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忘却映画館 00年代ベスト

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忘却映画館 00年代ベスト
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#映画あ

【忘却度40%】アタメ!

2009年7月19日、購入したDVDで再見。  初見は1991年2月3日、銀座の劇場での鑑賞でした。この後で彼女になる女子とのデートムービー。  突然ですがこれを書いてるのは2021年3月なのですが、先日「花束みたいな恋をした」を見に行ってきました。  あの映画を30年前に撮ってたとしたら、主人公カップルはやはり、アルモドバルは見に行ってるんではないでしょうか。いまでは女性映画の巨匠みたいなイメージなのかもしれないけど、このころはそれくらい、キワモノ感が逆にオシャレみた

【忘却度10%】あしたのジョー2

2005年7月4日再見。  これも前に書いたダビング作業中に見入ってしまいました。  出崎統演出のすごさは今さら語るまでもないですが、やはり「あしたのジョー2」が私はいちばん好きです。  大塚康生先生や板野一郎先生はときどき話題になりますが、出崎演出特集みたいなのもいつかテレビでやってほしいなあ。 <ネットで調べてみる>  いまふと思ったんですけど、バラエティ番組で演者が口からものを吐くとき、キラキラが合成されるじゃないですか。あれって出崎演出がルーツなんでしょうか?

【忘却度10%】アルフィー

2005年4月8日、15:30東銀座UIP試写室で鑑賞。  ジュード・ロウのリメイク版です。  オリジナルのマイケル・ケイン版をこよなく愛する私ですので、試写が始まったらすぐに駆けつけました。  そしてオリジナルには及ばないまでも、ジュード・ロウ版もすばらしい出来でした。ちゃんとカメラ目線トークも様になってたし。  後年、DVDも買いました。 <ネットで調べてみる>  マイケル・ケイン版のように、ラストにバート・バカラックの「アルフィー」のメインテーマ流れたっけと確認し

【忘却度0%】アイデン&ティティ

2003年7月29日、9:30シネセゾン渋谷での0号試写で鑑賞。  このすばらしい映画に関しては言うこともないです。

【忘却度40%】アレックス

2002年11月14日、渋谷東急での試写で鑑賞。  迂闊に見ると衝撃を受けるので注意が必要な映画。ギャスパー・ノエですし。  ものすごく不謹慎なこと言いますけど、モニカ・ベルッチの地下道のシーンだけ、見直したいなあ。  だんだん過去に戻っていく構成でした。  そういえば地下道でモニカ・ベルッチをどうにかしちゃう男はゲイですよね。なんであんな世界一女っぷりのいい女をどうにかしたんだろう。 <ネットで調べてみる>  不謹慎ついでに、地下道のシーンと、復讐の惨殺シーンの2つ

【忘却度20%】アバウト・ア・ボーイ

2002年7月26日、15:30東銀座UIP試写室で鑑賞。  「おヒュー」(命名私)ことヒュー・グラントへの偏愛がそもそもの始まりで、映画雑誌で15年以上連載してるくらい、おヒュー主義者な私。  そんなおヒュー作品の中でもこれは3本指に入る傑作です。  原作が(これもかなりの打率で好きな)ニック・ホーンビィとの相乗効果。  古くて容量の少ない私のHDDプレイヤーに、録画残してある数少ない映画のひとつ。(この配信の時代に何を言ってるんだですが) <ネットで調べてみる>  

【忘却度40%】アイ・アム・サム

2002年3月19日、19:30丸の内プラゼールの試写で鑑賞。  知的障害があるショーン・ペンの父と、ダコタかエルのどっちかのファニングの娘が引き裂かれそうになるのを、アラフォーの美貌が最高峰だったころのミシェル・ファイファーの弁護士が救う話。  ちょっとあらすじの文面のバランスがおかしかったでしょうか。  このころのこの手の映画の中では、けっこう覚えてるほうですね。いい映画だったからだけではなく(いい映画でも全然覚えてないのもありますし)、やっぱりメインの3人ともが印象

【忘却度30%】アザーズ

2001年11月28日、18:30テアトル銀座の試写で鑑賞。  「オープン・ユア・アイズ」でブレイクしたアレハンドロ・アメナーバルのハリウッド進出作。主演はニコール・キッドマン。  ハリウッド進出作、と聞くと嫌な予感のほうが当たったりしますが、これは大当たりでしたね。いわゆる何も知らずに見たほうがいい映画です。  脚本もアメナーバル自身だったのかな。 <ポスターを見てみよう>  これ系の設定の映画、他にもいろいろあるよなと検索しようとしたら「実は」+次の1文字で後の

【忘却度90%】アメリカン・スウィートハート

2001年11月16日、19:00ル・テアトル銀座の試写で鑑賞。  ジュリア・ロバーツとジョン・キューザックのラブコメ。  ですが、話は忘れてしまいました。 <ポスターを見てみよう>  キャサリン・ゼタ・ジョーンズとビリー・クリスタルのことはすっかり記憶になく。 <ネットで調べてみる>  スターの同士の夫婦のジョーンズとキューザック、しかし夫婦仲は最悪で、キューザックはジョーンズの妹のロバーツと恋に落ちて、という展開でした。ラブコメマニアの私ですが、なぜかこれはま

【忘却度80%】アモーレス・ペロス

2001年8月27日、18:00徳間ホールでの試写で鑑賞。  イニャリトゥのデビュー作。  3つの話が同時進行していって、全部に犬が絡んでくる構成でした。  日記にも「いい」と書いてるし、よかった記憶もあるけど、その3つの話を全然覚えてない。 <ポスターを見てみよう>  なんだこの「世界の真中で愛を叫んだ犬たち」って寝ぼけたコピーは。  でもこのとき、「世界の中心で、愛をさけぶ」の小説版が出たばっかりのころ(大ブームになる前)じゃないかな。 <ネットで調べてみる

【忘却度50%】アメリ

2001年8月22日、18:30徳間ホールの試写で鑑賞。  出た、アメリ。当時、アメリ現象とか言われるくらい一大ブームとなりましたね。  アメリ女子、いま40代かあ。いまもクリームブリュレ食ってるのかな。 <ポスターを見てみよう>  いま見るとこのビジュアル、怖いな。  マチュー・カソビッツが大人のおもちゃ屋ということで、私がこの映画から導き出した教訓は「道具に頼る幸せもある」でした。私見です。 <ネットで調べてみる>  日本の配給のK君が、ジャン・ピエール・ジ

【忘却度20%】あの頃ペニー・レインと

2001年1月12日、15:30ソニー試写室で鑑賞。  2017年にも再見してるのでそのとき記憶は補完しております。  これは元文化系少年はみんな好きでしょうね。うちの息子まで好きな映画。  連載してる雑誌でもレビュー原稿書きましたが、原題の「Almost Famous」は、後に小説の章タイトルで使わせてもらった記憶も。 <ポスターを見てみよう>  同世代の好きになった女は、すごい大人の男とつきあうものです。そしてそのすごい大人の男が、大人になるとしょうもない奴だっ

【忘却度70%】赤い天使

2000年9月18日、レンタルビデオで鑑賞。  若尾文子様ファンですので見たいと思っていたうえに、ずっと敬愛するミュージシャンの方にオススメされてので、やっとビデオ見つけて大喜びで鑑賞したのでした。  戦地の看護婦、文子様がエロい映画です。 <ポスターを見てみよう>  そうだ、増村保造でした。 <ネットで調べてみる>  予告編あったので映像久しぶりに見ましたが、これは再見しないとですね。文子様のいろいろを拝見するために。

【忘却度0%】アイアン・ジャイアント

2000年3月7日、15:30ワーナー試写室で鑑賞。  完璧な映画。号泣。  DVD買って何回見たかなあ。さらに2019年には、自分の小説の勉強のために、「DVDで分数計ってあらすじを抜き書き」なんてこともしてます。 <ポスターを見てみよう>  思い出すだけでも泣けてくるもんなあ。 <ネットで調べてみる>  ほっといてもまた見ちゃうと思います。