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僕の手帳/日記事情

来年の手帳をどうしようか悩んでいる。そもそも手帳は必要なのだろうか。
手帳といってもどのタイプが良いのだろうか。一年間使い続けるだろうか。
一月だけ張り切って、二月以降は真っ新な状態にならないだろうか。

こういう悩みがある。そして、この悩みを整理するべく、頭の中を文章化してみようと思い、今、綴っている。

この悩みがなかなか解決しない原因は分かっている。

僕は今、ふたつのノートを並行して使っている。
ひとつは、368ページからなる「一日一ページノート」。
毎日1ページ使うと、1年で使い終わるというシンプルなものだ。日付と曜日の文字と罫線のみが印字されている。
これは、5行日記帳として使っていて、来年の11月まで愛用するつもりだ。

もうひとつは、俗に言う「なんでもノート」だ。単行本サイズのこのノートには、その日見たものや感じたこと、誰かから聞いた話、好きな言葉、好きな歌詞の解釈、充実したある日のスケージュール等、残しておくと見返したときに面白いと思ったことを好きなように書いている。

この2冊があるおかげ(せい)で、「手帳を買ったとしても書くことがないのではないか問題」が発生している。

さて、本命のスケジュール管理はどうだろうか。
あら残念、スマホで事足りてしまう。リマインドを付けておくと、ピコンと目の前に表示すらしてくれる。手帳はそれをしてくれない。
実際、今年も手帳を見てスケジュール管理することは基本的にしなかった。

ただアナログな手帳のメリットは、未来のスケジュール管理だと僕は思っていない。
過去の日々を回顧するうえでは、デジタルよりアナログの方が適任だと思う。しかし、僕の場合はそれは「一日一ページノート」がやってくれる。

ここまで考えてみると、手帳を買う意味は今のところ一切なさそうだ。それなのに、未だに手帳を買うべきか悩んでいる。
これは要らないとはわかっているが、手帳をもつ自分に憧れているだけなのかもしれない。
このコラムで悩みに決着をつけるつもりだったのに。

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