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2022J1リーグ第27節

 本日はサンフレッチェ広島のマッチデイ。セレッソ大阪との一戦はアウェイ ヨドコウ桜スタジアムで19時キックオフだ。J1リーグも残すところ8試合となり、ACL出場権やタイトルを狙うために本日の一戦は分岐点となりうるゲームになるだろう。

 セレッソ大阪は非常に好調で7試合負けなしのリーグ6位。サンフレッチェ広島は現在2位とはいえその勝ち点差は3、しかもセレッソは消化試合数が2少ないのでほぼ同位と考えていい。第25節の柏レイソル戦と同様に好調かつ上位の相手に確実に勝っていくことが出来なければ、3位以内フィニッシュやタイトルは夢と消えるだろう。

 非常に難しいゲームになるだろう。しかし今季のサンフレッチェ広島は今日もやってくれるだろうと勝利を期待させてくれている。それは難しい相手でもだ。本当に強くなったなと感じる。監督が変わるとこうも変わるのかと思える。それは大きなファクターであることは間違いないだろう、しかし最終的には個々のメンタル、モチベーションによるものなのではないかと思う。

 チーム内雰囲気が良い=チーム成績が良いはある程度当てはまると思う。チームが一つの方向に向いている、つまり個々がそれに向かってチームのために全力でプレーをする。そんなチームは雰囲気が良く強い。サンフレッチェ広島にはチームのために走れる選手が多くそれが非常に効いている。そして今のチームには欠かせないキャプテン佐々木選手の存在感はずば抜けている。

 彼は日本代表の常連であるが、今年開催されるワールドカップのメンバーにおいては当落線上にあると思う。だからこそのモチベーションか、これまでの代表活動の経験からか、このところの彼のプレーはJリーグトップレベルとは言うまでもなく、スリーバックの左DFとして突出している。もはや左サイドバックもこなせるのではと予感させるプレーぶりである。やはりゲームではフィニッシャーが脚光を浴びやすいが、ゲームのハイライトだけを見てもDF佐々木選手の存在感は良く解る。チャンスは全部ここから生まれているかのように錯覚するほどだ。

 今年はワールドカップイヤー。そこに選ばれるであろう選手、または目指しているであろう選手に注目して観るのも楽しみの一つだ。

ODA SYCLE
小田


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