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忘却映画館 00年代ベスト

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忘却映画館 00年代ベスト
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#映画ま

【忘却度30%】マトリックス・レボリューションズ

2013年10月30日、18:30新宿ミラノ座での試写で鑑賞。  正直なこと言えば「1」「2」に比べて、この3作目はカタルシス少なめでした。やっぱり総力戦よりも少数精鋭戦のほうがマトリックスには似合うかなと。でも、それでもすごいですけどね。  やっぱり助演男優賞はミフネ船長ですよね。 <ネットで調べてみる>  山ほどのエージェントスミスとネオが戦った後のエンディング、忘れてる自分にびっくり。私もマトリックスに取り込まれたのかしら(適当)。

【忘却度20%】マトリックス リローデッド

2003年5月15日、渋谷パンテオンでの試写で鑑賞。  この日のことでよく覚えてるのは、あの緊迫感しかない高速道路シーン、終わりでモニターしてた仲間が「やった!」となるシーンと同時に、客席のあちこちからほっとした溜息がシンクロ、その後、そのシンクロに対して軽い笑いが起きたこと。  いま振り返ると、3作の中でこれがいちばん好きかもしれないです。 <ネットで調べてみる>  また見ます。

【忘却度80%】マルホランド・ドライブ

2001年10月11日、17:30徳間ホールの試写で鑑賞。  ナオミ・ワッツがおっさんの俳優相手にやけに長いラブシーンのリハーサルをやってるところくらいしか、もはや覚えてないなあ。  デビッド・リンチといえばこの人、という仲良しの映画評論家の先輩に後日、この映画についてインタビューして、リラックス誌用に面白おかしく原稿にしたりしたのに。 <ポスターを見てみよう>  「ロスト・ハイウェイ」もよくわからない映画でしたけど、まだどこからが現実でどこからが夢でみたいなのが推察

【忘却度20%】マディソン郡の橋

2001年4月10日、テレビ放送で鑑賞。  出ました、清々しいくらいの「世紀のやりにげ映画」。  ナショナルジオグラフィックのカメラマンが、田舎の主婦とやるだけやって去っていく話です。  メリル・ストリープ側からすれば「壮大なる不倫正当化映画」ですね。  大好きです。好きなんかい。 <ポスターを見てみよう>  映画から教訓を導き出すという連載と、それをまとめた本を出したことがあると書きましたが、この映画の教訓は「浮気は病気、不倫は勘違い」でした。 <ネットで調べ

【忘却度10%】マレーナ

2001年4月12日、サンプルビデオで鑑賞。  大好きすぎる映画。  これまた大好きな「おもいでの夏」に通じる、「年上の憧れの女性」と「戦争の悲劇」。  とにかくモニカ・ベルッチがエロい。そして可愛い。 <ポスターを見てみよう>  この映画に私がいたら、マレーナをエロい目で見てる街のおっさん役になるのはわかってるのですが、私の気分的にはこのポスターの、後ろに座ってマレーナを見つめてる童貞少年です。 <ネットで調べてみる>  まだ未発表の小説で、70年代の洋画吹き

【忘却度30%】マルコヴィッチの穴

2000年6月7日、19:00渋谷東急の試写で鑑賞。  先に衝撃告白をしておきますけど、後年私、この映画の吹き替え版に出演しております。  ある雑誌で小特集みたいなことをするのは決まってて、アフレコ現場取材に行きがてら、出てみませんかとのお誘い。洋画吹き替えをこよなく愛してきた私にしてみれば、そんなプロのお邪魔をしちゃいけないという思いもあり、悩みに悩んだのはおよそ2分ほどで、喜んで引き受けさせていただきました。  誰の吹き替えを担当したかは内緒。ヒントとしては、出番は

【忘却度50%】マグノリア

2000年1月19日、20:00渋谷パンテオンでの試写で鑑賞。  いくつもの話があるので多少は忘れてますが、要所要所は覚えてるかと。  面白かったし、評判もいいのも知ってますが、当時もいまも唯一気になるのは、この手の群像劇にある「他エピソードとの繋がり」が希薄なところ。同時進行させなければ、30分くらいの関係ないショートストーリーを数本見ただけになってしまうんではないかと。  まあそれを、カエルの力技でくっつけたと言えなくもないんですけど、どうもそこの部分が消化不良。