アッシュ・スミス 【忘却レコードショップ】

本業は別の名前の小説家。 これまで【忘却タウンガイド】で、自分の記憶と街の記憶から消え…

アッシュ・スミス 【忘却レコードショップ】

本業は別の名前の小説家。 これまで【忘却タウンガイド】で、自分の記憶と街の記憶から消えていく前に存在した店などを書いてきましたが、ここからはがらりと話を変えて、「音楽版」を綴っていきます。 「忘却ブラウン管」「忘却マガジンストア」も同時進行していきます。

最近の記事

【ジョー・ジャクソン】

1990年2月22日。 「友人にAL STEPHANOのレコードと、ジョー・ジャクソンのテープ借りる」  これもまったく覚えてなかったんですけど、「Steppin’out」は聴いてすぐ思い出しました。というかこの有名な曲がジョー・ジャクソンだったんだ。  当時聴いたことはすっかり忘れてましたけどおしゃれ。いまさらだけど聴き直してみようかしら。  以下、マツダファミリアCMの、8:15からの中井貴一さん7本立てもジョー・ジャクソンです。

    • 【アル・ステファノ】

      1990年2月22日。 「友人にAL STEPHANOのレコードと、ジョー・ジャクソンのテープ借りる」  まずAL STEPHANOの読み方がわからなかったですし、調べてもどのアルバムかもわからず、ウィキすら出てこず、YouTubeで、やっぱり当時好きだったイージーリスニングのラテン版みたいなものかと、雑な感想を抱きました。

      • 【クロディーヌ・ロンジェ】カラーズ

        1990年2月21日。 「15:00新宿。レコード屋でクロディーヌ・ロンジェ「カラーズ」買う」  前に書きましたが、バート・バカラック、セルジオ・メンデスなど、家にA&MレコードのLPがいくつかあったことと、ピチカート・ファイヴ「カップルズ」中毒になったことで、古いレコードをあさるようになりました。  というわけでクロディーヌ・ロンジェも「A&Mレコード」さかのぼり。 1990年3月12日。 「神保町の中古レコード屋でクロディーヌ・ロンジェのMAX20」 1990年4月

        • 【THE PARADE】

          1990年2月14日。 「御茶ノ水ディスクユニオンで「THE PARADE」見つけて買う」  これはたぶん、ロジャー・ニコルズからの小西康陽さんリコメンドのソフトロックを追っかけてくシリーズだったと思います。  これが単純なバンド名もあって検索が難航しました。やっと見つけたウィキによると短命のバンドだったようです。

        マガジン

        • 忘却レコードショップ90年代ベスト
          17本
        • 忘却タウンガイド10年代ベスト
          4本
        • 忘却タウンガイド00年代ベスト
          86本
        • 忘却タウンガイド 90年代ベスト
          74本

        記事

          【ロジャー・ニコルズ】Roger Nichols and A Circle of Friends

          1990年1月19日。 「渋谷に寄って、ロジャー・ニコルズのレコード探すが見つからず」 1月22日。 「ディスクユニオンでロジャー・ニコルズ注文して帰る」 2月10日。 「入荷の電話あって、御茶ノ水ディスクユニオンで、ついにロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ買う。帰宅後、ずっとロジャー・ニコルズ「DON’T TKAKE YOUR TIME」「LOVE SO FINE」ばっかり聴く」  ロジャー・ニコルズについては、やはりまずピチカート・ファイヴ「カ

          【ロジャー・ニコルズ】Roger Nichols and A Circle of Friends

          【ニール・ヘフティ】

          1990年2月2日。 「六本木WAVE。ニール・ヘフティ探したがなかった」  私がいちばん愛する俳優がジャック・レモンで、そのジャック・レモン出演作でいちばん好きなのが「おかしな二人」という映画です。  たぶんこのときは、ニール・ヘフティの「おかしな二人」のサントラ、もしくは他のレコードないかなと探してました。  その「おかしな二人」の予告とそのテーマ曲がこちら。  いつ聴いても好きだなあ。(でも下の曲のYouTube、画面が「裸足で散歩」という別の映画のものになっ

          【高橋幸宏】FAIT ACCOMPLI

          1990年2月7日。 「夜ヒットに高橋幸宏。鈴木慶一作詞の「1%の関係」。すげーいい! 最近SalidaのCM出てるし、トヨタMR2の曲も高橋幸宏」  「FAIT ACCOMPLI」という曲でした。  そういえば幸宏さんはよく、ビートニクスで日産のタイアップソングを作ったけど、タイトルが「トータル・リコール」でボツになった、というエピソードトークをされてたりしました。

          【高橋幸宏】1%の関係/夜のヒットスタジオ

          1990年2月7日。 「夜ヒットに高橋幸宏。鈴木慶一作詞の「1%の関係」。すげーいい! 最近SalidaのCM出てるし、トヨタMR2の曲も高橋幸宏」  これは衝撃でしたね。幸宏さんの中でもトップクラスに好きな曲ですけど、この夜ヒットで初めて聴いて、最後のフレーズで号泣しました。  録画してたんですけど、何度繰り返し見たことか。  後年、幸宏さんと慶一さんご本人にこの歌の素晴らしさを語らせてもらったんですけど(なにしてんだ私)、「最後で涙腺決壊しました」と言ったら、幸宏

          【高橋幸宏】1%の関係/夜のヒットスタジオ

          【BAJA MARIMBA BAND】

          1990年1月25日。 「友人にバート・バカラックのCDと、BAJA MARIMBA BAND借りる」  バハ・マリンバ・バンドというワードは覚えてるのですが、まったく記憶にないなあ。どのアルバムかもわからず。  昔ならここで終わるんですけど、いまはYouTubeとかありますから聴いてみると、なるほど、当時の私が好きそうな音です。  英語のウィキの冒頭を翻訳したら、ハーブ・アルパートがプロデューサーだったんですね。

          【佐野元春】NHKライブ番組

          1990年1月21日。 「14:40、NHKで佐野元春ライブ」  ここまで日時しっかり日記に書いてるんですけど、検索は残念ながら出ず。  ウィキによるとこの前年の6〜12月、「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」のツアーをやられてたというので、そのライブをオンエアしたのでしょうか。

          【ハーブ・アルパート】

          1990年1月12日。 「六本木WAVEに寄って、「カジノロワイヤル」入ってる、ハーブ・アルパートのCD買う」  まず映画についてはこちらの忘却映画館を。  そしてその曲がこちら。バート・バカラック作曲。さすがのおしゃれさ(タイトル画面も)。  というわけでその曲だけ目当てにCD買ったんですけど、他も良かったですよ。もう忘れかけてますが。  そういえばハーブ・アルパートのロバートブラウンのCM、ナレーションは広川太一郎さんだったな。  過去あちこちで原稿書いてます

          【ザ・タイマーズ】TIMERS 【RCサクセション】COVERS

          1989年12月12日。 「友達に「COVERS」「TIMERS」テープもらう」  まず忘却ブラウン管の「夜のヒットスタジオ」での、タイマーズのFM東京事件をお読みください。  というわけで忌野清志郎さん「ぽい」人が、沢田研二さんの「ジュリー」をもじった「ゼリー」という名前で組んだバンド。  でも「お○んこ野郎FM東京」があるにもかかわらず、タイマーズといえばモンキーズ「デイ・ドリーム・ビリーバー」のカバーがずっと愛されていて、サントリーモルツやセブンイレブンなどの

          【ザ・タイマーズ】TIMERS 【RCサクセション】COVERS

          【ジャック・タチ】

          1989年10月27日。 先に10月4日。 「シネヴィヴァン六本木でジャック・タチ特集やってて、そのタイトルが「ぼくたちの伯父さん」」 そして27日。 「六本木WAVEでジャック・タチのサントラCD(ついに)見つけて買う」  これは「女王陛下のピチカート・ファイヴ」でも書きましたけど、忘却マガジンストアの「VISAGE」をまず参照ください。  小西康陽さんによるリバイバルブームで脚光浴びたジャック・タチの4作品のサントラ集でした。  ジャック・タチのの諸作品は以下、

          【スウィング・アウト・シスター】カレイドスコープ・ワールド

          1989年10月20日。 「友人に借りた、スウィング・アウト・シスター「カレイドスコープ・ワールド」が超いい」  スウィング・アウト・シスターといえば、そりゃもう「ブレイクアウト」ですね。(このセカンドアルバムの前のヒット曲です)  発売の86年以降、私のまわりでは好きなミュージシャンが違う人でも全員、この曲はこぞって推してた印象があります。  いま聴いても前奏から完璧だもん。  英語がまったくに苦手な私でも、「Don’t stop to ask Now you’ve fo

          【スウィング・アウト・シスター】カレイドスコープ・ワールド

          【高橋幸宏】EGO

          1989年10月5日。 「友達に高橋幸宏「EGO」テープもらう」  前にも書きましたけど、まだお金ない大学時代なので、誰かがLP買ったりレンタルレコード店で借りてダビングしたら、それをカセットテープにまたダビングしてもらうのがあたりまえの時代です。  後でちゃんと書い直してますからね。なんの言い訳だ。  というかさらに後年、私、幸宏さんのベスト盤のライナーノート書かせていただくとき、その(ベスト盤の)期間のアルバムを全部送っていただいたりしております。自慢。  「EG

          【高橋幸宏】ONCE A FOOL

          1989年10月1日。 「ずっと高橋幸宏「ONCE A FOOL」聴きながら、私小説「APRIL FOOLS」を新しいパソコンで打ち直す」  これ何度も原稿に書いてるんですけど、高橋幸宏さんにはいろんな角度からのファンがたくさんいますが、私のように日本語詞の恋愛ソングの幸宏さんがいちばん好きというのは、かなり少ない層だと思ってます(もっと大きなトピックが山ほどある方ですから)。  なんせ私がいちばん好きな幸宏さんの曲は、このアルバム収録の「今日の空」ですからね。  ♪き