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特権階級の凋落

2023年12月14日(木)お昼過ぎ。あらら、ドル円があれよあれよとつるべ落としで141円割れ、かと思ったらそこから一気呵成のV字回復。さてこの後どうなることやら。

今日は下落は下落でも、特権階級のそれについて語っていきたい。決して特権階級ではないはずだが、どうもそう思っている人が少なからずいそうな感じの自民党さん。キックバックで大騒ぎになっております。

ちょっと前にはいじめ問題で騒ぎになった宝塚や、さらにその前のジャニーズ問題。それと統一教会。日大の問題もそうかな。かつて悪事を働いたものがすったもんだの末に裁かれる。栄華を極めたものが消えて無くなる、あるいは存亡の危機に立たされるという意味では、今の自民党さんも決して他人事ではないと思うのだが。

他の似たようなのも含めて、これらの事件の多くに共通するものとして、悪事を働く当事者の反対側には必ず犠牲者、被害者がいる。被害者が何らかの形で犠牲になり、それをきっかけに悪事があからさまになり、そして世間に裁かれ鉄槌が下される。

誰かが犠牲にならないと悪事が明るみに出ない、というのは悲しい限りであるが、情けなくもそれが人の世の常。

で、年末が近づくにつれて「今年はいろんな特権階級が凋落したもんだな」と、今の自民党の騒ぎを見ながらつくづく思うわけであります。

話は変わりますが、特権階級といえばオタキング(岡田斗司夫氏)がこんなことを言ってた。「文明の進化、というのは言い換えると前の世代の特権階級のみが享受を許されていた物なりサービスなりが、一般庶民に開放されることである」と。

そう考えると、政治のあり方も単に選挙で投票するだけの参加から、もう少し中身に踏み込んだところまで一般庶民に開放される日が遠からず来るかも、などと文明の進化に期待するわけであります。それも含めて、明日は今日よりいい日になるはず。そう思って生きていこう。