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OBREMO新商品の開発について vol.3

ドッグフードブランド「OBREMO」の商品開発を担当しております渡部と申します。いつもOBREMOをご愛顧いただき本当にありがとうございます。
写真は私の愛犬『ちくわ』です。
OBREMOドッグフードを毎日食べ続けて涙やけも消え毛艶も良く元気いっぱいのチワワです。

チワワのちくわ

こちらのnoteでは、私たちがこだわりを持って作っているフードが、どのようにして誕生するのか、ありのままを飼い主さんにお伝えしていきます。
商品が誕生するまでには様々な工程があります。

企画準備 → 企画検討 → レシピ作成 → サンプル作成 → 成分分析 → 本生産

といった順序で商品開発を行っており、今回は企画検討についてお話させていただきます。
これを読んだ皆さんがOBREMOのドッグフードに更に興味を持っていただけると、とても嬉しく思います。

コンセプトの検討

前回の記事でお伝えしたとおり、飼い主さんの感覚を理解できるようにコンセプトと効果の関心度合いをそれぞれ確認しました。
そこで多くの飼い主さんが『骨や関節の悩み』『腸の健康』『免疫をつける』『消化の良い食べ物』この4つについて興味や関心が高いことがわかりました。

日々飼い主さんとお電話やメールでコミュニケーションを取っている私たちは、「色々なフードを試したがなかなか食べてくれなくて困っている」といった話は多く聞いていたので『食べない』という悩みは多いだろうと思っていましたが、意外にもそれほど関心は高くないことがわかりました。
多くの飼い主さんに確認していくことで関心の高いコンセプトにたどり着けました。

既存商品リニューアルの検討

少し話は変わりますが、同じタイミングで現在販売している商品のリニューアルも検討していました。
より高品質なものを国内のみならず海外の原材料も含め検討していたところ、国内の馬肉よりも海外の馬肉のほうが品質が安定していることがわかりました。
日本国内では馬肉の消費は牛豚鶏などに比べると少なく、馬肉をよく食べる国と比べると食用として育てられる馬が少ないのです。また、国内の馬は様々な目的で育てられており、餌も育て方も様々です。
そのような状況にも関わらず、一括りで国産馬肉として市場に流通しているため、タンパク質量や脂肪量などの栄養素が個体によって違い、商品の品質が安定しにくいのが現状です。
私達は、品質の高い海外の馬肉業者との取引を始める見通しがたっており、より高タンパク・低脂質で栄養素の安定した商品が作れそうな手応えを感じています。

レシピ作成

次回はいよいよレシピ作成についてお伝えします。
新商品のコンセプトが決まり、このコンセプトがどんな商品になっていくのかをお伝えしていきます。それでは次回をお楽しみに。