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日々のこと6 羽田⇔長崎日帰り旅 3回目 島原半島を半分まわる旅

病は自分の一部。
こちらは日々の暮らしのいろんなことの記録です。


2023年4月某日 長崎日帰り3回目、島原半島を半分まわる旅

娘が高校生になってからコロナ渦だったり部活やらで予定も合わず、宿泊をする家族旅行にいっていない。
娘は今年国内の修学旅行に行けたし、夫の国内外の出張は通常に戻ってはいるのだけど。3人一緒となると難しい。
旅は行ける時に行け、と出かけてきてよかった。
これまでは計画したり、その場の勢いの国内で一泊とか、娘が幼い時には2泊くらいで滞在型で海やプールを楽しむ旅が中心。
小学校高学年から中学生の頃には短い旅程ながら国内外の街歩きを楽しむことも。
移動がしやすくなって、今は夫と2人で日帰りの旅行。
国内で行ったことのないところに行こう、と訪れた長崎県に今回3回目。
昨年の夏に長崎市内、なんだか他の場所も気になるね、と冬に西海・佐世保方面に続いて、今回は島原方面へ。航空機、レンタカーなどすべて個人手配する日帰り自由旅行の記録です。

7:30 羽田空港到着

前回の長崎2回目は11月、その時よりももっと、人もキャリーケースも多くて、保安検査場も列が。空港駐車場もほぼ満車。搭乗前にいつもの「おにぎり、おいなりさん、コーンポタージュ」の朝食を食べて、いざ。

ぽちっと押して出るコーンポタージュ、
いつも”少な!”って思うけど、飲むとちょうどいい。

8:00過ぎ 機内

飛行機に乗るとついつい窓際で動画やら写真を。
さっき食べたばっかりだけど、サンドイッチもおいしくいただきました。
短いフライトでも、何かしらにぐっと集中できる機内が好きです。

ほうれん草と海苔の入ったスープがやけに美味しかった
手前のエビはレモンソースかな、さわやかなお味
もくもく、ひたすら雲の上
今回は雲が厚く、地上の様子もあまり見られなかった

10:30 長崎空港着

海に浮かんでいるような長崎空港、機上から見る島々の様子、海岸線もたまりません。
今回は年配の団体旅行の方々が多い印象でした。
空港職員に「ハウステンボス行きのバスはどこですか」と代表として聞いているおじいちゃんと、その背後で答えを待つおじいちゃんたち。
空港は楽しい。

10:55 レンタカーで出発

今回2度目のバジェット。最初のナビ設定がなぜか緊張します。

12:29 ドライブ~島原駅

雲が多く、雨が降ったりやんだり、見通しもよくないなかだったけど、立ち寄りたい!と思うところばかり。
海に近い島原鉄道は時間がとれる時に乗ってみたい。

ワタリガニ系のカニが名物なのかな
道路脇のカニ、カキの食べられるお店にも行ってみたかった
カニとサッカー
自分の地元を思い出す、自動改札のない改札
素敵な駅の「驛」

12:55 姫松屋新町店

本店ではなく、鯉の泳ぐまちに近い新町店で具雑煮いただきました。
しみじみと美味しかった。
具材をくたくたに煮込んだ感じかと思いきや、たくさんの具材がきれいに切り揃えられていて、すっきりとしていて品のよいお食事だなあと感じました。
薄く焼かれた卵焼きの油と卵の香ばしさとか、繊細な感じ。
ごぼうの千切りの存在感もなかなか。
丸いお餅がおいしくかわいく感じたので、この後のスーパーでのお買い物で丸いお餅、探して購入しました。ごちそうさまです。

何種類の具が入っていたのでしょうか
もち、ごぼう、鶏肉、穴子?、高野豆腐、、かまぼこは何種類か入ってたなあ。
こんなに薄切りにされたちくわを食べたのが初めて
お店の雰囲気もよくて
お店の方も丁寧でやさしい方ばかりでした

13:30 鶏の白石島原店 

夫がここ数週間で島原出身、長崎市出身の方々にリサーチをした中で、ぜひテイクアウトしてドライブしながら食べてみてとおすすめされたこちら。
どのタイミングで注文しようか、骨付き骨なし、どちらにしようかと相談している間に、通りすがりの女の方に「入り口はそちらですよ」ととても感じよく話しかけてもらい、お店の方だったのかな。
「ありがとうございます」と返事をして先に具雑煮を食べに行き、すぐにお店には入らなかったのだけど、声かけてくださった女の方、とてもおいしかったです!と感謝をお伝えしたい。

店内でお食事できる店舗にも行きたい

骨なしを一人前頼んだのだけど、皮がサクサク、お肉はジューシーで美味しかったなあ。
旅でよくある妄想、もしもここに住んだなら。
食べたくなっちゃうんだろうな、この唐揚げ。土曜は唐揚げだな。

13:40 鯉の泳ぐまち・島原一番街・まち散策

水がよどみなく、湧いて流れて、とても気持ちよい。
滞在時間がとれなかったので、四明荘や観光交流センターの清流亭には立ち寄らなかったけれど、まちなみにおじゃましました。

流れる水
すがすがしい

アーケードの商店街や、新しくできたらしきホテルとカフェとか、一本道を入ったスナック街、通りのあちこちにまつられている水神や猿田彦大神、石祠、毘沙門さんも多かったような。
スマホじゃなくてカメラで写真撮りたいなって、うずうず、ときめきました。

左右にゆれる緑の「島原一番街」の旗
猿田彦大神は通りの悪霊除けに、石祠(せきし)は各家の守り神とのこと
お供え物などお手入れのされた石の神様が通り沿いに(島原市HPより)

浅草とか、川越とかでよく見る、レンタル着物や浴衣でおでかけ、とかあったらとてもしっくりきそうだなあ。自分はやらないけど若い年代の人たち、いい写真撮れそう。駐車場に戻ったら、大雨きました。

14:30 猛島神社

旅の参考にする「人文社 郷土資料事典」で、この地域の産土神とあったので、旅の挨拶に。
海沿いで漁業に携わる方々にも信仰されていると思われる、歴史を感じさせながらも滞りやよどみのない、風通しのよい場所でした。
小雨の雲の多い天気にも関わらず、ちょっとした不気味さ(失礼、でもあります、そういう場所)がなく、気持ちよく参拝させてもらいました。

凛々しい狛犬さん
横から失礼します
こちらの狛犬さん、しゅっとしてます
華奢な狛犬さん

水神の石祠がまつられた湧き水の口には蟹さんも。
気持ちよさそうです。

この中にカニさんがいます

14:50 島原城のまわりを車で一周

猛島神社とそばの有明海の海辺でちょっとはしゃぎすぎたので、島原城や武家屋敷周辺は車で一周。
お濠が散策できるようになっているのは素敵でした。
お城から島原駅一直線の坂道も、いい感じでした。

きれいなお城
坂を下ると駅だよ、という坂
駅を使う近隣の学生さん、なんかいいなあ

14:45 吉祥白天橋 ~ 雲仙岳

雲仙岳災害記念館に滞在する時間がとれないので、たびたび起きてきた雲仙の噴火について、何か感じることができる場所を、と吉祥天橋へ。
今回の旅は朝から曇り、ちょっと晴れ間、大雨と変わりやすい天気で雲仙方向は雲だか霧、どれだけ高い山々が背後にそびえているのか、全貌がみえず。
この吉祥天橋から空港へ向かっての帰路として予定していた千々岩展望台方面にナビを設定して車を走らせたところ、山道のほとんどが濃霧。
対向の路線バスや地元ナンバーの車は結構なスピードでしたが、助手席の私はずっと冷や冷や。とはいえ、運転するのは夫なので、ひたすら夫を信じて無事を祈る、それだけでした。前を走る車も所々の待避所に停車、一台一台と減っていき、前には一台もない、数メートル先が見えない山道。

まだ「霧だー」とはしゃげた頃

途中、温泉宿らしきものがあったけれど、夫と私、2人ともなにか夢見ちゃったかな、、という幻想的な門構えでした。(Googleみたら実在していました)
山を降り霧が晴れて、段々畑や緑のじゃがいも畑の続く景色に癒されました。

16:00 千々岩展望台

あんなに霧の中だったのに、午後の日差しがのぞいた頃、千々岩展望台へ。
じゃがちゃん、というパーキングエリアでよくみるような揚げたじゃがいもが名物とかで、オリジナルの歌が流れてました。
あたたかいものが食べたくなって思わず一つ。
売店の中、なにやらおじさんたちがたくさんいたけど、何人いたのか。
展望所で熱いじゃがちゃんを食べながら、長崎の海岸線を。
海と山がすばらしい。

ちょっとずつ、部分的に晴れる
地形の知識があればもっと楽しいところ
じわる看板
色の選び方、素敵です

空港方面に走っている時、カステラの工場とか、農産品を扱うお店があり後ろ髪ひかれつつ通り過ぎました。
いちいち、立ち寄りたいところがたくさん。

17:00 スーパーエレナで買い物

初回の長崎市内の観光で稲佐山からの帰り、旅に欠かせない地元スーパーで買い物のために訪れたエレナ。
夫はその時にお試しで買ったオリジナルの日本酒にはまり、長崎市内、佐世保に続き、3回目。

空に輝くゾウの印

雑貨類以外の棚をまんべんなく周り、今回はリョーユーパン、丸いお餅、かまぼこ系数種、ちゃんぽん麺とパック入りのスープ、お決まりの日本酒などを購入、手荷物で持ち込んだ空のスーツケースにおさめました。
普段行くスーパーより安いもの、高いもの、見かけないもの、色々あるけれど、今回は卵が100円ほど高かったのが印象的でした。
魚も、お肉も、野菜も、飲食店でも食べ物がおいしい印象です。

前回はコーヒーサンド
今回のは、マンスリーサンド
来月にはないのかな、パンも一期一会

18:00 レンタカー返却・長崎空港着

帰路につく飛行機は毎回同じになるけれど、前回は11月、空がオレンジ色から濃紺、地平の家々や山、木々の黒いシルエットが美しく、スマホのカメラロールは長崎の夕景一色になったけれど、今回はまだ暮れることなく、明るい空のもと無事お世話になった車を返却して空港に。
空港では長崎一番さんでハトシロール、松翁軒のカステラ、福岡じゃなくても寄ってしまうヌフヌフで長崎空港限定のココア味のカスタードクッキーを購入。
帰りの飛行機は機内食のない席だったので、イヤホンを耳栓がわりに、ガイドブックや立ち寄り先のパンフレットを眺める。
今回の旅の一番の反省点は、老眼鏡を忘れてきたこと。

21:00 過ぎ 自宅着

いつもより早く塾から帰宅した娘がいる家に帰った21時過ぎ。
娘は夜ご飯が待てない、と先に自分でラーメンを作って食べていたので、食後のデザートにお土産で買ったものをつまみ、夫は早くも酒とつまみ。

今後の旅のことあれこれ

今回実際行ってわかった距離感覚をもとに再び訪れたいところなどを整理したい。
島原半島の北半分を大きく外回りに一周したことになるけど、南にもいきたいし、雲仙の温泉にも行ってみたい。
なんせ霧か雲で雲仙が見えなかったので、同じルートをもう一度なぞりたいくらい。

図書館で借りる郷土資料事典
これ、全県分欲しい
長崎文献社のもの、丸善丸の内店にて。
左の島原半島のものは、帰ってからまた読んでる

ザビエルといえばの平戸や五島列島、天草方面、長崎で行きたいところがまだまだたくさん。もう少し、勉強したいこともあり。
日帰りでは厳しくなるので、まずは日帰りの範囲で通いたい気もする。
NHKの新日本風土記、島原とか、長崎街道の回ももう一度みたい。

長崎でのおすすめの旅のスタイル、場所、これがおいしいよというものがあったら是非教えてください。

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