイント上回った。 これら

          ハリス氏が支持率リード拡大

          株価暴落、どうする?

          2024年8月5日の日経平均は4451円安と、史上最大の下げ幅となった。 対ドルの円相場は一時1ドル=141円台まで急伸。企業業績の悪化が懸念される。 日銀が利上げなんかするからこんなことにと、ボヤキの一つも言いたくなる。 NISAを始めた人、株資産を持っている人は、気が気でないだろう。 日本株を持っている人はもちろん、アメリカ株を持っている人は株価下落と円高でダブルパンチである。 でも、こんなときこそ、パニックにならず冷静でいる必要がある。 わたしも遊びでいろんな投資を

          株価暴落、どうする?

          米大統領選挙2024を予測

          トランプ元大統領の暗殺未遂、バイデン大統領の大統領選挙撤退、カマラ・ハリス副大統領が候補者へ。 米大統領選挙を巡る動きが、小説よりもドラマティックである。 トランプは共和党の予備選挙を経て、共和党大会で正式に共和党の次期大統領候補として指名されたが、ハリスは、まだ民主党の正式な候補者に指名されているわけではない。 とはいえ、民主党はお祭り騒ぎで、マスコミも一斉にカマラ・ハリスを持ち上げている。おそらく、このまま民主党の次期大統領候補として指名されるであろう。 というこ

          米大統領選挙2024を予測