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酒が呑める♪酒が呑める♪酒が吞めるぞ~♪

世間ではお盆休みとされている期間も、そろそろ終わりを迎えつゝある様でございます。

この時期は皆様地元を離れている様でございまして町の呑み屋が比較的空いているのです。
先日の旗日、お盆期間中も一生懸命營業されている地元の銭湯と居酒屋に足を運んで友達と風呂上がりの一杯を樂しんで參りました。


お盆はどこも行かんけ~ど酒が呑めるぞ~♪
酒が吞める♪呑めるぞ~♪酒が呑めるぞ~~♪

…と、デズニーが聞いたら怒りそうな曲調の有名な唄を鼻歌し乍ら、前回の續きを致します。


前回、土気の山中でお坊さんに会い仲間に加えて山の深部に在ると云う城跡へやって參りました。

行き止まりにぶつかります

しかし、この様に行き止まりに當たってしまい先に進めません。
手に入れた情報では確かにここから先に進める筈なのです。
上画像で怪しい箇所が無いか探しますが、皆様はお氣附きになりましたでしょうか…?

正解は此処

不自然に生えている草に囲まれた1マスを調べると下へ降りる階段が見附かります。
隠し階段を見附けた際に「何だ、この階段はぁ!?」…と云う有名な音声が入りますが氣にしてはいけません。兎に角、入ってみようぜぇ~!!

折角だからと入ってみたら…

その先は暗闇で一切何も見えない状態でした。
危險なので強制的に引き返す事になります。

この儘では先に進む事が出來ません。これについての情報もありません。
そこで頼りになるのが仲間と云う存在です。

相談しよう♪そうしよう♪

主人公の使える技に「相談」と云うのがあります。
このゲームは仲間を連れていると相談をしてヒントを得る事が出來ます。
次に何をして良いか解らなければ仲間と相談するのが攻略のコツです。

年長者の意見は頼りになります

洞窟内で火種を使うと中で湧き出ている可燃性のガスに引火してしまうので別の方法を探します。
余談ですが現實の洞窟もガスが充満して危險な所があるので、酸欠死を防ぐ為にも洞窟探檢者はガス檢知器が必需品らしいです。

頭テカテカ 冴えてピカピカ それがどうした
珍しくツッコミ役になるヒロイン

相談ついでに暫し仲間との會話を樂しみます。

次の行動が決定

とりあえず情報収集に一旦山を下りる事に致します。
アイテムの「命綱」を使うと山の入口の杭の場所まで瞬時に戻る事が出來ます(杭に縄をかけておいた場合に限る)
洞窟や秘境等、危險な場所を探檢する際は「どうやって外に出るか」をまず第一に考えなくてはなりません。

房総半島を行ったり來たり

とりあえず付近の町に出向く事に致しましょう。まずは木更津へ向かいます。
しかし行く先々で通行人一人一人に話を聞くのは非常に面倒です。
そこで、このゲームではこう云うお店を利用します。

居酒屋、通称「赤提灯」

RPGでは、しばしば見かける酒場です。當然このゲームでも存在しています。
多くの場合そこで屯している人達と話すだけの設備なのですが、ドラクエでもFFでも「どうして主人公は酒を注文出來ないのか」と云うのが子供の頃からの疑問でした。
かの迷作たけしの挑戦状』では普通に呑めるのに…。しかもカラオケ迄も出來るのに……。

吞み屋に入ったら、まずは一杯

このゲームではお店の人に酒を注文して戴く事が出來ます。
呑むと気力(MPに相當)を回復出來ます。

1杯370圓程の安酒です

一應、カットインを入れました。
店によっては、もっと上等な大吟醸や他では呑めない地酒を用意している所もあり、制作者である私の無駄なこだわりが詰まっています。

私の愛讀書

全國津々浦々、まだ見ぬ銘柄に想いを馳せてゲームの中の私の分身達に酒を愉しんでもらうのです。

情報入手

酒を呑むと色々な情報を聞き出す事が出來ます。
情報は歩いて掴むなんてのは古いのです。町に着いたらまず一杯はこのゲームの基本です。

色々知りたければ澤山呑む

酒は注文する度に違う情報を聞けるので何杯もお代わりすると色々な事が解ります。
勿論町の人に逐一話しかければ聞き出せる事と同じ内容なのですが、手っ取り早く情報を得るにはコレが一番です。

謎解きは手掛かりの要点を把握する事が第一です。
これは國語の「長文讀解」や「小論文」の問題を解く方法と似ています。
情報を整理し問題を解く。苦學した若い頃の經驗は色々と活きるものです。

しかし…

大切です。お酒との上手な附き合い方…

あまり呑んでいるとストップが掛かります。
ここいらで店を退散するのが酒呑みの嗜みですが…

呑み過ぎたのは♪貴方のせいよ♪

それを無視して酒を注文し續けると、この様に画面が暗転して「とんでもない事」が始まってしまいます。

「店を放り出される」「寝落ちして所持金を盗まれる」「氣附くと全然違う場所に居た」「メッセージウインドウが『オロロロロロ』の文字で埋め尽くされる」「周りの客と喧嘩する」「役人に連れて行かれて番屋で怒られる」等、ランダムで酔い潰れた時のペナルティイベントが發生します。
描写が妙に生々しいのが「私クヲリティ」なのです。

さて、ここまでの會話を要約すると「木更津の町の近くの古寺に何か怪しげな光る物を見た」と云う情報を得られます。
早速そこへ向かいたいところですが、折角木更津へ來たのですから賈い物等を樂しみたいところです。

廻船問屋へGO!
木更津と云ったら…

尚、江戸時代には當然「アウトレットモール」なんてのは無かったのですが、史實では木更津は江戸湾を行き來する船の荷物が集まる町であり、廻船問屋では色々な品物が賣られていたそうです。

飯屋で食事

賈い物が濟んだら飯屋で食事をしていきます。
氣附けば土気の山を下りた時から何も食べていなかったのです。
イマドキ流行りの「クエスト」ではなく、現地をのんびりと樂しむのがこのゲームの大切なところです。

浜焼きを注文

飯屋のお品書きは町毎に違うのがコダワリです。
その為にその土地の郷土料理等を調べているのですが、制作時のこうした下調べには面白い發見が幾つもあります。


こうして主人公達は冒險もそっちのけで酒を呑んで賈い物をして食事をして…と随分散財をしたので、ここいらでお金を稼ごうと思います。

續く…




残暑お見舞い申し上げます。

折角のお盆なので「綺麗どころ」に集まってもらって浴衣を着て戴きました。
日本の夏の風情を思い乍ら適當に作画を簡略化するのが「私クヲリティ」です…。
台風に酷暑。まだまだ油断の出來ない日々が續きますが、どうぞ皆様ご自愛くださいませ。

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