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【高橋幸宏】ONCE A FOOL

1989年10月1日。
「ずっと高橋幸宏「ONCE A FOOL」聴きながら、私小説「APRIL FOOLS」を新しいパソコンで打ち直す」

 これ何度も原稿に書いてるんですけど、高橋幸宏さんにはいろんな角度からのファンがたくさんいますが、私のように日本語詞の恋愛ソングの幸宏さんがいちばん好きというのは、かなり少ない層だと思ってます(もっと大きなトピックが山ほどある方ですから)。
 なんせ私がいちばん好きな幸宏さんの曲は、このアルバム収録の「今日の空」ですからね。

  ♪きょおのぉ〜そぉらはすこぉしぃ〜かなしいぃってぇ〜
 
 何百回とやった幸宏さんモノマネ。
 
 後年お会いするようになって、私がそのへんの熱心なファンと知ったらすごく喜んくださって、ときどき雑誌のインタビューなどで私の話をしてくださってました。
 
 この時期、「今日の空」を筆頭に幸宏さんのラブソングのほとんどは、「他の男が好きな女の子に、それを言わずに思いを寄せてる」というストーリーでした。後に変化していきますが、私は「片思い期」と位置付けています。
 
 そして私、「今日の空」(85年)からおよそ20年後、「せつなくなると、「今日の空」を聴いて自分をより落ち込ませる」という設定の男の子が主人公の小説を書きました。
 
 日記に「私小説「APRIL FOOLS」」とありますけど、もちろんタイトルはディオンヌ・ワーウィック(バカラック作曲)の名曲から。ちょうど前項に出てきましたね。
 私、英語がまったくできないんですけど、「APRIL FOOLS」と、本アルバム収録のトッド・ラングレン「I SAW THE LIGHT」の2曲だけはソラで歌えます。
 どちらも幸宏さんのカバーで覚えました。

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