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裏山の大冒險

愈々以って暑さも厳しく聯日の酷暑も夏の訪れを感じさせる今日この頃ですが、自室の扇風機も猛烈にフル稼働しております。
クウラ様はここぞと云う時に温存するのが可憐な一人者のポリシィなのです。
皆様に於かれましては今年も尋常ではない暑さでございます故、どうぞお軆を勞わってくださいませ…。

聯日の猛暑日。例の三人組も今日は川遊びを樂しんできた様でございます。
私も昔は學校の水着で川遊びなどよくあったものでした。

さて、前回の續きでございます。

前回、主人公の住む村に女の子に瓜二つの子が倒れ込んできたかと思えば公儀の役人を名乗る侍がやってきて一悶着あったところです。
斯くして姿を消した女の子のそっくりさんを探し出し、正軆を確かめようとするのであります。

マイナーな地名が出てきます

先ずはRPGの常識、村人に話しかけての情報集めです。
どうやら先程の侍はここから北の方の土気の村へ行った様です。

土気と書いて「とけ」と讀みます。
土地の人でなければ、なかなかの難讀地名ではなかろうかと存じます。

更に情報を…

どうも村に現れた二人組の侍の内、1人が村の出入口でこちらを見張っている様です。
そして…

接触して戰斗に

村を出ようとすると急襲してきます。當然、戰斗になります。

敵はあまり強そうに見えない下級武士ですが、それでもれっきとした武士であり、先の山賊とは比較にならない位に強力です。

一桁ダメージ…

現段階では一番攻撃力の強い主人公でも一桁ダメージがやっとです。
ところが…

安定して二桁ダメージを與える女の子

「肥溜の柄杓」と云う反則的な武器を持つ百姓の女の子は安定して二桁のダメージを與えます。
こんな物で殴られたら、ひとたまりもありません。
カタログスペックは貧弱でも、この武士に對しては與ダメージ200%と云うとんでもない補正が掛かっております。

實は武器にも色々な種類があり、敵によってその有効率も異なってきます。
このゲームでは武器の本當の強さは数字だけでは判らないのです。

石投げちゃおっと!

通常攻撃ではあまり敵にダメージを與えられないので、主人公は石を投げつけて攻撃します。

石拾いに精を出す主人公

よくマップの道端や隅っこにこの様な石が落ちております。
これは單なるオブジェクトではなく、調べるとアイテムとして拾得出來るのです。
そして戰斗中に使うと敵に投げつけて攻撃する事が出來ます。

能力價に關わらず10~20程度のダメージを與える事が出來るこのアイテムは敵にダメージを與えられない時の一種の救済措置なのです。
勿論、1回投げれば無くなってしまう使い捨てですが、行く先々に落ちているので拾っておくと何かと後で役に立ちます。

主人公としては少々情け無い行為ですが、投石は人類が一番最初に手にした「武器」とも言われております。
命中率は3/4とやや惡いのですが、胸を張って堂々と敵に投げつけましょう。

或る程度ダメージを與えると、敵は今わの際にヒントを言い残します。
そして…

名言「ぐふっ」

かの有名な國民的RPGでは死ぬ間際の言葉は、みんなこの「ぐふっ」だったのです。
一般人であろうと大魔王であろうとエルフの美女であろうと死ぬ時はみんな「ぐふっ」だったのです。
「ウボアー」とか「ぬわー」とか有名な断末魔の叫びは色々ありますが、昔はみんなコレだったのです。

さて、とりあえずここで「土気」と云う地名が出てきました。
何か手掛かりが掴めるかもしれませんので、そこへ向かう事に致します。

土気は主人公達の村からすぐ北へ行った場所に在ります。
村のすぐ傍の林道を通ればすぐに着きます。

敵が出現!

途中こんな奴らに遭遇しますが、心強い仲間が居るので問題ありません。

1發KO

この辺に出現する人間系の敵はこの(世にも恐ろしい)武器で攻撃すれば1撃で倒せます。
数價的には非力な女の子の持つ「肥溜の柄杓」は猛威を振るいます。

農村の乙女、氣分だけでも「美少女戰士」

主人公達は土気の村へやってきました。

情報収集はRPGの基本

村人の話を聞くと、どうやら主人公達の村に現れた侍がここに來た様です。

侍の後はお坊さん

更にその侍の後にお坊さんが來た様です。

山へ

この村からは土気の裏山に入れる様です。
斯くして「裏山の大冒險」に出掛けます。
一寸昔に友達と色々な場所でやった「探檢」の様なノリで先へ進みます。

杭を發見

山に入った主人公達が最初に目にしたものは「丈夫そうな杭」だったのです。
この杭にアイテムの「命綱」を結わいておく事で、いつでもこの場所に戻ってこられる様になります。
所謂「ダンジョン脱出」の手段なのですが、この通り手動式なのです。
その辺りは現實的に出來ております。危險な場所へ入り込む時は脱出する手段を考えておかねばなりません。
勿論、命綱を消費せずに無視して先に進む事も出來ます。
何分にも魔法でどうにでもなる「ファンタジー」ではないのです。

燃える気とは何か?

山中に石碑が在るので調べると、なにやら不穏な碑文が確認出來ます。
土気の村人も、この「燃える気」と云うものに言及している人が数人おりましたが、その正軆は現時点では不明です。

村人の証言

「井戸に煙草の吸殻を投げたら燃え上がった」とか色々な話を聞きますが、現實のこの辺りを知る人ならばピンとくる筈です。

お坊さんを發見!

山中を進んで行くとお坊さんが新路上に佇んでいます。
どうやらこれが村人達の言っていた「お坊さん」らしいのです。
ここより他に先に進める箇所はありません。
そこを塞ぐ形で立っているのですから、絶對に何かあります。

果たして、このお坊さんは何者なのでしょうか!?

續く…!


折しも私の住んでいる地域ではお盆なのです。
この数日間、少しずつ實家で準備を重ねてきましたが、何とか形になってよかったです。

迎え火を濟ませて

大切にしましょう日本の歳時記。そしてご先祖様。



…あ、日附を越えてしまった………。

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