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sunoで音楽生成(スマホで-II) #1

まずは、おさらい。sunoはキーワード(メタタグ)やプロンプトを入力するだけで、歌詞も曲も作ってくれて、歌唱付きの楽曲が数秒で生成できるAIです。
2024年5月現在、sunoには、Copirot版(プラグイン)と、Web版があるものの、Copirot版からWeb版に誘導されるので、実質的には、Web版が正式と考えていいでしょう。

WEB版のHOME

以前は、Discode版もありましたが、現在、音楽生成機能の運用は停止され、sunoのコミュニティーとして存続しています。
また、サードパーティー製の「SUNO AI」アプリの存在が確認されていますが、非公式アプリであり、Web版のデータも継承されず、有料サブスクも全く別なので、正規のsunoとは別なので注意が必要です。
※その後、名称がMusic AIに変更されました。

サードバーティアプリ

WEB版の無料利用と、サブスク(有料)利用の違い

Web版のsunoは、無料でも利用できますが、多彩な楽曲作りを考えるのなら、有料のサブスクリプションを使うといいでしょう。
とわいえ、現在、無料とサブスクの違いは、生成できる回数と生成した楽曲の使用範囲だけなので、急いでサブスクを始めなくてもいいかもしれません。
まずは無料でsunoを使い倒して、それでは物足りない、と感じてからでも遅くはないからです。
※5月末現在、V3.5がサブスクで利用できるようになり、生成出来る長さに違いがあります。
※その後、無料ユーザーにも開放されています。

無料利用とサブスクで、操作や機能、生成できる楽曲に違いはなく、
両者の違いは、次の二つだけです。

  • 生成操作の回数

  • 生成楽曲の使用範囲と権利

無料版では、毎日5回の生成ができます。実際には、毎日50クレジットが利用でき、1回の生成に10クレジット利用するので、生成操作が5回出来るという訳です。
このクレジットは、繰り越しや蓄積は出来ないので、使いきっても、まったく使わなくても、翌日利用できるのは50クレジットのままです。
有料のサブスクでは、プロが毎月250回、プレミアムで毎月1000回生成できます。

生成した楽曲は、利用者に各種の権利が認められますが、無料版では非商用、非営利に限られます。
有料コンテンツはもちろん、アフィリエイトやマネタイズが施されたアカウントの SNSで利用する場合は、サブスクを利用しなくてはなりません。もちろん、営利目的や商用の利用、音楽配信サイトでの配布や販売など、ほぼ無制限で権利が認められています。

どんな時にサブスクにしたらいい?

新たな楽曲を生成するときだけでなく、生成した楽曲の続きを生成する際も生成回数に含まれます。
例えば、新曲を2回生成したら、その続きを生成できるのは3回までです。それ以上の生成をしたいのであれば、翌日にクレジットが増えるまで待たなくてはなりません。

クレジットが無くなったら、翌日にまた操作すればいいと考えるのなら、無料のままでも構いません。
逆に、気に入った曲が出来るまで、毎日何度も生成して、何度も続きを作りたい、というのであれば、サブスクを利用した方がいいでしょう。

また、生成した楽曲を有料で配信しているコンテンツで利用したい場合や、収益化しているアカウントで、SNSに投稿するのには、サブスクを利用する必要があります。サブスクを利用していれば、権利関係をほとんど気にすることなく、あらゆる方面で利用できます。

以上を踏まえて、次回からは楽曲を生成して、有料で配信や配布を行うまでを解説していきます。




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