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【忘却度0%】ノッティングヒルの恋人

1999年8月2日、15:30六本木ギャガ試写室で鑑賞。

 出ました。ラブコメ最高傑作。

 そして後に私が、(映画マニアほど馬鹿にして誰もやらないから)ラブコメ映画評論家となって、そんな本まで出すようになるきっかけとなった映画。ヒュー・グラントを「おヒュー」と呼び、男優偏愛を語る映画誌の連載を15年以上続けることになるきっかけとなった映画。

 ジュリア・ロバーツとメグ・ライアンの二強時代だった90年代ラブコメが、00年代のヒュー・グラント時代へと移行する記念碑的作品でもあります。ジュリア・ロバーツとヒュー・グラントが共演して、直接バトンが渡されたと思うと感慨深い。

(以上、当事者たちも普通の映画評論家も、誰もそんなことは言ってない、私だけの主張ですのであんまり真に受けないほうがいいかもしれません)

<ポスターを見てみよう>

ノッティングヒルの恋人

 ちなみにですがテレビ放映の吹き替えは、戸田恵子さんと井上和彦さんでした。こちらも素敵。

<ネットで調べてみる>

 上記の私の著作や連載でさんざん語ってることなのですが、ラブコメというのは落語です。話は決まってる。出会って、恋をして、別れて、再び出会う。それだけ。なので「何を語るか」ではなく「いかに語るか」がいちばんはっきりとわかるジャンルなのです。そのほぼ完璧なお手本が「ノッティングヒルの恋人」と言ってもよいでしょう。

 以上、日本一この映画について原稿を書いたと自負してる私がめずらしくちゃんとしたことを書いてみました。

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