チャーブー・リラウン

音楽レビューを中心にやっていこうと思う次第です。 文章力も音楽的知識もほぼ皆無なので期…

チャーブー・リラウン

音楽レビューを中心にやっていこうと思う次第です。 文章力も音楽的知識もほぼ皆無なので期待はしないで… レビューするにあたり歌詞などの解説等はあくまで個人の勝手な主観になります。

最近の記事

たま「さんだる」

1990年発売たまのメジャー1枚目のアルバム。各々ミュージシャンとして活動していた知久寿焼、石川浩司、柳原幼一郎(現:柳原陽一郎)が1984年に結成した伝説のバンドである。1986年に同じくミュージシャンとして活動していた滝本晃司がベースとして加わり4人による活動をスタートさせる。インディーズでナゴムレコードから「でんご」と「しおしお」を発表した後、深夜の人気番組であった「三宅裕司のいかす天国」に出場し見事14代イカ天キングに輝いた事により、一夜にして大ブレイクを果たした。そ

    • P-MODEL「P-MODEL」

      1992年発売通算8枚目となるオリジナルアルバム。1991年に解凍という名目で再結成され、前作「ONE PATTERN」から6年ぶりのアルバムとなる。この時期は解凍期と呼ばれる。平沢がソロとして活動していたポリドールから発売された。P-MODEL再結成に至った理由は平沢が「再びテクノをやりたい」と思い至ったかららしい。メンバーは固定メンバーである平沢進、休止前までバンドに加入していたことぶき光に加え、初期P-MODELのメンバーであった秋山勝彦、THE GROOVERSとして

      • Yellow Magic Orchestra「Yellow Magic Orchestra」/「Yellow Magic Orchestra (US版)」

        1978年発売、US版は1979年に逆輸入という形で再発売。もはや語るまでもなく語りつくされた伝説のテクノバンドである通称「YMO」は、はっぴぃえんどやティン・パン・アレーなどの細野晴臣がリーダー兼プロデューサーを務め、サディスティック・ミカ・バンドなどの高橋幸宏とスタジオミュージシャンであった坂本龍一を誘い入れ結成されて制作された記念すべき1枚目である。そして忘れてはならないのが冨田勲の弟子で第4のメンバーと言われた松武秀樹の存在である。YMOには「Technodelic」

        • 電気グルーヴ「DRAGON」

          1994年発売の5枚目のアルバムで、前年に発売した「VITAMIN」と同じく12月1日なのでちょうど1年後の発売となる。「VITAMIN」同様歌ものとインストの半々を占めており、今回は代わり替わりに収録している。 全体的な曲の作風もほぼ前作を踏襲している点やTB-303も本作に多く起用されている点も含め、「VITAMIN」の姉妹作のような印象を受ける。 卓球はこのアルバムを最後に電気グルーヴを解散する考えも入れていたらしい。 メンバー 石野卓球・・・ボーカル、シンセサイザー

          電気グルーヴ「VITAMIN」

          1993年発売の4枚目のアルバム。前年発売の「KARATEKA」まではヒップホップ要素の強いコミックバンド路線だったが、卓球がロンドンで経験したアシッド・テクノに影響され、本格的にテクノを取り入れていくようになり、後のソロ活動の原点の一つともいえるアルバムとなる。前半はいつもの歌もの、後半はカバー含む本格テクノのインスト曲、最後にボーナストラック扱いで収録された「N.O.」という構成。また電気グルーヴの曲の特徴であり、名機ともいえるシンセサイザー「TB-303」を全面に取り入

          電気グルーヴ「VITAMIN」

          世界の終わり(SEKAI NO OWARI)「EARTH」

          2010年にインディーズからの発売。世界の終わり名義としては唯一のアルバムで、バンド初のアルバム第1作目になる。今現在のセカオワ独自の世界観(イメージ)がまだ未完成のジグソーパズル状態だったイメージ。だが全体の曲の雰囲気のピースはすでに埋まっており、未完成のパズルでも十分満足できるアルバムである。 基本サウンドをメインで聴く自分だが、セカオワはどちらかというと歌詞をメインに聴いてしまう分類のアーティストだ。 メンバー 深瀬慧・・・ボーカル、ギター 中島真一・・・ギター 藤崎

          世界の終わり(SEKAI NO OWARI)「EARTH」

          ORANGE RANGE「ИATURAL」

          2005年発売の3枚目のアルバム。このアルバム発売前にメンバーであったKATCHANが脱退した為、5人体制となってから初のアルバムとなる(シングル「*~アスタリスク~」から「お願い!セニョリータ」までKATCHANが参加していた曲も収録されている為、実質最後に参加するアルバムでもある)。「musiQ」まではロックバンド的な側面が大きかったのに対し、本作はそこに電子音がこれまで以上に散りばめられているのが特徴。同じ19曲入りの双方と比べると音の違いが出ている。リーダーのNAOT

          ORANGE RANGE「ИATURAL」

          坂本龍一「千のナイフ」

          1978年発売。日本のみならず世界的にも有名人である坂本龍一のオリジナルアルバム1作目。それまでスタジオミュージシャンとして活動していた坂本は当時YMOと並行する形で本作を制作し、YMOの1枚目のアルバムより1か月前にリリースされた。初のアルバムにしてこれ以降のアルバムと比べても全く劣らないむしろ本作が最高傑作と言ってもいいほど聴きごたえがあり、多くの人が衝撃を受けたであろう名アルバム。本作に使用されたシンセサイザーの数は歌詞カードの覧を見ると11機、当時なら値段はかなり高価

          坂本龍一「千のナイフ」

          平沢進「時空の水」

          1989年発売。平沢進のソロアルバム1作目。前年にP-MODELのバンド活動を凍結(活動休止)し、レコード会社もポリドールに移りソロアルバムを制作。まだ平沢自身も音楽性を模索していた時期でもあったのか、P-MODELではまずやらないような作風の曲が多くある一方、P-MODEL時代に披露した曲のセルフカバーや、本来発売されるはずだった幻のアルバム「モンスター」に収録予定だった曲も収録されている。 本作から3枚目の「ヴァーチュアル・ラビット」まで参加ミュージシャンを多く招いている

          平沢進「時空の水」

          堀江由衣「水たまりに映るセカイ」

          2000年発売。今日まで超有名アイドル声優である堀江由衣初のオリジナルアルバム作品。歌手活動自体は以前から行ってはいたものの、アルバムデビューとなるのは今作からなので全体的に今と比べると結構初々しい印象が逆に愛らしさがある。 タイトルは童話「鏡の国のアリス」からとられたもの。 収録曲 1.桜 2.Insistence 3.おはよう 4.ラブリー 5.着心地の悪い恋なんて 6.約束~eternal promise~ 7.洗濯機の中から 8.愛のカタチ 9.スコールクロール 1

          堀江由衣「水たまりに映るセカイ」

          電気グルーヴ「人間と動物」

          2013年発売の12枚目のオリジナルアルバム。これまでの電気のアルバムと比べると収録曲すべて歌もので構成されているのが特徴で珍しくインストが一切ないアルバムでもある。ジャケットの鮭を咥えたパンダは電気のPVでお馴染みCGデザイナーの田中秀幸と元メンバーの砂原良徳がデザインしている。 2008年以降再始動した電気のアルバムの中では個人的に一番好きなアルバム。 メンバー 石野卓球・・・ボーカル、パーカッション、ベース、ギター、シンセサイザー ピエール瀧・・・ボーカル、パーカッシ

          電気グルーヴ「人間と動物」

          P-MODEL「IN A MODEL ROOM」

          1979年発売。前身のバンドであるMANDRAKEが解散とほぼ同時にP-MODELを結成。メンバーであった平沢進、田中靖美、田井中貞利がそのまま続投し、MANDRAKEのファンであった秋山勝彦が加入した所謂P-MODEL初期メンバーによる記念すべきアルバム第1作目である。更に本作の音楽プロデューサーとして佐久間正英を招いている。 P-MODELは時期によって音楽性が変わる傾向にあるが、初期は田中靖美のキーボード捌きが映えたピコピコしたシンセサウンドを全面的に響かせたテクノポッ

          P-MODEL「IN A MODEL ROOM」

          ORANGE RANGE「musiQ」

          2004年12月発売。2枚目のアルバムにして彼らにとって最大の売り上げを記録したアルバム。本作に収録されているシングル曲はすべて当時のオリコン1位を獲得したまさに全盛期真っただ中だった。 前作以上にバラエティに富んだ作品で全19曲というボリュームの多さが特徴。他アーティストのオリジナルアルバムでもここまで曲数の多いアルバムはあまりお目にかからない。 この翌年に発売したシングル「お願い!セニョリータ」を最後にドラムのKATCHANが脱退する為、実質6人で作り上げた最後のアルバム

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          サントラやオムニバスなど。 邦楽編で挙げたアーティストが手掛けたサントラは省く。 サウンドトラック(アニメ)エヴァンゲリオン ・EVANGELION FINALLY ・EVANGELION THE BIRTHDAY OF Rei AYANAMI ・EVANGELION: 1.0" YOU CAN (NOT) REDO. ・EVANGELION: 2.0" YOU CAN (NOT) REDO. ・EVANGELION: 3.0" YOU CAN (NOT) REDO. ・E

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          現在所有しているアーティストCD・音源(洋楽編)

          20代からCDと音源を集めてもう10年以上… 割と数年前になって洋楽アーティストも聴いてます。ただ邦楽編で挙げたアーティスト以上に比較的マイナーかつ今も活動しているのか怪しいアーティスト陣ばかりだ。というか少ない!もっと聴こう!! Art of Noise ・(Who's Afraid Of?) The Art of Noise! ・The Seduction of Claude Debussy ・Daft(ベスト) ・The Best Of The Art Of Nois

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          現在所有しているアーティストCD・音源(邦楽編)

          20代からCDと音源を集めてもう10年以上… 今やサブスクが牛耳ってるこの世の中、もうCDを買って聴いて集めてる人も私くらいのものでしょう。たまに職場とかの人等にCDを買ってるなんて言えば「えぇ!?」と驚かれる事も多くなった…そんなビックリする? とはいえ、家にCDを置ける場所がなかなかに厳しくなったので仕方なしに手放したCDも数多い(だから「音源」という言葉も用いている)。 ただ集めて聴いてるだけじゃなんかつまらん、と思い、最近になって語彙力散漫なレビューを始めた。 ちなみ

          現在所有しているアーティストCD・音源(邦楽編)