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忘却映画館 00年代ベスト

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忘却映画館 00年代ベスト
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【忘却度40%】パッセンジャーズ

2009年1月23日、サンプルDVDで鑑賞。  全部のシーンを覚えてるかというとかなり忘れていると思うのですが、物語の根幹部分は全部覚えてます。これ系のオチは私、嫌いじゃないんですよ。  アン・ハサウェイ可愛いですしね。  いわゆるネタバレというやつなのでこれ以上は申し上げられませんが。 <ポスターを見てみよう>  ただ、これ系のオチの映画の中では、そんなに有名ではないですよね。悪くはないんですが、地味だったんですかね。 <ネットで調べてみる>  あえて見ようと

【忘却度0%】バーディ

2005年8月9日再見。  高校時代にいちばん好きだった映画。  何十回と繰り返し見ました。おかげで(英語はできませんが)次の字幕台詞まで全部わかるほどに。  鳥だけが好きなマシュー・モディンと、彼に興味を持って親友になるニコラス・ケイジ。ベトナム戦争で心を閉ざし何も喋らなくなったマシュー・モディンのところへ、医師の要望で顔全部を負傷したニコラス・ケイジが訪ねてきて、という話です。  最後のまさかのオチから陽気な「ラ・バンバ」が流れるところが最高なんですが、それが次第に

【忘却度30%】パッチギ!

2005年1月4日、サンプルビデオで鑑賞。  井筒監督で私が好きなのは、本作と「ヒーローショー」です。  キャストも皆さんいいのですが、ラジオ曲のディレクターの大友康平さんが役得でしたね。 <ネットで調べてみる>  沢尻エリカさんのなんて可憐なこと。  そうだ、ラスト「あの素晴らしい愛をもう一度」なんですよね。すばらしいエンディングです。

【忘却度80%】バッド・エデュケーション

2005年1月21日、18:30徳新橋間ホールの試写で鑑賞。  アルモドバルとガエル・ガルシア・ベルナルの組み合わせは本作だけでしっけ。  聖職者に少年時代性的虐待されてた青年2人の物語でした。うーむ、好きな映画だったのに忘れてるなあ。  2人の白ブリーフ姿は覚えてるのですが。 <ネットで調べてみる>  少年時代の恋人同士の男2人と、16年後に明らかになる真実、という忘れてましたがあらすじも面白かったです。見直そう。

【忘却度60%】8人の女たち

2002年8月15日、サンプルビデオで鑑賞。  前にも書きましたが、リラックス誌でたまに(たぶんシネリラックスという上映イベントに合わせてだと思うのですが)、その映画の特集ページを作っていて、この日も見てすぐに、凝ったフォトコミックの台割作りをしてます。  フランソワ・オゾンの大物女優見本市。  これも前に書いたかもしれませんが、アルモドバルといいオゾンといい、ゲイの監督は癖の強い大女優の扱いが巧いのはなんでだろう。  ポスター見る前に何人思い出せるかやっておくと、メイド

【忘却度20%】ハンニバル

2001年2月6日、18:00ギャガ試写室の先行試写で鑑賞。  当時ブルータス誌で大特集を組むことになってて、私を含めフリーで呼ばれた3人でページを分け合って担当することになってました。というわけでこれはマスコミ試写前の、そのチーム用の試写会でした。  まず思い出すのは、ジャンカルロ・ジャンニーニのたっぷたっぷの涙袋。 <ポスターを見てみよう>  後に映画から(勝手に)教訓を導き出すという連載をやっていて、それは本にもなったのですが、この映画の教訓は「セクハラに喜ぶ女

【忘却度60%】ハイ・フィデリティ

2000年12月11日、13:00ブエナビスタ試写室で鑑賞。  大好きな映画だったんですけど、昨年まで忘却度80%くらいでした。  映画誌の連載で、「15年後のラブソング」のレビュー原稿を書くときに、ニック・ホーンビーが関わった映画をチェックし直したときに、忘れてるのがショックであらすじ読んだり予告編見直したりしたので、現在は60%です。 <ポスターを見てみよう>  ジョン・キューザックとジャック・ブラックのことは覚えてても、肝心な「昔の彼女たちに会いに行く」というス

【忘却度0%】HANA-BI

2000年10月11日、DVDで再見。  前の「菊次郎の夏」同様、DVDのライナー編集のための再見ですが、この映画について書くのはこれが初になりますね。  初見は1997年7月3日、調布の東京現像所での関係者初号試写で。その後もマスコミ試写、劇場と見に行き、もちろんDVDでも何度も見てます。  あと病院のシーンがありましたが、そのときの撮影現場も見学させていただきました(1997年4月30日)。  ちなみにこれがその前にもらった撮影稿台本。  そしてこちらがこの試写

【忘却度20%】初恋のきた道

2000年9月8日、13:00徳間ホールの試写で鑑賞。  初めて見たときはSFを見てるような気持ちになりました。いまどき、こっそり男を隠れて見たり、とことこ歩いたり、あんな可憐すぎる女の子なんてこの世にいるのだろうかと。  そしてこの映画がすごいのは、レモン100個分くらい甘酸っぱくさせてくれるチャン・ツィイーが、梅干し100個分くらい頑固ババアになってしまうという現実をつきつけてくれること。 <ポスターを見てみよう>  可憐だ。(石川五ェ門風に) <ネットで調べて

【忘却度90%】パリの確率

2000年8月17日、15:30メディアボックス試写室。  これ、劇場パンフレットに寄稿したなあ。でも忘れてる。確率って妊娠の確率のことじゃなかったでしたっけ。  いま、セドリック・クラビッシュという監督名を絞り出したので、忘却度90%にさせていただきました。 <ポスターを見てみよう>  いやあ、2070年設定とか完全に忘れてる。  劇場パンフに書いた原稿の内容も、すっかり忘れてしまいました。 <ネットで調べてみる>  ネットに思い切り、私が書いた原稿の写真がア

【忘却度50%】ハピネス

2000年1月27日、サンプルビデオで鑑賞。  トッド・ソロンズ監督作。  私、この映画の劇場パンフレット、プレス、チラシなどすべての宣伝グッズの編集と執筆しております。なので、この日から最低でも10回は見てると思うんですよね。  そこまで関わった映画を、なぜよく覚えてないのだ私。  フィリップ・シーモア・ホフマンが夜な夜な女性にいたずら電話してオナニーしてるところとか、自分の友達をレイプした変態パパに「僕のこともそんな風にしたかったの?」と泣きながら聞く息子に、「オ